MENU
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
次に読む一冊、ちゃんと地図にします。
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
  1. ホーム
  2. ジャンル別
  3. ミステリー
  4. 折れた岬 有栖川有栖 レビュー|誰も死なない日経夕刊連載の“白秋”小説 あらすじ・読みどころ【2026年最新】

折れた岬 有栖川有栖 レビュー|誰も死なない日経夕刊連載の“白秋”小説 あらすじ・読みどころ【2026年最新】

2026 9/29
ジャンル別 ミステリー 新刊レーダー
2026年9月29日
折れた岬 有栖川有栖のレビュー記事アイキャッチ画像

『折れた岬』は、『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞を受けた有栖川有栖の久々のノンシリーズ長編で、2026年10月に日本経済新聞出版から出ます。512ページ。日本経済新聞夕刊に連載された小説で、版元は「著者初の“白秋”小説」、そして「この作品はミステリなのか否か」と打っています。日経は連載を「ミステリーなのにひとりも死なない」と紹介しました。この記事では、あらすじと読みどころ、連載の経緯を整理します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

※本記事は発売前に公表された情報にもとづいています。

『折れた岬』をAmazonでチェック
  • 2026年10月・日本経済新聞出版・512ページ・2,420円(税込)
  • 日本経済新聞夕刊の連載小説
  • 著者初の“白秋”小説/ひとりも死なない

Amazonで折れた岬を見る →

目次

折れた岬とは|本格ミステリの第一人者による久々のノンシリーズ長編

項目 内容
著者 有栖川有栖(1959年・大阪府生まれ)
版元 日経BP 日本経済新聞出版
発売日 2026年10月3日(書店発売日)/10月6日(版元告知の発行日)
判型・頁 四六判・512ページ
価格 2,420円(税込・本体2,200円)
ISBN 978-4-296-12623-1
Cコード C0093(一般・単行本・日本文学、小説・物語)
初出 日本経済新聞夕刊 連載(2024年6月21日開始/2025年9月完結)
挿絵 大路浩実(連載時)
舞台 南伊豆の架空の町

出典:版元ドットコム(日経BP登録データ)、日経BOOKプラス『折れた岬』、日本経済新聞「有栖川有栖『折れた岬』日経夕刊連載小説」(2026年9月29日時点)

発売日は資料によって2つあります。版元ドットコムとNDLサーチの書店発売日は10月3日、版元自身の日経BOOKプラスの発行日は10月6日です。店頭で探すなら10月3日以降が目安です。

版元の紹介文が、そのまま本作の宣言になっている

「本格ミステリの第一人者による久々のノンシリーズ長編は、青春小説ならぬ、著者初の“白秋”小説。そして、この作品はミステリなのか否か。」

出典:版元ドットコム(日経BP登録データ)(2026年9月29日時点)

「白秋」は人生の秋、壮年から老年にかかる時期を指す語です。青春(青い春)に対して置かれています。火村英生シリーズでも江神二郎シリーズでもない単発の長編で、しかも主人公が還暦過ぎという点が、この作家としては新しい組み合わせです。

折れた岬のあらすじ|引退した編集者が、9年前の失踪へ戻る

折れた岬のあらすじを順に示した図

還暦過ぎでリタイアした敏腕編集者

主人公は、還暦過ぎまでミステリ畑で名を馳せた敏腕編集者です。日経の連載時の紹介では、滝原という名で登場します。

移り住んだのは、南伊豆の海が望めるロッジ

滝原はリタイアし、南伊豆の海が望めるロッジに移り住みます。舞台は南伊豆の架空の町です。

そのロッジは、覆面作家が消えた家だった

そこは、〈得体が知れない小説〉でのデビューに立ち合った覆面作家が、ある日忽然と消えた家でした。

あれから9年

不可解な失踪から9年。その謎を解くのは自分の使命だと、滝原は考えます。

出典:版元ドットコム(日経BP登録データ)の内容紹介、日本経済新聞 連載告知(2026年9月29日時点)

