一穂ミチ(いちほ みち)の最新刊・新作情報、第171回直木賞を受賞した『ツミデミック』をはじめ、『スモールワールズ』『光のとこにいてね』『砂嵐に星屑』といった代表作の読みどころと読む順番までこの1ページで完結。BL(ボーイズラブ)作家として出発し、一般文芸で直木賞作家へと駆け上がった歩みも踏まえ、初めての方が「どれから読むか」に迷わないよう、人間ドラマの名手・一穂ミチの全体像を網羅します。
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- 第171回直木賞受賞作『ツミデミック』含む話題作をワンクリック
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一穂ミチとは|BL出身から直木賞作家へ歩んだ実力派のプロフィール
一穂ミチは「いちほ みち」と読みます。1978年・大阪府生まれ。関西大学社会学部を卒業した作家で、2026年6月時点で現役で精力的に活動を続けています。
そのキャリアの出発点はBL(ボーイズラブ)小説でした。同人活動で二次創作を書くなかで編集者の目に留まり、2007年に『雪よ林檎の香のごとく』で雑誌デビュー(翌2008年に書籍化)。以降、BLジャンルの第一線で長く支持を集める書き手となります。代表作『イエスかノーか半分か』は2020年にアニメ映画化されました。
転機となったのが2021年。BL以外の作品として刊行された連作短編集『スモールワールズ』で一般文芸に進出すると、第165回直木賞の候補に挙がり、第43回吉川英治文学新人賞を受賞、本屋大賞でも第3位に入る大きな反響を呼びました。翌2022年の『光のとこにいてね』も第168回直木賞候補・本屋大賞第3位・第30回島清恋愛文学賞と高評価が続き、そして2024年、連作短編集『ツミデミック』で第171回直木賞を受賞。BL出身の作家が一般文芸の最高峰のひとつにたどり着いた、稀有な歩みを体現する存在です。
作風の核にあるのは、ごく普通の人々の心の奥にひそむ後ろめたさや秘密を、静かに、しかし容赦なくすくい上げる筆致です。家族・夫婦・他人同士といった「小さな世界」のなかの揺らぎを描いて読者の胸を打つ一方、構成の妙やどんでん返しで読ませる物語の巧者でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | 一穂ミチ=いちほ みち |
| 生年・出身 | 1978年・大阪府出身(関西大学社会学部卒) |
| BLデビュー作 | 2007年『雪よ林檎の香のごとく』(雑誌掲載/2008年書籍化) |
| 一般文芸デビュー作 | 2021年『スモールワールズ』 |
| 主な受賞 | 第171回直木賞(2024『ツミデミック』)/第43回吉川英治文学新人賞(『スモールワールズ』)/第30回島清恋愛文学賞(2023『光のとこにいてね』)/第9回静岡書店大賞(『スモールワールズ』)/2022年度咲くやこの花賞 |
| 主な候補歴 | 第165回直木賞(『スモールワールズ』)/第168回直木賞(『光のとこにいてね』)/本屋大賞2年連続第3位(『スモールワールズ』『光のとこにいてね』) |
| 累計発行部数 | 2026年6月時点で公表値は未確認 |
| 主な活動領域 | 一般文芸(ヒューマンドラマ・連作短編・恋愛小説)/BL小説 |
ヨムマップ編集部の注目ポイント|一穂ミチを読むなら
一穂ミチを語るうえで外せないのが、BL(ボーイズラブ)という出自を持ちながら、一般文芸でも直木賞という最高峰の評価を勝ち取ったという稀有な立ち位置です。ジャンルを越えて通用する「人の心を描く力」こそが、この作家の最大の武器だと編集部は考えています。初めて読む方は、まず「短編から入るか、長編から入るか」を意識して選ぶとハズれません。
人物の心の機微と読後の余韻を味わいたいなら、連作短編集の『スモールワールズ』が最適です。夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、出会うはずのなかった他人——七つの「小さな世界」を描いた短編集で、一般文芸デビュー作にして第43回吉川英治文学新人賞を受賞した記念碑的な一冊。一編ずつ読み切れるうえ、各話に仕込まれた仕掛けが効いていて、一穂ミチの実力を端的に味わえます。
