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銀漢の賦 葉室麟 レビュー|幼なじみ3人が50年後に対峙する あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 10/05
ジャンル別 歴史時代
2026年9月2日2026年10月5日
銀漢の賦(葉室麟・幼なじみ3人が50年後に対峙する)レビュー記事のアイキャッチ画像

『銀漢の賦』は、葉室麟が書いた時代小説で、身分の違う幼なじみ3人が、50年の時を経て藩の中枢で対峙する長編です。第14回松本清張賞を受賞し、文藝春秋から2007年7月15日に245ページで刊行されました。2015年にはNHK木曜時代劇『風の峠〜銀漢の賦〜』として中村雅俊主演で放送されています。この記事では、あらすじ・読みどころまで紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 第14回松本清張賞の受賞作
  • 文藝春秋2007年7月・245ページ。文春文庫は2010年2月・283ページ
  • 2015年にNHK木曜時代劇として中村雅俊主演で放送

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目次

銀漢の賦とは|松本清張賞を受けた葉室麟の代表作のひとつ

項目 内容
著者 葉室麟
単行本 文藝春秋・2007年7月15日・245ページ(ISBN 978-4-16-326200-0)
文庫 文春文庫・2010年2月10日・283ページ(ISBN 978-4-16-778101-9)
受賞 第14回松本清張賞
ドラマ NHK総合『風の峠〜銀漢の賦〜』2015年1月15日〜2月19日・全6回・中村雅俊主演

出典:国立国会図書館サーチ、Wikipedia『銀漢の賦』(2026年9月2日時点)

245ページと、時代小説としては短い部類に入ります。構成が締まっているぶん、初めて葉室麟を読む人にも入りやすい作品です。

銀漢の賦のあらすじ|少年時代の約束が、50年後の対決になる

銀漢の賦 の物語の入り口を順に示した図

身分の違う3人の少年

物語は、九州の小藩を舞台にした少年時代の場面から始まります。

身分の異なる3人が、垣根を越えて親しくなります。子どもの頃には、身分の差はまだ決定的ではありませんでした。

50年後

時は流れ、3人は老年に差しかかっています。

ひとりは藩の中枢で権力を握り、ひとりは下級武士のまま。少年時代の関係は、そのまま持ち越されてはいません。

対峙

藩の政争が動くなかで、かつての友は向き合うことになります。

何を守り、何を捨ててきたのか。50年という時間が2人に何をしたかが、この物語の核心です。

少年時代の場面と現在が交互に描かれるため、読者は同じ人物の若さと老いを並べて見ることになります。

銀漢の賦の3つの読みどころ

銀漢の賦 の3つの読みどころをまとめた図

1. 50年という時間の使い方

少年期と老年期を往復する構成です。若い頃の一場面が、50年後の選択の意味を変える。この落差が作品の推進力になっています。

2. 身分を正面から扱うこと

友情が身分に耐えられたかどうかが問われます。美談にせず、断絶した部分をそのまま書くのがこの作品の誠実さです。

3. 245ページという分量

葉室麟の作品のなかでも短い部類です。構成が締まっているので、時代小説に慣れていない読者でも読み切りやすくなっています。

銀漢の賦の版と入手方法

銀漢の賦 の版や実績を比較した図
版 出版社 刊行 ページ数
単行本 文藝春秋 2007年7月15日 245ページ
文庫 文春文庫 2010年2月10日 283ページ

いま入手しやすいのは文春文庫版です。ドラマ『風の峠〜銀漢の賦〜』から入った場合もこちらになります。

銀漢の賦の読了時間と難易度

単行本245ページ、文庫283ページ。一般的な読書速度で4〜5時間が目安です。

時系列が往復するので、少年時代の3人の関係を頭に置いて読む必要があります。ただし人物は多くなく、混乱するほどではありません。葉室麟の入口としてよく挙げられる1冊です。

銀漢の賦に関するよくある質問

銀漢の賦はどんな賞を受賞しましたか

第14回松本清張賞を受賞しています。

何ページありますか

文藝春秋の単行本が245ページ、文春文庫版が283ページです。

ドラマ化されていますか

2015年1月15日から2月19日まで、NHK総合の木曜時代劇『風の峠〜銀漢の賦〜』として全6回放送されました。主演は中村雅俊です。

時代小説が初めてでも読めますか

読めます。245ページと短く、人物も多くありません。葉室麟の入口としてよく挙げられます。

葉室麟の他の作品は何がありますか

『蜩ノ記』が直木賞受賞作です。作品一覧は葉室麟のおすすめ代表作・遺作ガイドにまとめています。

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まとめ|50年後に向き合う、少年だった3人の物語

  • 『銀漢の賦』は、身分の違う幼なじみ3人が50年後に藩の中枢で対峙する時代小説
  • 第14回松本清張賞の受賞作
  • 少年期と老年期を往復する構成で、若い頃の一場面が50年後の選択の意味を変える
  • 文藝春秋単行本245ページ/文春文庫283ページ。2015年にNHKで中村雅俊主演ドラマ化

245ページと短く、葉室麟を初めて読む人に向いた1冊です。

その一冊、“耳”で読むという手もあります

長編や積んだままの本ほど、聴くと最後までたどり着けます。

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銀漢の賦・関連作品の読書ガイド

  • 葉室麟のおすすめ代表作・遺作ガイド
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