MENU
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
次に読む一冊、ちゃんと地図にします。
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
  1. ホーム
  2. ジャンル別
  3. ミステリー
  4. ある男 平野啓一郎 レビュー|他人の人生を生きた男の謎、アイデンティティを問う名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

ある男 平野啓一郎 レビュー|他人の人生を生きた男の謎、アイデンティティを問う名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 9/29
ジャンル別 ミステリー 純文学
2026年7月29日2026年9月29日
ある男(平野啓一郎・読売文学賞・別人を生きた男)レビュー記事のアイキャッチ画像

ある男 平野啓一郎 レビュー|他人の人生を生きた男の謎、アイデンティティを問う名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

平野啓一郎の『ある男』を読むべき理由を、他人の人生を生きた男という謎・「その人は誰か」というアイデンティティの問い・調査する弁護士自身の物語という3観点で完全解説。

愛した夫は、まったくの別人だった——弁護士が「ある男」の正体を追う物語を、ネタバレを最小限に紹介します。

最終更新日: 2026年7月28日

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

『ある男』をAmazonでチェック
  • 他人の人生を生きた男の謎を追う長編
  • 読売文学賞に輝いた平野啓一郎の名作
  • 文春文庫・電子書籍・中古版すべてチェック可能

Amazonである男を見る →

目次

ある男とは|平野啓一郎がアイデンティティを問う名作

項目 内容
著者 平野啓一郎
ジャンル ミステリ/ヒューマンドラマ
単行本発売 2018年(文藝春秋)
文庫化 文春文庫(2021年)
文庫ISBN 978-4-16-791747-0
受賞 第70回 読売文学賞
主人公 城戸章良(弁護士)
関連作 日蝕/マチネの終わりに
ある男 - 平野啓一郎

ある男

平野啓一郎|文春文庫

Amazonで見る →

『ある男』は、平野啓一郎が第70回読売文学賞を受賞した長編です。

弁護士・城戸章良は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫「谷口大祐」の身元調査を頼まれます。

里枝が再婚して幸せに暮らした夫は事故死しますが、法要で兄が遺影を見て「これは弟ではない」と告げる——調査を進めると、夫は他人と戸籍を交換し、別人の人生を生きていたことが判明します。「その人は誰か」というアイデンティティの謎を追う名作です。

ある男のあらすじ|愛した夫は「別人」だった

ある男 のあらすじの流れを5段階で示した図

物語は、弁護士・城戸章良のもとに、かつての依頼者・里枝が訪ねてくるところから始まります。

夫は、別人だった

里枝は数年前、再婚した夫「谷口大祐」と穏やかな家庭を築いていました。

しかし、その夫は事故で急逝。法要の席で、夫の兄が遺影を見て「これは弟ではない」と告げます。

里枝が愛し、ともに暮らした夫は——まったくの別人だったのです。

「ある男」の正体を追う調査

依頼を受けた城戸は、「谷口大祐」を名乗っていた男が、いったい何者だったのかを追い始めます。

やがて浮かび上がるのは、他人と戸籍を交換し、過去を捨てて別人の人生を生きていた男の姿でした。

「人は、他人の人生を生きられるのか」「その人は本当は誰なのか」——調査は、城戸自身の生き方にも問いを投げかけていきます。

※物語の真相や結末には触れていません。

ある男の3つの読みどころ

ある男 3つの読みどころ(他人の人生を生きた男という謎・「その人は誰か」というアイデンティティの問い・調査する弁護士自身の物語)

1. 他人の人生を生きた男という謎

本作の核心は、「他人と戸籍を交換し、別人として生きた男」という謎です。

なぜ彼は過去を捨てたのか、彼は本当は誰だったのか——ミステリとしての強い牽引力が、読者を引き込みます。

「人は過去から自由になれるのか」という問いが、物語を貫きます。

2. 「その人は誰か」というアイデンティティの問い

平野啓一郎が一貫して探究してきた、「人間のアイデンティティ」というテーマが本作に凝縮されています。

名前や戸籍ではなく、その人を「その人」たらしめるものは何か——深い問いが読者に残ります。

謎解きを超えた、思索的な読書体験を味わえます。

3. 調査する弁護士自身の物語

本作は謎の男の物語であると同時に、調査する弁護士・城戸自身の物語でもあります。

在日コリアンとしての出自や、自身の家庭を抱える城戸が、「ある男」の人生に自分を重ねていきます。

調べる者が、調べられる者に近づいていく構成が、本作に奥行きを与えています。

ある男と平野啓一郎の作品世界

ある男 「ある男」と弁護士・城戸を対比した図

平野啓一郎は、人間のアイデンティティや他者との関係を、知的な筆致で描く作家です。

関連作品 概要 関係性
日蝕 芥川賞受賞のデビュー作 初期の重厚な観念小説
マチネの終わりに すれ違う大人の恋 渡辺淳一文学賞受賞

恋愛を描いた『マチネの終わりに』と同時期の作品で、あわせて読むと平野啓一郎の現代小説の幅が見えてきます。

デビュー作『日蝕』の重厚さから、現代のアイデンティティを問う本作まで——作風の進化も楽しめます。

ある男の読了時間と難易度

  • 読了時間目安: 約7〜9時間(文春文庫版)
  • 難易度: ★★★☆☆(読みやすいが、テーマは思索的)
  • おすすめタイプ: 謎のある物語が好きな人/アイデンティティのテーマに関心がある人/読売文学賞受賞作を読みたい人