デビューに立ち合った編集者が、その作家の失踪を追う——つまり本作の探偵役は、事件の外にいる第三者ではなく、当事者の側にいた人間です。

折れた岬の3つの読みどころ

折れた岬の新聞連載と単行本を比較した図

1. ひとりも死なないミステリである

日本経済新聞は連載をこう紹介しています。

「ミステリーなのにひとりも死なない。一風変わったミステリー小説」

出典:日本経済新聞(2026年9月29日時点)

版元が「この作品はミステリなのか否か」と自ら問いを立てているのは、ここに理由があります。謎は失踪であって殺人ではありません。

有栖川有栖は本格ミステリ作家クラブの初代会長を務め、『女王国の城』で本格ミステリ大賞を受けた作家です。その書き手が、死体の出ない長編を512ページ書いたという点が本作の見どころになります。

2. タイトルが4年前に浮かんで、中身は後から来た

著者は連載を終えた際、本作の出発点についてこう書いています。

「『折れた岬』というタイトルが浮かんだのは四年ほど前だったであろうか」

出典:日本経済新聞「「折れた岬」連載を終えて 有栖川有栖」(2026年9月29日時点)

さらに、そのときの状態をこう続けています。

「心に引っ掛かり、どういう物語なのかさっぱり判らなかったが、『いつかそういう長編小説を書くのだな』と思った」

出典:日本経済新聞(2026年9月29日時点)

題だけが先に立って、物語が分からないまま4年抱えていたということです。日本経済新聞から連載の依頼を受けたことが、これを書き出す契機になりました。

3. 新聞夕刊連載という形式と、その枠の重さ

本作は書き下ろしではありません。日本経済新聞夕刊の連載小説として、2024年6月21日に始まりました。挿絵は大路浩実が担当しています。

見落としやすいのはこの枠の性格です。直前の連載は朝井リョウ「イン・ザ・メガチャーチ」で、2024年6月20日に完結しました。その翌日からバトンを受けたのが本作です。

連載 作者 期間
イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ 〜2024年6月20日完結
折れた岬 有栖川有栖 2024年6月21日〜2025年9月完結

出典:日本経済新聞 連載告知ページ、日本経済新聞(2026年9月29日時点)

1年3か月の連載で、単行本は512ページです。一回分の区切りは細かいと見込まれます(単行本でどう構成し直されたかは発売後に確かめてください)。

折れた岬の読了時間と、有栖川有栖のどこに位置するか

折れた岬の3つの読みどころをまとめた図

512ページで、8〜10時間が目安です。元が夕刊連載なので、少しずつ進める読み方に向く形です。

有栖川有栖の既刊のなかでは、シリーズ外の単発長編という位置にあります。同じ作者の代表的なシリーズとは独立しているため、本作から読み始めても前提知識は要りません。

作品・シリーズ 位置づけ 受賞
月光ゲーム(江神二郎シリーズ) 1989年のデビュー作 —
マレー鉄道の謎(火村英生シリーズ) 2003年 日本推理作家協会賞
女王国の城(江神二郎シリーズ) 2008年 本格ミステリ大賞
火村英生シリーズ — 吉川英治文庫賞(2018年)
折れた岬 ノンシリーズ・“白秋”小説 2026年10月刊

出典:版元ドットコム(日経BP登録の著者プロフィール)(2026年9月29日時点)

折れた岬 - 有栖川有栖

折れた岬

有栖川有栖|日本経済新聞出版

Amazonで見る →

折れた岬に関するよくある質問

折れた岬は火村英生シリーズですか

いいえ。版元は本作を「久々のノンシリーズ長編」と明記しています。火村英生シリーズ、江神二郎シリーズのいずれにも属しません。前提となる既刊はありません。

人は死にますか

日本経済新聞は連載を「ミステリーなのにひとりも死なない」と紹介しています。謎の中心は殺人ではなく、覆面作家の失踪です。

「白秋」とはどういう意味ですか

人生の秋、壮年から老年にかかる時期を指す語です。青春の対として置かれています。版元は本作を「青春小説ならぬ、著者初の“白秋”小説」と紹介しており、主人公が還暦過ぎの引退した編集者であることを指しています。