まずは「直木賞作家・一穂ミチ」を体験したいなら、受賞作『ツミデミック』から。コロナ禍の日常に生まれた、人には言えない小さな「罪」を描いた六編の連作短編集で、第171回直木賞受賞作です。今いちばん話題の一冊で、書店の店頭でも手に取りやすいのが魅力です。
腰を据えて長編の物語世界に浸りたいなら、『光のとこにいてね』を。二人の少女が四半世紀にわたって惹かれ合う、友情とも恋愛ともつかない関係を描いた長編で、第168回直木賞候補・本屋大賞第3位・島清恋愛文学賞受賞作。読書員さんが感動の涙を流したと話題になった、一穂ミチの真骨頂です。
どの作品にも共通するのは、ありふれた人々の後ろめたさや願いを、決して断罪せず、けれど鋭く照らし出すまなざしです。気になった一冊から、安心して飛び込んでください。
- 第171回直木賞受賞の連作短編集『ツミデミック』を起点に
- 吉川英治文学新人賞『スモールワールズ』もまとめてチェック
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【2026年】一穂ミチの新刊・新作情報

最新刊: きょうの日はさようなら 完全版(2026年7月10日発売予定)
文藝春秋より『きょうの日はさようなら 完全版』が2026年7月10日に発売予定です(2026年6月時点の告知情報)。直木賞受賞後の一穂ミチの新刊として注目が集まる一冊で、最新の刊行情報は出版社公式サイトでのご確認をおすすめします。
- 出版社: 文藝春秋
- 発売日: 2026年7月10日(予定)
- ジャンル: 一般文芸
なお、本作のISBNは2026年6月時点で当編集部の確認が取れていないため、書影付きの商品リンクはご用意していません。在庫・版の状況は下記のAmazon検索からご確認ください。
Amazonで在庫・版を確認のうえお求めください → Amazonで「きょうの日はさようなら 一穂ミチ」を検索
直近の文庫化: ツミデミック(2026年7月8日 文庫化予定)
第171回直木賞受賞作『ツミデミック』が、2026年7月8日に光文社文庫として文庫化される予定です(2026年6月時点の告知情報)。単行本(光文社・2023年11月22日刊)で読み逃していた方も手に取りやすくなるタイミングです。文庫版のISBNは2026年6月時点で当編集部の確認が取れていないため、版・在庫は下記の検索リンクからご確認ください。なお単行本版は本ページ下部で書影付きリンクをご用意しています。
Amazonで文庫版の在庫・発売状況を確認 → Amazonで「ツミデミック 文庫 一穂ミチ」を検索
2026年の動向
直木賞受賞以降、一穂ミチは話題作の文庫化と新刊が続き、いま追いかけ始めるのに良いタイミングです。一方で、上記以降の完全な新作(書き下ろし長編など)の刊行予定については、当編集部で確認できる一次情報が限られています。確定した刊行情報は、文藝春秋・光文社・講談社など各出版社の公式サイトや著者の公式情報でのご確認をおすすめします。
一穂ミチの新刊・代表作に関するよくある質問
Q. 一穂ミチの最新刊・次の新刊は?
A. 2026年6月時点では、『きょうの日はさようなら 完全版』(文藝春秋)が2026年7月10日に発売予定と告知されています。また直木賞受賞作『ツミデミック』の光文社文庫版が2026年7月8日に文庫化予定です。最新情報は文藝春秋・光文社など出版社公式サイトでご確認ください。
Q. 一穂ミチは直木賞を受賞している?どの作品?
A. はい。2024年、連作短編集『ツミデミック』(光文社)で第171回直木賞を受賞しています。なお『スモールワールズ』は第165回、『光のとこにいてね』は第168回の直木賞「候補」であり、受賞作は『ツミデミック』です。受賞と候補を混同しないようご注意ください。
Q. 一穂ミチのおすすめは?どれから読むべき?
A. 短編で人物の心の機微を味わうなら第43回吉川英治文学新人賞受賞の『スモールワールズ』、直木賞作家を体験するなら受賞作『ツミデミック』、長編で泣ける物語に浸るなら『光のとこにいてね』がおすすめです。詳しくは下記の代表作TOP8をご確認ください。
