MENU
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
次に読む一冊、ちゃんと地図にします。
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
  1. ホーム
  2. ジャンル別
  3. ミステリー
  4. 名もなき星の哀歌 結城真一郎 レビュー|第5回新潮ミステリー大賞受賞のデビュー作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

名もなき星の哀歌 結城真一郎 レビュー|第5回新潮ミステリー大賞受賞のデビュー作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 9/29
ジャンル別 ミステリー
2026年9月12日2026年9月29日
名もなき星の哀歌(結城真一郎・記憶を売買する店のデビュー作)レビュー記事のアイキャッチ画像

『名もなき星の哀歌』は、結城真一郎が書いたミステリーで、人の記憶を売買する「店」で働く二人が、路上ライブで歌う謎の女性シンガーと出会うところから、一家焼死事件の生き残りと「スワンプマン」の謎へ踏み込んでいく長編です。第5回新潮ミステリー大賞を受賞したデビュー作で、2019年1月に新潮社から刊行されました。この記事では、あらすじ・読みどころ・のちの作風との違いまで紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

『名もなき星の哀歌』をAmazonでチェック
  • 第5回新潮ミステリー大賞受賞のデビュー作
  • 記憶を売買する「店」を舞台にした特殊設定ミステリ
  • 新潮文庫版は544ページ(2021年9月29日)

Amazonで名もなき星の哀歌を見る →

目次

名もなき星の哀歌とは|記憶を売買する設定で書かれたデビュー作

項目 内容
著者 結城真一郎
初刊 新潮社・2019年1月(ISBN 978-4-10-352231-7)
文庫 新潮文庫・2021年9月29日・544ページ・定価935円(ISBN 978-4-10-103261-0)
受賞 第5回新潮ミステリー大賞(2018年)
位置づけ デビュー作

出典:新潮社『名もなき星の哀歌』、Wikipedia『結城真一郎』、国立国会図書館サーチ(2026年9月12日時点)

のちの『#真相をお話しします』とは手触りがかなり違います。短編でSNS時代の犯罪を切り取った後年の作風に対し、本作は544ページを使う特殊設定の長編です。同じ作家の入口として読むと、振れ幅に驚きます。

名もなき星の哀歌のあらすじ|記憶を売る店と、路上で歌う女

名もなき星の哀歌 の物語の入り口を順に示した図

記憶を売買する「店」

主人公は銀行員と、漫画家志望の青年の二人です。

彼らが働くのは、人の記憶を売買する「店」でした。

誰かの記憶を買い取り、別の誰かへ渡す。そういう仕事です。

路上ライブの女性シンガー

二人はある日、路上で歌う謎の女性シンガーと出会います。

彼女の過去には、明かされていない秘密がありました。

一家焼死事件の生き残り

たどり着くのは、一家焼死事件の生き残りという事実です。

そして、もう一つの言葉が浮かび上がります。

「スワンプマン」とは誰か。

記憶が売り買いできる世界で、その問いは「この人物は本当にその人なのか」という問いに直結します。物語は美しくも残酷な真実へ向かいます。

名もなき星の哀歌の3つの読みどころ

名もなき星の哀歌 の3つの読みどころをまとめた図

1. 特殊設定が謎解きと不可分であること

記憶の売買という設定は、雰囲気づくりのために置かれていません。記憶を入れ替えられる世界では、証言も自白も担保にならない——その一点がミステリーとしての土台になっています。

2. 「スワンプマン」という思考実験の使い方

スワンプマンは、ある人物と物理的に同一の存在が現れたとき、それは本人かを問う思考実験として知られます。本作はこれを比喩に留めず、事件の真相そのものに食い込ませています。設定を説明して終わらない点が、新人賞の選考で評価された部分です。

3. 544ページを使い切る構成

文庫で544ページと、デビュー作としては厚い部類です。序盤から中盤にかけて謎が増え続け、回収は後半に集中します。読み始めてすぐに答えの見当がつくタイプではありません。

名もなき星の哀歌の版と入手方法

名もなき星の哀歌 の版や実績を比較した図
版 出版社 刊行
単行本 新潮社 2019年1月
文庫 新潮文庫 2021年9月29日・544ページ・935円

新刊書店で手に入りやすいのは新潮文庫版です。

名もなき星の哀歌 - 結城真一郎

名もなき星の哀歌

結城真一郎|新潮文庫

Amazonで見る →

名もなき星の哀歌の読了時間と難易度

文庫544ページで、一般的な読書速度で8〜10時間が目安です。

設定の理解に序盤の負荷が集中します。記憶の売買がどこまで可能で何が制限されるのか、というルールを飲み込むまでが山場です。逆にそこを越えると、後半は回収が続くため速度が上がります。哲学的な予備知識は不要で、スワンプマンの説明も作中で与えられます。