新聞連載と単行本で内容は違いますか

2026年9月29日時点で、加筆修正の有無は公表されていません。連載は2024年6月21日に始まり2025年9月に完結、単行本は512ページです。

発売日は10月3日ですか、10月6日ですか

資料によって異なります。版元ドットコムとNDLサーチの書店発売日は10月3日、版元自身の日経BOOKプラスの発行日は10月6日です。店頭では10月3日以降が目安になります。

有栖川有栖はどんな作家ですか

1959年・大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。1989年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、2008年『女王国の城』で本格ミステリ大賞、2018年「火村英生」シリーズで吉川英治文庫賞、2022年に日本ミステリー文学大賞を受賞しています。本格ミステリ作家クラブ初代会長。近著に『濱地健三郎の奇かる事件簿』『日本扇の謎』があります。

まとめ|死体の出ない512ページを、本格の第一人者が書いた

  • 『折れた岬』は2026年10月3日(書店発売日)・日本経済新聞出版・512ページ・2,420円(税込)
  • 日本経済新聞夕刊の連載小説(2024年6月21日〜2025年9月/挿絵は大路浩実)
  • 著者初の“白秋”小説で、久々のノンシリーズ長編
  • 日経は「ミステリーなのにひとりも死なない」と紹介
  • 還暦過ぎでリタイアした編集者が、9年前に消えた覆面作家の謎を追う

版元自身が「この作品はミステリなのか否か」と問いを立てています。答えを出しに行く本ではなく、その問いに付き合う本として手に取るのが正解です。

折れた岬・関連作品の読書ガイド

  • 有栖川有栖のおすすめ・新刊ガイド
  • ミステリー小説おすすめ30選
  • 純文学小説おすすめ20選
ジャンル別 ミステリー 新刊レーダー
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 靴と自転車 澤村伊智 レビュー|デビュー10周年の恐怖短篇集 あらすじ・収録作・読みどころ【2026年最新】
  • 十津川警部 東北新幹線「はやぶさ」の客 新装版 西村京太郎 レビュー|どの版を買うか あらすじ・読みどころ【2026年最新】

この記事を書いた人

ヨムマップ編集部のアバター ヨムマップ編集部

関連記事

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子のレビュー記事アイキャッチ画像
    老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩のレビュー記事アイキャッチ画像
    法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤のレビュー記事アイキャッチ画像
    劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 雨穴の家 雨穴のレビュー記事アイキャッチ画像
    雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 神話 知念実希人のレビュー記事アイキャッチ画像
    神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 昇華 機捜235 今野敏のレビュー記事アイキャッチ画像
    昇華 機捜235 今野敏 レビュー|シリーズ3作で文庫化の間隔が3年1か月→1年11か月に縮んだ【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智のレビュー記事アイキャッチ画像
    頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智 レビュー|収録7編の目次を全部並べた異形短編集の文庫化【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎のレビュー記事アイキャッチ画像
    金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎 レビュー|4つの版を全部並べた・同じ双葉文庫で552円→946円【2026年最新】
    2026年10月11日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
  • 雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
  • 神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年10月
  • 2026年9月
  • 2026年8月
  • 2026年7月
  • 2026年6月
  • 2026年5月

カテゴリー

  • SF
  • このミステリーがすごい
  • エッセイ
  • シリーズ順番
  • ジャンル別
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ミステリー
  • メフィスト賞
  • ライトノベル
  • 作者ハブ
  • 児童書・YA
  • 吉川英治文学賞
  • 大宅壮一NF賞
  • 山本周五郎賞
  • 恋愛
  • 文学賞
  • 新刊レーダー
  • 日本ファンタジーノベル大賞
  • 日本推理作家協会賞
  • 本屋大賞
  • 本格ミステリ大賞
  • 歴史時代
  • 江戸川乱歩賞
  • 直木賞
  • 純文学
  • 芥川賞
  • 青春

スポンサーリンク

Audible 30日間無料体験|聴く読書をはじめようKindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ
人気ブログランキング

Kindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© ヨムマップ.

目次