Q. 一穂ミチの作品を読む順番は?
A. 刊行順にこだわらず読める独立した作品が中心です。一般文芸は刊行順だと①『スモールワールズ』(2021)→②『光のとこにいてね』(2022)→③『砂嵐に星屑』(2022)→④『ツミデミック』(2023/文庫2026)の流れ。短編が好みなら『スモールワールズ』か『ツミデミック』から、長編が好みなら『光のとこにいてね』からどうぞ。
Q. 一穂ミチはBL(ボーイズラブ)作家?BL作品も読める?
A. 一穂ミチは2007年にBL小説『雪よ林檎の香のごとく』でデビューした作家で、BLジャンルでも長く活躍してきました。代表作『イエスかノーか半分か』は2020年にアニメ映画化されています。2021年の『スモールワールズ』以降は一般文芸でも高い評価を受けており、BL作品・一般文芸の両方を楽しめます。
一穂ミチの一般文芸 代表作|直木賞受賞作と話題作

一般文芸に進出して以降の一穂ミチを語るうえで欠かせない柱が、連作短編集と長編という二つの形です。短編で見せる切れ味と、長編で見せる息の長い人間ドラマ、どちらも一穂ミチの魅力です。
連作短編集(短編の名手としての一穂ミチ)
ひとつの場所や状況を軸に、独立した短編が静かにつながっていく——一穂ミチがもっとも評価されてきた形です。一般文芸デビュー作『スモールワールズ』、直木賞受賞作『ツミデミック』がこの系統にあたります。
長編(息の長い人間ドラマの一穂ミチ)
四半世紀にわたる関係を描く『光のとこにいてね』のように、長い時間軸で人と人の縁を見つめる長編も一穂ミチの真骨頂。読後に深い余韻を残します。
一穂ミチのおすすめ代表作TOP8|新刊と並んで読みたい名作

| 順位 | タイトル | 発売年 | ジャンル | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ツミデミック | 2023 | 連作短編(第171回直木賞受賞) | ★★★ |
| 2 | スモールワールズ | 2021 | 連作短編(吉川英治文学新人賞) | ★★★ |
| 3 | 光のとこにいてね | 2022 | 長編(直木賞候補・島清恋愛文学賞) | ★★★ |
| 4 | 砂嵐に星屑 | 2022 | 連作短編(テレビ局が舞台) | ★★ |
| 5 | きょうの日はさようなら 完全版 | 2026 | 一般文芸(最新刊予定) | ★★ |
| 6 | イエスかノーか半分か | 2017 | BL(2020年アニメ映画化) | ★★ |
| 7 | 雪よ林檎の香のごとく | 2008 | BL(デビュー作) | ★ |
| 8 | (文庫)ツミデミック | 2026 | 連作短編(直木賞受賞作の文庫化予定) | ★★★ |
1位: ツミデミック(2023)
第171回直木賞を受賞した連作短編集。コロナ禍の日常のなかで人々が抱えた、人には言えない小さな「罪」を六編で描きます。特別な犯罪者ではなく、ごく普通の人の心の隙間にひそむ後ろめたさを掬い上げる筆致が高く評価された、一穂ミチを象徴する一冊。直木賞作家・一穂ミチを知る入口として最適です。
2位: スモールワールズ(2021)
一穂ミチの一般文芸デビュー作で、第43回吉川英治文学新人賞を受賞した連作短編集。夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、出会うはずのなかった他人——七つの「小さな世界」を描き、各話に仕込まれた仕掛けが読後に効いてきます。第165回直木賞候補・本屋大賞第3位にもなった、一穂ミチの実力を端的に味わえる名作です。
3位: 光のとこにいてね(2022)
二人の少女が四半世紀にわたって惹かれ合う関係を描いた長編。友情でも恋愛でもない、運命のような結びつきを丹念にたどり、読書員さんが感動の涙を流したと話題になりました。第168回直木賞候補・本屋大賞第3位・第30回島清恋愛文学賞受賞作。長編で一穂ミチの人間ドラマに浸りたい方におすすめです。
4位: 砂嵐に星屑(2022)
テレビ局を舞台に、世代も立場も異なる人々のそれぞれの葛藤を描いた連作短編集。華やかに見える「放送」の現場の裏側で、登場人物たちが抱える悩みや願いが交差します。短編の名手としての一穂ミチの手腕が、また別の舞台でも光る一冊です。
5位: きょうの日はさようなら 完全版(2026)