名もなき星の哀歌に関するよくある質問

名もなき星の哀歌はどんな賞を受賞しましたか

第5回新潮ミステリー大賞を受賞しています。結城真一郎のデビュー作です。

『#真相をお話しします』と似ていますか

作風はかなり異なります。『#真相をお話しします』は現代的な短編集、本作は特殊設定の長編です。

スワンプマンを知らなくても読めますか

読めます。作中で説明されるため、事前の知識は不要です。

SFですか、ミステリーですか

記憶の売買という特殊設定を使いますが、構造はミステリーです。謎の提示と回収で進みます。

結城真一郎の他の作品はどれを読むべきですか

日本推理作家協会賞短編部門を受けた「#拡散希望」を収める『#真相をお話しします』がよく挙げられます。作品一覧は結城真一郎の新刊・新作ガイドにまとめています。

『名もなき星の哀歌』をKindleで読む

電子版はセールとポイント還元で実質の支払いが下がることがあります。紙と電子で価格が違うので、Amazonで確認してください。

Kindle版を見る →

まとめ|記憶が売り買いできる世界で、その人は本人か

  • 『名もなき星の哀歌』は、記憶を売買する店で働く二人が、焼死事件の生き残りとスワンプマンの謎に行き着く長編
  • 第5回新潮ミステリー大賞受賞のデビュー作
  • 特殊設定が雰囲気ではなく謎解きの土台になっている
  • 現行版は新潮文庫(2021年9月・544ページ)

後年の短編で知った読者ほど、同じ書き手とは思えない厚みに驚く作品です。

その一冊、“耳”で読むという手もあります

長編や積んだままの本ほど、聴くと最後までたどり着けます。

  • 30日間の無料体験。期間内に解約すれば料金はかかりません
  • 数十万タイトルが聴き放題(無料体験後は月額1,500円)
  • 通勤・家事・散歩の時間が、そのまま読書の時間になります

Audibleの無料体験を見る →

※対象タイトル・料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。作品によっては対象外です。最新の条件は公式ページでご確認ください。

名もなき星の哀歌・関連作品の読書ガイド

  • 結城真一郎の新刊・新作ガイド
  • #真相をお話しします レビュー
  • 日本推理作家協会賞の受賞作ガイド
ジャンル別 ミステリー
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 商う狼 永井紗耶子 レビュー|新田次郎文学賞受賞・江戸商人杉本茂十郎 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 夢見る帝国図書館 中島京子 レビュー|紫式部文学賞受賞・図書館が主人公の長編 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

この記事を書いた人

ヨムマップ編集部のアバター ヨムマップ編集部

関連記事

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子のレビュー記事アイキャッチ画像
    老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩のレビュー記事アイキャッチ画像
    法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤のレビュー記事アイキャッチ画像
    劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 雨穴の家 雨穴のレビュー記事アイキャッチ画像
    雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 神話 知念実希人のレビュー記事アイキャッチ画像
    神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 昇華 機捜235 今野敏のレビュー記事アイキャッチ画像
    昇華 機捜235 今野敏 レビュー|シリーズ3作で文庫化の間隔が3年1か月→1年11か月に縮んだ【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智のレビュー記事アイキャッチ画像
    頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智 レビュー|収録7編の目次を全部並べた異形短編集の文庫化【2026年最新】
    2026年10月11日
  • 金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎のレビュー記事アイキャッチ画像
    金沢 歴史の殺人 新装版 西村京太郎 レビュー|4つの版を全部並べた・同じ双葉文庫で552円→946円【2026年最新】
    2026年10月11日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿

  • 老坂クリニック 坂の下には明日の笑み 南杏子 レビュー|文庫化ではなく書き下ろし第3巻・副題は「坂の途中→坂の上→坂の下」【2026年最新】
  • 法廷占拠 爆弾2 呉勝浩 レビュー|単行本と文庫がどちらも416ページ、初出は「小説現代」1号に一挙掲載【2026年最新】
  • 劇場で会いましょう 池井戸潤 レビュー|文庫化ではなく著者初のエッセイ集・半沢直樹の新作が読める550円【2026年最新】
  • 雨穴の家 雨穴 レビュー|272ページ中140ページだけが小説、残りは資料という新形式【2026年最新】
  • 神話 知念実希人 レビュー|624ページ・550gのAI×SF大作、版元が「作家デビュー15周年、勝負作」と呼ぶ新作【2026年最新】

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年10月
  • 2026年9月
  • 2026年8月
  • 2026年7月
  • 2026年6月
  • 2026年5月

カテゴリー

  • SF
  • このミステリーがすごい
  • エッセイ
  • シリーズ順番
  • ジャンル別
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ミステリー
  • メフィスト賞
  • ライトノベル
  • 作者ハブ
  • 児童書・YA
  • 吉川英治文学賞
  • 大宅壮一NF賞
  • 山本周五郎賞
  • 恋愛
  • 文学賞
  • 新刊レーダー
  • 日本ファンタジーノベル大賞
  • 日本推理作家協会賞
  • 本屋大賞
  • 本格ミステリ大賞
  • 歴史時代
  • 江戸川乱歩賞
  • 直木賞
  • 純文学
  • 芥川賞
  • 青春

スポンサーリンク

Audible 30日間無料体験|聴く読書をはじめようKindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ
人気ブログランキング

Kindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© ヨムマップ.

目次