MENU
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
次に読む一冊、ちゃんと地図にします。
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
  1. ホーム
  2. ジャンル別
  3. 歴史時代
  4. しろがねの葉 千早茜 レビュー|第168回直木賞に輝いた石見銀山の女坑夫の生 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

しろがねの葉 千早茜 レビュー|第168回直木賞に輝いた石見銀山の女坑夫の生 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 7/22
ジャンル別 歴史時代 直木賞
2026年7月22日
しろがねの葉(千早茜・石見銀山を舞台に女坑夫ウメの一生を描いた第168回直木賞受賞の時代小説)レビュー記事のアイキャッチ画像

千早茜の『しろがねの葉』を読むべき理由を、第168回直木賞受賞という評価・戦国末期の石見銀山を舞台にした異色の時代小説という設定・女坑夫ウメの一生を通して描かれる生と官能の3観点で完全解説。

銀を掘る闇の坑道で、愛する人を何度失っても生き続ける女の一代記を、ネタバレを最小限に紹介します。

最終更新日: 2026年7月22日

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

『しろがねの葉』をAmazonでチェック
  • 第168回直木賞を受賞した時代小説
  • 戦国末期の石見銀山を舞台にした異色作
  • 新潮文庫・電子書籍・単行本すべてチェック可能

Amazonでしろがねの葉を見る →

目次

しろがねの葉とは|第168回直木賞に輝いた千早茜の石見銀山小説

項目 内容
著者 千早茜
ジャンル 時代・歴史小説
単行本発売 2022年9月(新潮社)
文庫化 新潮文庫(2025年6月25日)
文庫ISBN 978-4-10-120384-3
ページ数 416ページ(新潮文庫版)
受賞 第168回直木賞(2022年下半期)
同時受賞 小川哲『地図と拳』
舞台 戦国末期〜江戸初期の石見銀山
主人公 女坑夫のウメ
しろがねの葉 - 千早茜

しろがねの葉

千早茜|新潮文庫

Amazonで見る →

『しろがねの葉』は、千早茜が第168回直木賞(2022年下半期)を受賞した時代小説です。

同じ回では小川哲『地図と拳』も同時受賞しました。

戦国末期から江戸初期の石見銀山を舞台に、間歩(坑道)で銀を掘って生きる女坑夫ウメの一生を描いた、千早茜にとって初の本格時代小説です。

しろがねの葉のあらすじ|銀山の闇を生きる女の一代記

しろがねの葉 親とはぐれたウメが石見銀山で山師に育てられ女坑夫となり三人の男を看取りながら生き抜くまでのあらすじの流れ

物語の舞台は、戦国末期、世界有数の産出量を誇った石見銀山。

親と離れ、山師に育てられた少女ウメ

親とはぐれた幼い少女ウメは、伝説的な山師(やまし)に才を見いだされ、銀山の集落で育てられます。

やがて彼女は、女人が坑内に入ることを忌む慣習のなかで、坑道へ潜って銀を掘る「女坑夫」として生きていくことになります。

三人の男と、看取り続ける生

光の届かない間歩で身を削る鉱山の労働は過酷で、そこに生きる者の命は短い。

ウメは生涯で関わる三人の男を、いずれも自らが看取ることになります。

「愛する人を何度失っても、わたしは生きる」——闇と死の隣り合わせで、それでも生き抜こうとする一人の女の姿が、数十年の時をかけて描かれていきます。

しろがねの葉の3つの読みどころ

しろがねの葉 3つの読みどころ(第168回直木賞受賞・石見銀山という前例の少ない舞台・生と死と官能が地続きになる筆致)