直木賞受賞後の最新刊として、2026年7月10日に文藝春秋から発売予定の一冊(2026年6月時点の告知情報)。新刊として注目が集まりますが、ISBNが2026年6月時点で未確認のため、版・在庫は下記からご確認ください。
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6位: イエスかノーか半分か(2017)
一穂ミチのBL代表作で、2020年にアニメ映画化された人気シリーズの一作。一般文芸での評価を知ってから、ルーツであるBL作品をさかのぼって読むのもおすすめです。ISBNが2026年6月時点で未確認のため、版・在庫は下記からご確認ください。
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7位: 雪よ林檎の香のごとく(2008)
一穂ミチのデビュー作にあたるBL小説(2007年に雑誌掲載、2008年に書籍化)。後に直木賞作家となる書き手の原点を知りたい方に。ISBNが2026年6月時点で未確認のため、版・在庫は下記からご確認ください。
Amazonで在庫・版を確認のうえお求めください → Amazonで「雪よ林檎の香のごとく 一穂ミチ」を検索
8位: ツミデミック(光文社文庫・2026年文庫化予定)
第171回直木賞受賞作『ツミデミック』が、2026年7月8日に光文社文庫として文庫化予定です(2026年6月時点の告知情報)。文庫で手に取りやすくなるタイミングをお探しの方に。文庫版のISBNは未確認のため、版・在庫は下記からご確認ください(単行本版は本ページ上部に書影付きリンクがあります)。
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一穂ミチ作品の映像化について
一穂ミチのBL代表作『イエスかノーか半分か』は2020年にアニメ映画化されています。一般文芸作品の実写映画・テレビドラマ化については、2026年6月時点で当編集部が確認できる確定情報はありません。今後、映像化が正式に告知された場合は本ページで随時更新します。最新情報は各出版社公式や著者の公式情報でご確認ください。
まとめ|一穂ミチの新刊で何を読むべきか
一穂ミチ(いちほ みち)は1978年・大阪府生まれ。BL(ボーイズラブ)作家として出発し、一般文芸で第171回直木賞を受賞するに至った実力派です。ありふれた人々の心にひそむ後ろめたさや願いを、断罪せずに鋭く照らし出す筆致で、連作短編から長編まで幅広く読者の胸を打ち続けています。2026年7月には最新刊『きょうの日はさようなら 完全版』と直木賞受賞作『ツミデミック』の文庫化が控え、いま追いかけ始めるのに良いタイミングです。
初めての方には:
– 第171回直木賞受賞作『ツミデミック』 → 直木賞作家・一穂ミチを体験する連作短編の入口
– 第43回吉川英治文学新人賞『スモールワールズ』 → 一般文芸デビュー作にして短編の名手ぶりを味わう一冊
– 長編『光のとこにいてね』 → 四半世紀の縁を描く、泣ける物語に浸りたい人へ
さらに深く知りたい方には:
– 連作短編集『砂嵐に星屑』 → テレビ局を舞台にした、もう一つの短編集
– BL代表作『イエスかノーか半分か』 → 直木賞作家のルーツをさかのぼる
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出典・参考情報(一穂ミチ 新刊情報の確認元)
- 新潮社 著者プロフィール「一穂ミチ」(https://www.shinchosha.co.jp/writer/7480/)
- 直木賞のすべて/文学賞の世界「一穂ミチ」(https://prizesworld.com/prizes/name/%E4%B8%80%E7%A9%82%E3%83%9F%E3%83%81)
- ORICON NEWS「第171回直木賞は一穂ミチ『ツミデミック』」(https://www.oricon.co.jp/news/2336583/full/)
- Wikipedia「一穂ミチ」項目(最終確認: 2026年6月22日)
- openBD(書誌・ISBN照合)






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