ミステリとしての牽引力と、深い問いを両立した一冊です。

平野啓一郎の現代小説を読みたい方におすすめできます。

ある男に関するよくある質問

Q. ミステリですか?

A. 謎を追う構成のミステリでありながら、思索的な人間ドラマでもあります。

「その人は誰か」という謎解きと、アイデンティティの問いが両立した作品です。

Q. 映画になったと聞きました。

A. 2022年に映画化されました。

妻夫木聡さん・安藤サクラさんらが出演し、日本アカデミー賞で多数の賞を受賞しました。原作もあわせて楽しめます。

Q. 平野啓一郎を初めて読むなら本作からでも大丈夫?

A. はい、ミステリ的な牽引力があり入門にも向いています。

謎を追う物語として引き込まれやすいため、まず本作から平野作品に触れるのもおすすめです。

『ある男』をKindleで読む

電子版はセールとポイント還元で実質の支払いが下がることがあります。紙と電子で価格が違うので、Amazonで確認してください。

Kindle版を見る →

まとめ|ある男はアイデンティティを問う平野啓一郎の名作

『ある男』は、平野啓一郎が第70回読売文学賞を受賞した長編。

愛した夫が実は戸籍を交換した別人だったという謎を、弁護士・城戸が追う——「その人は誰か」というアイデンティティの問いを、ミステリの牽引力とともに描いた名作です。

謎のある物語が好きな方・アイデンティティのテーマに関心がある方・読売文学賞受賞作を読みたい方におすすめできる作品。

文春文庫版で手に取って、平野啓一郎のおすすめ小説 人気ランキングや、『マチネの終わりに』とあわせて、平野啓一郎の世界を味わってみてください。

ある男 - 平野啓一郎

ある男

平野啓一郎|文春文庫

Amazonで見る →

今すぐ『ある男』を読み始めるなら
  • 文春文庫版がおすすめ・電子書籍版あり
  • 他人の人生を生きた男の謎を追う長編
  • 『日蝕』『マチネの終わりに』もまとめてチェック可

Amazonである男を見る →

ヨムマップは小説情報を実体験ベースで継続更新しています

その一冊、“耳”で読むという手もあります

長編や積んだままの本ほど、聴くと最後までたどり着けます。

  • 30日間の無料体験。期間内に解約すれば料金はかかりません
  • 数十万タイトルが聴き放題(無料体験後は月額1,500円)
  • 通勤・家事・散歩の時間が、そのまま読書の時間になります

Audibleの無料体験を見る →

※対象タイトル・料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。作品によっては対象外です。最新の条件は公式ページでご確認ください。

ある男・関連作品の読書ガイド

  • 平野啓一郎の全作品ガイド
  • 平野啓一郎のおすすめ小説 人気ランキング
  • 日蝕 平野啓一郎 レビュー
  • マチネの終わりに 平野啓一郎 レビュー

出典・参考情報

  • 文藝春秋『ある男』公式書籍情報(文春文庫 ISBN 978-4-16-791747-0)
  • 第70回 読売文学賞 受賞結果
  • 版元ドットコム/各書店データベース
  • Wikipedia「ある男」「平野啓一郎」項目(最終確認: 2026年7月28日)


ジャンル別 ミステリー 純文学
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • マチネの終わりに 平野啓一郎 レビュー|すれ違う大人の恋を描く名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 鉄道員(ぽっぽや) 浅田次郎 レビュー|直木賞に輝いた雪の終着駅の物語 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

この記事を書いた人

ヨムマップ編集部のアバター ヨムマップ編集部

関連記事

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子のレビュー記事アイキャッチ画像
    老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩のレビュー記事アイキャッチ画像
    法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤のレビュー記事アイキャッチ画像
    劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 雨穴の家 雨穴のレビュー記事アイキャッチ画像
    雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 神話 知念実希人のレビュー記事アイキャッチ画像
    神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 昇華 機捜235 今野敏のレビュー記事アイキャッチ画像
    昇華 機捜235 今野敏 レビュー|シリーズ3作で文庫化の間隔が3年1か月→1年11か月に縮んだ【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智のレビュー記事アイキャッチ画像
    頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智 レビュー|収録7編の目次を全部並べた異形短編集の文庫化【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎のレビュー記事アイキャッチ画像
    金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎 レビュー|4つの版を全部並べた・同じ双葉文庫で552円→946円【2026年最新】
    2026年10月11日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
  • 雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
  • 神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年10月
  • 2026年9月
  • 2026年8月
  • 2026年7月
  • 2026年6月
  • 2026年5月

カテゴリー

  • SF
  • このミステリーがすごい
  • エッセイ
  • シリーズ順番
  • ジャンル別
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ミステリー
  • メフィスト賞
  • ライトノベル
  • 作者ハブ
  • 児童書・YA
  • 吉川英治文学賞
  • 大宅壮一NF賞
  • 山本周五郎賞
  • 恋愛
  • 文学賞
  • 新刊レーダー
  • 日本ファンタジーノベル大賞
  • 日本推理作家協会賞
  • 本屋大賞
  • 本格ミステリ大賞
  • 歴史時代
  • 江戸川乱歩賞
  • 直木賞
  • 純文学
  • 芥川賞
  • 青春

スポンサーリンク

Audible 30日間無料体験|聴く読書をはじめようKindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ
人気ブログランキング

Kindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© ヨムマップ.

目次