『空色勾玉』は、荻原規子が書いたファンタジーで、1988年8月に福音館書店から刊行されました。神々が地上を歩いていた古代日本を舞台に、光と闇がせめぎあう戦乱の世を描いた勾玉三部作の第1作です。2024年11月には徳間文庫の新装版が出て、続く『白鳥異伝』『薄紅天女』も2024年12月・2025年1月に新装版が揃いました。この記事では、あらすじ・読みどころ・三部作の読む順番まで紹介します。
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- 古代日本を舞台にした勾玉三部作の第1作
- 2024年11月に徳間文庫の新装版が刊行
- 徳間文庫・新装版・電子書籍版すべてチェック可能
空色勾玉とは|勾玉三部作の第1作にあたる古代日本ファンタジー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 荻原規子 |
| ジャンル | ファンタジー・古代日本 |
| 初刊 | 1988年8月(福音館書店・ベスト・チョイス・ISBN 4-8288-1330-6) |
| 徳間書店版 | 1996年7月(ISBN 4-19-860539-4) |
| 徳間文庫 | 2010年6月(ISBN 978-4-19-893166-7) |
| 徳間文庫 新装版 | 2024年11月(ISBN 978-4-19-894977-8)最新版 |
| シリーズ | 勾玉三部作の第1作(白鳥異伝・薄紅天女と続く) |
| 舞台 | 神々が地上を歩いていた古代日本 |
| 受賞 | 版元公式に記載なし |
『空色勾玉』は、荻原規子が古代日本を舞台に書いたファンタジーです。
徳間書店は本作を、神々が地上を歩いていた古代日本、光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に織りあげられた、
話題のファンタジーと案内しています。
1988年8月に福音館書店から刊行され、その後徳間書店に版が移り、
2010年6月に徳間文庫、2024年11月に徳間文庫の新装版が出ました。
空色勾玉のあらすじ|村娘の日常が、祭りの晩に破られる

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。
村娘・狭也の平和な日々
主人公は村娘の狭也です。徳間書店の紹介は、狭也の平和な日々から始まります。
祭りの晩に「鬼」が来る
その日々が、祭りの晩に破られます。
「鬼」が来て、狭也に「水の乙女の勾玉」を手渡すのです。
憧れの「輝」の宮で待っていたもの
狭也が向かうのは、憧れの「輝」の宮でした。
しかしそこで待っていたのは、徳間書店の言葉によれば絶望です。
神殿で縛められていた稚羽矢との出会い
そして、神殿で縛められて夢を見ていた輝の末子・稚羽矢との出会いが訪れます。
徳間書店は、この出会いが狭也を不思議な運命へと導くと案内しています。
その運命がどこへ向かうのかは、ぜひ本編でお確かめください。
空色勾玉の3つの読みどころ

1. 舞台が「古代日本」であること
本作の世界は、西洋風の異世界ではありません。
徳間書店が明記しているとおり、神々が地上を歩いていた古代日本です。
| 本作の設定 | どう効くか |
|---|---|
| 舞台は古代日本 | 地名・言葉づかいが日本のもの |
| 神々が地上を歩いている | 神話と地続きの物語になる |
| 光と闇がせめぎあう戦乱の世 | どちらかを選ばされる構図 |
日本の神話的な世界観をそのまま物語の土台にしている点が、
本作が国産ファンタジーの代表格として紹介されてきた理由です。
2. 主人公が「選ばされる側」に置かれること
狭也は最初から力を持った存在ではありません。
村娘としての平和な日々を送っていたところに、鬼が来て勾玉を手渡すというかたちで物語が始まります。
自分で選んだのではなく、渡されたところから始まるという導入が、
その後の「憧れの宮で待っていた絶望」という展開に効いてきます。
3. 二人の出会いが物語の軸になること
徳間書店の紹介で運命の転換点として名指しされているのは、
神殿で縛められて夢を見ていた輝の末子・稚羽矢との出会いです。
光の側の宮に縛められている者と、闇の側から勾玉を渡された者が出会う——
この構図そのものが本作の中心にあります。
その先の展開は版元も明かしていないため、本記事でも触れません。
空色勾玉の読む順番|勾玉三部作は3作すべて新装版が揃った

