『犯人に告ぐ』は、雫井脩介が書いた警察ミステリーで、2004年7月に双葉社から刊行されました。第7回大藪春彦賞を受賞し、シリーズ累計190万部を突破しています。行き詰まった連続児童殺害事件の捜査で、現役捜査官がテレビニュースに出演するという物語です。シリーズは2025年10月刊の第4巻『暗幕の裂け目』で完結しました。この記事では、あらすじ・読みどころ・全4巻の読む順番まで紹介します。
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- 第7回大藪春彦賞受賞・シリーズ累計190万部突破
- 全4巻で完結(第4巻は2025年10月刊)
- 単行本・双葉文庫・電子書籍版すべてチェック可能
犯人に告ぐとは|大藪春彦賞を受賞した劇場型捜査の警察小説
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 雫井脩介 |
| ジャンル | ミステリー・警察小説 |
| 単行本 | 2004年7月(双葉社・本体1,600円) |
| 単行本ISBN | 4-575-23499-0 |
| 文庫 | 2007年9月(双葉文庫・上下巻) |
| 文庫ISBN | 上 978-4-575-51155-0/下 978-4-575-51156-7 |
| 受賞 | 第7回大藪春彦賞/「週刊文春ミステリーベストテン」2004年第1位 |
| 累計 | シリーズ累計190万部突破 |
| シリーズ | 全4巻で完結 |
| 映像化 | 2007年 映画化(豊川悦司主演) |
| 主人公 | 巻島史彦警視 |
『犯人に告ぐ』は、雫井脩介が神奈川県警を舞台に書いた警察ミステリーです。
2004年7月に双葉社から刊行され、2007年9月に双葉文庫(上下巻)に収められました。
第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」2004年第1位にも選ばれています。
双葉社は本シリーズを累計190万部突破と案内しています。
犯人に告ぐのあらすじ|捜査官がテレビに出る

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。
行き詰まった連続児童殺害事件
川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は、行き詰まりを見せます。
現役捜査官をテレビに出す
ついに神奈川県警は、現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切ります。
白羽の矢が立った男
選ばれたのは巻島史彦警視でした。
巻島は6年前に誘拐事件の捜査に失敗し、記者会見でも大失態を演じた人物です。
双葉社はこの捜査手法を「劇場型捜査」と呼んでいます。
この先がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。
犯人に告ぐの3つの読みどころ

1. 「一度失敗した男」に任せるという設定
テレビに出るという前例のない任務を任されるのは、過去に記者会見で大失態を演じた巻島です。
| 巻島の経歴 | 生まれる緊張 |
|---|---|
| 6年前、誘拐事件の捜査に失敗 | 同じ失敗が繰り返される恐れ |
| 記者会見で大失態を演じた | カメラの前が最も苦手な場所 |
| その男がテレビに出る | 最悪の配役が最善手になりうるか |
最もカメラに向かせてはいけない人物を、あえてカメラの前に立たせるという選択が、本作の推進力です。
2. 「劇場型捜査」という手法そのものが賭けであること
捜査官がテレビニュースに出るということは、犯人も同じ番組を見ているということです。
捜査情報を出せば犯人に届き、出さなければ視聴者に届かないという板挟みが、
そのまま作中の緊張になります。
3. 組織小説として読めること
本作は犯人との対決だけでなく、荒技に踏み切る県警という組織の側も描きます。
誰が責任を取るのかという問いが常に伏在しているところが、
本作が警察小説として評価されてきた理由と紹介されることが多いです。
犯人に告ぐの読む順番|全4巻で完結

シリーズは全4巻で完結しています。刊行順は次のとおりです。
| 順番 | 書名 | 刊行 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 1 | 犯人に告ぐ | 2004年7月 | 4-575-23499-0 |
| 2 | 犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼 | 2015年9月 | 978-4-575-23918-8 |
| 3 | 犯人に告ぐ3 紅の影 | 2019年8月 | 978-4-575-24200-3 |
| 4 | 犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目 | 2025年10月 | 978-4-575-24848-7 |
第4巻『暗幕の裂け目』(2025年10月)でシリーズは完結しました。
双葉社は最終巻について、神奈川県警の特別捜査官・巻島が天才詐欺師・淡野を追うと案内しています。
文庫版は第2巻・第3巻がそれぞれ上下巻(双葉文庫)で刊行されています。
まずは第1巻から読むのがおすすめです。
雫井脩介の他の作品は雫井脩介のおすすめ小説ランキングにまとめています。
犯人に告ぐの映画版
2007年に映画化されており、豊川悦司が主演しています。
映画版と原作の異同は公表されていません。
2007年の映画以外の映像化については双葉社の公式案内に記載が無いため、本記事では触れません。
犯人に告ぐの読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約7〜9時間(双葉文庫 上下巻)
- 難易度: ★★☆☆☆(警察小説の予備知識は不要)
- おすすめタイプ: 警察小説が好きな人/組織を描いたミステリーが好きな人/完結済みのシリーズをまとめて読みたい人
シリーズ第1作なので、ここから読み始められます。
全4巻ですでに完結しているため、続きを待たずに読み通せるのも利点です。
犯人に告ぐに関するよくある質問
Q. 犯人に告ぐは何の賞を受賞した?
A. 第7回大藪春彦賞です。
あわせて「週刊文春ミステリーベストテン」2004年第1位にも選ばれています。
Q. 犯人に告ぐは全部で何巻?
A. 全4巻で完結しています。
1『犯人に告ぐ』(2004年7月)/2『闇の蜃気楼』(2015年9月)/3『紅の影』(2019年8月)/
4『暗幕の裂け目』(2025年10月)という並びです。
Q. 犯人に告ぐの主人公は誰?
A. 巻島史彦警視です。
6年前に誘拐事件の捜査に失敗し、記者会見でも大失態を演じた人物として登場します。
Q. 犯人に告ぐの映画はいつ公開された?
A. 2007年です。豊川悦司が主演しています。
まとめ|犯人に告ぐは失敗した男がカメラの前に立つ警察小説
『犯人に告ぐ』は、雫井脩介が神奈川県警を舞台に書いた警察ミステリーです。
川崎市の連続児童殺害事件の捜査が行き詰まり、県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させる荒技に出ます。
選ばれたのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗し、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視でした。
第7回大藪春彦賞受賞、「週刊文春ミステリーベストテン」2004年第1位、シリーズ累計190万部突破。
シリーズは2025年10月刊の第4巻『暗幕の裂け目』で完結しています。
2004年7月に単行本、2007年9月に双葉文庫(上下巻)で読めます。
2007年には豊川悦司主演で映画化されました。
- 第7回大藪春彦賞受賞の警察小説
- 全4巻ですでに完結(第4巻は2025年10月刊)
- 単行本・双葉文庫・電子書籍版が選べる
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犯人に告ぐ・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 双葉社『犯人に告ぐ』シリーズ公式特設サイト(第7回大藪春彦賞受賞・「週刊文春ミステリーベストテン」2004年第1位・シリーズ累計190万部突破・2007年 豊川悦司主演で映画化・第1作のあらすじ・全4巻完結および第4巻『暗幕の裂け目』の内容)
- 双葉社 書誌ページ(双葉文庫『犯人に告ぐ 上』ISBN 978-4-575-51155-0/『犯人に告ぐ 下』ISBN 978-4-575-51156-7)
- openBD/国立国会図書館サーチ 書誌データ(ISBN 4575234990/9784575239188/9784575242003/9784575248487・書名・著者・出版社・シリーズ名・刊行年月)
- 最終確認: 2026年8月17日




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