『正体』は、染井為人が書いたミステリーで、2020年1月に光文社から単行本、2022年1月に光文社文庫として刊行されました。一家三人を惨殺したとして死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄するという物語です。2024年11月29日には横浜流星主演で映画化されています。この記事では、あらすじ・読みどころ・版の違い・映画版まで紹介します。
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正体とは|染井為人が脱獄と逃亡を描いた長編
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 染井為人 |
| ジャンル | ミステリー・サスペンス |
| 単行本 | 2020年1月(光文社・本体1,900円) |
| 単行本ISBN | 978-4-334-91329-8 |
| 文庫 | 2022年1月20日(光文社文庫・990円税込・624ページ) |
| 文庫ISBN | 978-4-334-79294-7 |
| 映像化 | 映画『正体』2024年11月29日公開(監督 藤井道人・配給 松竹) |
| 主人公 | 脱獄した少年死刑囚 |
『正体』は、染井為人が脱獄と逃亡を題材に書いたミステリーです。
2020年1月に光文社から単行本が刊行され、2022年1月20日に光文社文庫に収められました。
光文社は本作を「映像化で話題沸騰の注目作」と紹介しています。
受賞歴は光文社の書誌情報に記載がありません。
正体のあらすじ|脱獄した少年死刑囚

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。
一家三人を惨殺した少年死刑囚
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚がいました。
脱獄する
その少年死刑囚が、脱獄します。
潜伏先を変えながら逃げ続ける
彼は様々な場所で潜伏生活を送りながら、捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続けます。
光文社が挙げている潜伏先は次のとおりです。
| 潜伏先 |
|---|
| 東京オリンピック施設の工事現場 |
| スキー場の旅館の住み込みバイト |
| 新興宗教の説教会 |
| 人手不足に喘ぐグループホーム |
目的は何なのか
光文社の紹介は、「必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは?」という問いで結ばれています。
この先がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。
正体の3つの読みどころ

1. 潜伏先そのものが社会の断面になっている
本作の潜伏先は、東京オリンピック施設の工事現場・スキー場の住み込み・新興宗教の説教会・人手不足のグループホームです。
いずれも「身元をあまり問われずに人を受け入れる場所」という共通点があります。
逃亡者が身を隠せてしまう場所を並べることが、そのまま社会の描写になっているというのが本作の構造です。
2. 「目的は何か」が最後まで引っ張られる
読者は冒頭で一家三人を惨殺した死刑囚という前提を与えられます。
にもかかわらず光文社の紹介は「彼の目的は?」と問いかけます。
逃げる理由が単なる逃亡ではないらしいと示されることが、読み進める動機になります。
3. 624ページを潜伏先ごとに区切って読める
光文社文庫版は624ページあります。
潜伏先ごとに場面が変わる構成なので、厚さのわりに区切って読み進めやすいのが実際の読み心地です。
正体の単行本と文庫の違い

本作には単行本と光文社文庫の2つの版があります。
| 版 | 刊行 | 定価 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 単行本 | 2020年1月(光文社) | 本体1,900円 | 978-4-334-91329-8 |
| 光文社文庫 | 2022年1月20日(書店発売日1月12日) | 990円(税込) | 978-4-334-79294-7 |
文庫版は624ページです。
今から手に取るなら、価格と入手しやすさの両面で光文社文庫版が選びやすいです。
なお文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。
正体の映画版
映画『正体』が2024年11月29日に公開されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開 | 2024年11月29日 |
| 監督 | 藤井道人 |
| 出演 | 横浜流星/吉岡里帆/森本慎太郎/山田杏奈/山田孝之 |
| 配給 | 松竹 |
| ソフト | Blu-ray&DVD 2025年8月27日発売 |
原作は光文社文庫版がクレジットされています。
映画版と原作の異同は公表されていません。
原作の主人公名は光文社の書誌情報に記載が無いため、本記事では映画の役名を原作の人物名としては扱いません。
染井為人の他の作品は染井為人のおすすめ小説ランキングにまとめています。
正体の読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約8〜10時間(光文社文庫・624ページ)
- 難易度: ★★☆☆☆(長さはあるが読みやすいサスペンス)
- おすすめタイプ: 逃亡サスペンスが好きな人/社会派のミステリーが好きな人/映画『正体』の原作を読みたい人
シリーズものではないので、この1冊から読めます。
正体に関するよくある質問
Q. 正体はどんな話?
A. 埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄するところから始まります。
東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホームなど
様々な場所で潜伏生活を送りながら、捜査の手を逃れて逃亡を続けます。
Q. 正体の映画はいつ公開された?
A. 2024年11月29日です。
監督は藤井道人、出演は横浜流星・吉岡里帆・森本慎太郎・山田杏奈・山田孝之、配給は松竹です。
Blu-ray&DVDは2025年8月27日に発売されています。
Q. 正体の単行本と文庫はどちらを選べばいい?
A. 今から手に取るなら光文社文庫版(2022年1月20日刊・990円税込・624ページ)が選びやすいです。
単行本は2020年1月刊(本体1,900円)でした。
文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。
Q. 正体は何かの賞を受賞している?
A. 光文社の書誌情報に受賞の記載はありません。
光文社は本作を「映像化で話題沸騰の注目作」と紹介しています。
まとめ|正体は身元を問われない場所を渡り歩く逃亡譚
『正体』は、染井為人が脱獄と逃亡を題材に書いたミステリーです。
埼玉で一家三人を惨殺したとして死刑判決を受けた少年死刑囚が脱獄し、
工事現場・スキー場・新興宗教の説教会・グループホームと潜伏先を変えながら逃亡を続けます。
「彼の目的は何か」が最後まで物語を引っ張ります。
2020年1月に単行本、2022年1月20日に光文社文庫で読めます。
2024年11月29日には藤井道人監督・横浜流星主演で映画化されました。
- 光文社文庫版は990円(税込)・624ページ
- 2024年11月29日公開の映画版の原作
- 単行本・文庫・電子書籍版が選べる
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正体・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 光文社『正体』書誌情報(光文社文庫・2022年1月20日発売/書店発売日1月12日・990円税込・624ページ・ISBN 978-4-334-79294-7・内容紹介)
- 松竹 映画『正体』公式サイト(2024年11月29日公開・監督 藤井道人・出演 横浜流星/吉岡里帆/森本慎太郎/山田杏奈/山田孝之・Blu-ray&DVD 2025年8月27日発売)
- openBD 書誌データ(ISBN 9784334913298/9784334792947・書名・著者・出版社・シリーズ名・刊行年月)
- 最終確認: 2026年8月17日




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