1. 第168回直木賞を受賞した時代小説

本作は第168回直木賞(2022年下半期)を受賞しました。

恋愛・幻想の色合いの強い作品で知られた千早茜が、初の本格時代小説で最高峰の文学賞に到達したという点でも大きな転機となった一冊です。

同時受賞は小川哲『地図と拳』で、時代・歴史ものが並んで受賞した回として話題になりました。

2. 石見銀山という前例の少ない舞台

世界遺産としても知られる石見銀山を、鉱山労働の内側から描く——この舞台選び自体が本作の大きな魅力です。

間歩(坑道)に潜り、灯りを頼りに銀を掘る者たちの息づかいが、綿密な取材と描写によって立ち上がってきます。

歴史の教科書には残りにくい、名もなき働き手の生が主役に据えられています。

3. 生と死、労働と官能が地続きになる筆致

死と隣り合わせの過酷な労働と、そこで芽生える人と人の情愛。

千早茜が持ち味としてきた官能的な描写が、鉱山という生死の現場と分かちがたく結びつくのが本作の核心です。

「なぜ人は生きるのか」という問いが、ウメの一生を通じて静かに、しかし強く読者に差し出されます。

しろがねの葉のテーマ|「失いながら生きる」ということ

しろがねの葉 ウメが背負うもの(女坑夫の労働・死の気配・三人を看取る宿命・一代記)と物語が問うこと(生の尊さ・失っても続く生・生きることと愛すること・なぜ生きるのか)の対比
観点 ウメが背負うもの 物語が問うこと
労働 女坑夫として銀を掘る 名もなき者の生の尊さ
死 三人の男を看取る 失っても続く生
性・情愛 短命な者たちの結びつき 生きることと愛すること
時間 数十年の一代記 一人の女の生の全体

本作の主題は、「愛する人を何度失っても、生き続ける」という一点に貫かれています。

銀山の闇=死の気配のなかで、それでも身体を張って生を全うするウメの姿が、悲惨さではなく強さとして描かれます。

千早茜が官能と生死を地続きに描いてきた作風の到達点といえる一作です。

しろがねの葉と千早茜の他作品の関係

千早茜は恋愛・幻想・食などをテーマに、身体感覚に訴える濃密な文章で知られる作家です。

本作『しろがねの葉』は、そうした千早茜の資質が「時代小説」という新しい器で結実した作品です。

現代を舞台にした作品で知られてきた作家が、戦国末期の鉱山という遠い過去へ筆を伸ばし、直木賞という評価に到達した転機として位置づけられます。

千早茜の作風をまとめて追いたい方は、著者ページから他作品もあわせてチェックしてみてください。

しろがねの葉の読了時間と難易度

  • 読了時間目安: 約6〜8時間(新潮文庫版・416ページ)
  • 難易度: ★★★☆☆(時代背景の予備知識は不要)
  • おすすめタイプ: 千早茜ファン/骨太な時代小説が好きな人/一人の女の一代記を読みたい人

石見銀山や戦国末期の予備知識がなくても十分に読めます。

千早茜の濃密な文章と、時代・歴史小説としての読み応えを、じっくり味わいたい方に向いた一冊です。

しろがねの葉に関するよくある質問

Q. 時代小説が苦手でも読める?

A. 十分に読めます。

本作は一人の女性の一代記として読める物語で、合戦や政治の知識がなくても入り込めます。

むしろ普段は現代ものを読む方にこそ手に取ってほしい時代小説です。

Q. シリーズもの?

A. 本作は独立した長編です。

続編や前作を読む必要はなく、1冊で完結します。

Q. 文庫版は出ている?

A. 新潮文庫版が2025年6月25日に発売されています。

単行本(2022年9月・新潮社)と電子書籍版もあり、手に取りやすい形で読めます。

Q. 直木賞は単独受賞?

A. 第168回直木賞は、本作と小川哲『地図と拳』の同時受賞でした。

時代・歴史を扱う二作が並んで受賞した回として注目されました。

まとめ|しろがねの葉は第168回直木賞に輝いた石見銀山の一代記

『しろがねの葉』は、千早茜が第168回直木賞(2022年下半期)を受賞した、石見銀山を舞台にする時代・歴史小説。

女坑夫ウメが、闇の間歩で銀を掘りながら、愛する三人の男を看取り、それでも生き抜く——生と死、労働と官能を地続きに描いた濃密な一代記です。

千早茜ファン・骨太な時代小説が好きな方・一人の女の生をじっくり読みたい読者におすすめできる1冊。

新潮文庫版で手に取って、千早茜が新境地に踏み込んだ到達点を味わってみてください。

しろがねの葉 - 千早茜

しろがねの葉

千早茜|新潮文庫

Amazonで見る →

今すぐ『しろがねの葉』を読み始めるなら
  • 新潮文庫版がおすすめ・電子書籍版あり
  • 第168回直木賞を受賞した時代小説
  • 千早茜の他作品もまとめてチェック可