勾玉三部作は『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』の3作です。
本作が第1作なので、ここから読み始められます。
徳間文庫の新装版は2024年11月から2025年1月にかけて連続刊行され、3作すべてが揃いました。
| 順番 | 書名 | 新装版の刊行 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 1 | 空色勾玉 | 2024年11月 | 978-4-19-894977-8 |
| 2 | 白鳥異伝 上 | 2024年12月 | 978-4-19-894984-6 |
| 2 | 白鳥異伝 下 | 2024年12月 | 978-4-19-894985-3 |
| 3 | 薄紅天女 上 | 2025年1月 | 978-4-19-894986-0 |
| 3 | 薄紅天女 下 | 2025年1月 | 978-4-19-894987-7 |
巻数が作品ごとに違う点に注意してください。
『空色勾玉』は1冊ですが、『白鳥異伝』『薄紅天女』はそれぞれ上下巻です。
3作を新装版で揃えると全5冊になります。
旧版の徳間文庫は、『空色勾玉』2010年6月(978-4-19-893166-7)、
『白鳥異伝』2010年7月、『薄紅天女』2010年8月の刊行でした。
なお、3作の物語上の関係について徳間書店の書誌ページは説明していません。
本記事では刊行順=1作目から読むという案内に留めます。
荻原規子の他の作品は荻原規子のおすすめ小説ランキングにまとめています。
空色勾玉の版の違い|福音館書店版から徳間文庫新装版まで
本作は刊行から30年以上のあいだに版元と判型が何度も変わっている作品です。
| 版 | 刊行 | 出版社 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 初刊(ベスト・チョイス) | 1988年8月 | 福音館書店 | 4-8288-1330-6 |
| 単行本 | 1996年7月 | 徳間書店 | 4-19-860539-4 |
| トクマ・ノベルズEdge | 2005年9月 | 徳間書店 | 4-19-850678-7 |
| 徳間文庫 | 2010年6月 | 徳間書店 | 978-4-19-893166-7 |
| 徳間文庫 新装版 | 2024年11月 | 徳間書店 | 978-4-19-894977-8 |
いま新刊で手に入るのは2024年11月の徳間文庫新装版です。
新装版の装画担当者については徳間書店の書誌ページに記載が無いため、本記事では触れません。
国立国会図書館サーチには英訳版(Dragon Sword and Wind Child)の書誌も登録されていますが、
これは版元公式の案内ではないため、事実としての言及に留めます。
空色勾玉の読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約6〜8時間(徳間文庫1冊)
- 難易度: ★★☆☆☆(古代日本の知識は不要)
- おすすめタイプ: 国産ファンタジーを読みたい人/日本神話的な世界観が好きな人/三部作をまとめて読みたい人
シリーズ第1作なので、ここから読み始められます。
『白鳥異伝』『薄紅天女』も新装版が2025年1月までに出揃っているため、
続きを待たずに三部作を通して読めるのが現在の利点です。
空色勾玉に関するよくある質問
Q. 空色勾玉の主人公は誰?
A. 村娘の狭也です。
徳間書店の紹介は「村娘狭也の平和な日々は祭りの晩に破られた」という一文から始まります。
もうひとりの重要人物として、輝の末子・稚羽矢が登場します。
Q. 空色勾玉は何巻ある?
A. 『空色勾玉』自体は1冊です。
勾玉三部作としては『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』の3作で、
『白鳥異伝』『薄紅天女』はそれぞれ上下巻のため、新装版で揃えると全5冊になります。
Q. 空色勾玉はどの版を買えばいい?
A. いま新刊で手に入るのは2024年11月刊の徳間文庫 新装版(ISBN 978-4-19-894977-8)です。
続く『白鳥異伝』(2024年12月)、『薄紅天女』(2025年1月)も新装版が揃っています。
Q. 空色勾玉の舞台はどこ?
A. 神々が地上を歩いていた古代日本です。
徳間書店は「光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に織りあげられた、話題のファンタジー」と案内しています。
まとめ|空色勾玉は三部作が新装版で揃った今が読みどき
『空色勾玉』は、荻原規子が古代日本を舞台に書いたファンタジーで、
勾玉三部作の第1作です。
村娘・狭也の平和な日々は祭りの晩に破られ、「鬼」が「水の乙女の勾玉」を手渡します。
憧れの「輝」の宮で待っていた絶望、そして神殿で縛められて夢を見ていた輝の末子・稚羽矢との出会いが、
狭也を不思議な運命へと導いていきます。
1988年8月に福音館書店から刊行され、版元と判型を変えながら読み継がれてきました。
2024年11月には徳間文庫の新装版が出て、『白鳥異伝』(2024年12月)『薄紅天女』(2025年1月)と
三部作すべての新装版が出揃っています。
三部作を通して読むなら、今がいちばん揃えやすいタイミングです。
- 古代日本を舞台にした勾玉三部作の第1作
- 三部作の新装版が2025年1月までに出揃った
- 徳間文庫・新装版・電子書籍版が選べる
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空色勾玉・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 徳間書店 書誌ページ『空色勾玉』(内容紹介・徳間文庫 新装版 2024年11月・ISBN 978-4-19-894977-8)
- 国立国会図書館サーチ 書誌データ(福音館書店 1988年8月 ISBN 4-8288-1330-6/徳間書店 1996年7月 4-19-860539-4/トクマ・ノベルズEdge 2005年9月/徳間文庫 2010年6月 978-4-19-893166-7/新装版 白鳥異伝 上下 2024年12月 978-4-19-894984-6・978-4-19-894985-3/薄紅天女 上下 2025年1月 978-4-19-894986-0・978-4-19-894987-7・英訳版 Dragon Sword and Wind Child の書誌)
- openBD 書誌データ(ISBN 9784198949778/9784198931667・書名・著者・出版社・レーベル・刊行年月)
- 最終確認: 2026年8月21日




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