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本を守ろうとする猫の話 夏川草介 レビュー|喋る猫と迷宮をめぐる あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 9/29
ジャンル別 ファンタジー
2026年9月2日2026年9月29日
本を守ろうとする猫の話(夏川草介・喋る猫と本の迷宮をめぐる)レビュー記事のアイキャッチ画像

『本を守ろうとする猫の話』は、夏川草介が書いた小説で、祖父の古書店を継いだ高校生の前に喋る猫が現れ、本が囚われた迷宮をめぐるファンタジーです。小学館から2017年2月に222ページで刊行されました。医療小説『神様のカルテ』の著者による、まったく毛色の違う一作です。この記事では、あらすじ・読みどころまで紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 『神様のカルテ』の著者による本と読書をめぐるファンタジー
  • 小学館・2017年2月・222ページと読みやすい分量
  • 単行本・文庫・電子書籍から選べる

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目次

本を守ろうとする猫の話とは|『神様のカルテ』の著者が書いた本についての物語

項目 内容
著者 夏川草介
単行本 小学館・2017年2月・222ページ(ISBN 978-4-09-386463-3)
ジャンル 本と読書をめぐるファンタジー
主人公 古書店を継いだ高校生・夏木林太郎
特徴 大活字版も複数刊行されている

出典:国立国会図書館サーチ(2026年9月2日時点)

夏川草介といえば医療小説『神様のカルテ』の印象が強い作家ですが、本作は病院も医師も出てきません。舞台は古書店で、相棒は喋る猫です。

本を守ろうとする猫の話のあらすじ|祖父の古書店に、喋る猫が現れる

本を守ろうとする猫の話 の物語の入り口を順に示した図

古書店を継いだ高校生

主人公は高校生の夏木林太郎です。

祖父が営んでいた古書店「夏木書店」を残して、その祖父が亡くなります。引きこもりがちな林太郎は、店を閉じるか続けるかの岐路に立たされます。

喋るトラネコ

そこへ現れるのが、人の言葉を話すトラネコです。

猫は林太郎に「本を助けてほしい」と告げ、店の奥に現れた通路へ連れて行きます。

4つの迷宮

通路の先にあるのは、本が閉じ込められた迷宮です。

そこには本を大量に集めながら読まない者、内容を切り刻んで要約する者、売れる本だけを作る者——といった人物が待っています。林太郎は言葉で彼らと向き合うことになります。

武力で解決する話ではありません。本をどう扱うかをめぐる対話が、この作品の戦いにあたります。

本を守ろうとする猫の話の3つの読みどころ

本を守ろうとする猫の話 の3つの読みどころをまとめた図

1. 読書そのものを主題にしていること

積ん読、要約、売れ筋。迷宮の主たちが体現するのは、現代の本の扱われ方です。読者は物語を追いながら、自分の読み方を問われることになります。

2. 分量が短いこと

222ページと、この主題の作品としては短めです。寓話としての輪郭が保たれる長さに収められています。

3. 医療小説の著者が書いたということ

『神様のカルテ』で人の死や生活を書いてきた作家が、本を題材にすると何を書くのか。同じ著者の別の面として読むと発見があります。

本を守ろうとする猫の話の版と入手方法

本を守ろうとする猫の話 の版や実績を比較した図

単行本は小学館から2017年2月に222ページで刊行されました。

あわせて大活字版が複数刊行されているのがこの作品の特徴です。国立国会図書館サーチでは大活字文化普及協会からの版が複数確認できます。文字の大きい版を探している場合の選択肢になります。

本を守ろうとする猫の話の読了時間と難易度

222ページと短く、一般的な読書速度で3〜4時間が目安です。

迷宮ごとに区切りがあるため、1日1つずつ読む形でも成立します。ファンタジーの設定は複雑ではなく、読書経験の量に関係なく入れる作品です。

本を守ろうとする猫の話に関するよくある質問

本を守ろうとする猫の話の主人公は誰ですか

祖父の古書店を継ぐことになった高校生、夏木林太郎です。相棒は人の言葉を話すトラネコです。

何ページありますか

小学館の単行本で222ページです。

『神様のカルテ』と関係はありますか

同じ著者による作品ですが、物語としてのつながりはありません。舞台も題材も別です。

子どもでも読めますか

難解な語彙は少なく、寓話として読める作品です。ただし本の扱われ方をめぐる議論が中心なので、対象は中学生以上が目安です。

夏川草介の他の作品は何がありますか

『神様のカルテ』が代表作です。作品一覧は夏川草介の新刊・作品ガイドにまとめています。

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紙と電子で価格が違います。電子版はセールとポイント還元で実質の支払いが下がることがあります。在庫と価格は変動するのでAmazonで確認してください。

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まとめ|本の扱われ方を問う、222ページの寓話

  • 『本を守ろうとする猫の話』は、古書店を継いだ高校生と喋る猫が、本の囚われた迷宮をめぐるファンタジー
  • 迷宮の主たちは積ん読・要約・売れ筋といった現代の本の扱われ方を体現している
  • 解決手段は武力ではなく対話。読者自身の読み方が問われる構造
  • 小学館・2017年2月・222ページ。大活字版も複数出ている

『神様のカルテ』の著者の、まったく別の面が見える1冊です。

その一冊、“耳”で読むという手もあります

長編や積んだままの本ほど、聴くと最後までたどり着けます。

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本を守ろうとする猫の話・関連作品の読書ガイド

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