Amazonでしろがねの葉を見る →

ヨムマップは小説情報を実体験ベースで継続更新しています

しろがねの葉・関連作品の読書ガイド

  • 千早茜の全作品ガイド
  • 時代・歴史小説の人気作ガイド

出典・参考情報

  • 新潮社『しろがねの葉』公式情報(最終確認: 2026年7月22日)
  • 第168回直木賞 受賞情報
  • openBD 書誌データ(ISBN 9784101203843 / 9784103341949)
  • Wikipedia「しろがねの葉」「千早茜」項目(最終確認: 2026年7月22日)


ジャンル別 歴史時代 直木賞
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 地図と拳 小川哲 レビュー|第168回直木賞に輝いた満洲の歴史大河 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • ツミデミック 一穂ミチ レビュー|第171回直木賞に輝いたコロナ禍の犯罪短編集 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

この記事を書いた人

ヨムマップ編集部のアバター ヨムマップ編集部

関連記事

  • ある男(平野啓一郎・読売文学賞・別人を生きた男)レビュー記事のアイキャッチ画像
    ある男 平野啓一郎 レビュー|他人の人生を生きた男の謎、アイデンティティを問う名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • マチネの終わりに(平野啓一郎・恋愛小説・すれ違う大人の恋)レビュー記事のアイキャッチ画像
    マチネの終わりに 平野啓一郎 レビュー|すれ違う大人の恋を描く名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • 日蝕(平野啓一郎・芥川賞・錬金術と異端)レビュー記事のアイキャッチ画像
    日蝕 平野啓一郎 レビュー|芥川賞に輝いた中世末期の錬金術と異端の物語 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • サラバ!(西加奈子・直木賞・「僕」の半生記)レビュー記事のアイキャッチ画像
    サラバ! 西加奈子 レビュー|直木賞に輝いた「僕」の半生記 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • 円卓(西加奈子・青春小説・少女こっこの夏)レビュー記事のアイキャッチ画像
    円卓 西加奈子 レビュー|孤独に憧れる少女こっこのひと夏の成長 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • 漁港の肉子ちゃん(西加奈子・家族小説・奔放な母と娘の絆)レビュー記事のアイキャッチ画像
    漁港の肉子ちゃん 西加奈子 レビュー|奔放な母と冷静な娘の絆を描く物語 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • ビタミンF(重松清・直木賞短編集・中年の父の7編)レビュー記事のアイキャッチ画像
    ビタミンF 重松清 レビュー|直木賞に輝いた中年の父を描く短編集 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日
  • とんび(重松清・家族小説・不器用な父と息子)レビュー記事のアイキャッチ画像
    とんび 重松清 レビュー|不器用な父ヤスと息子の情愛を描く感動作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月29日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿

  • ある男 平野啓一郎 レビュー|他人の人生を生きた男の謎、アイデンティティを問う名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • マチネの終わりに 平野啓一郎 レビュー|すれ違う大人の恋を描く名作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 日蝕 平野啓一郎 レビュー|芥川賞に輝いた中世末期の錬金術と異端の物語 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • サラバ! 西加奈子 レビュー|直木賞に輝いた「僕」の半生記 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 円卓 西加奈子 レビュー|孤独に憧れる少女こっこのひと夏の成長 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年7月
  • 2026年6月
  • 2026年5月

カテゴリー

  • SF
  • このミステリーがすごい
  • エッセイ
  • シリーズ順番
  • ジャンル別
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ミステリー
  • メフィスト賞
  • ライトノベル
  • 作者ハブ
  • 児童書・YA
  • 吉川英治文学賞
  • 大宅壮一NF賞
  • 山本周五郎賞
  • 恋愛
  • 文学賞
  • 新刊レーダー
  • 日本ファンタジーノベル大賞
  • 日本推理作家協会賞
  • 本屋大賞
  • 本格ミステリ大賞
  • 歴史時代
  • 江戸川乱歩賞
  • 直木賞
  • 純文学
  • 芥川賞
  • 青春

スポンサーリンク

Audible 30日間無料体験|聴く読書をはじめようKindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ
人気ブログランキング

Kindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© ヨムマップ.

目次