『つきあってはいけない』は、平山夢明が関わってはいけない人間ばかりを集めた全33篇の超短篇集です。2004年7月にハルキ・ホラー文庫として刊行され、2026年8月10日にハルキ文庫から新装版が出ます。1篇が短く、33篇を積み上げていく構成が特徴のホラー短篇集です。この記事では、内容・読みどころ・版の違いまで紹介します。
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- つきあってはいけない人間を集めた全33篇
- 2026年8月10日にハルキ文庫から新装版
- 文庫・電子書籍版どちらもチェック可能
つきあってはいけないとは|平山夢明が集めた33篇の超短篇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 平山夢明 |
| ジャンル | ホラー短篇集 |
| 初刊 | 2004年7月(ハルキ・ホラー文庫) |
| 新装版 | 2026年8月10日(ハルキ文庫 ひ-3-2) |
| ページ数 | 224ページ |
| 定価 | 814円(税込・本体740円) |
| 新装版ISBN | 978-4-758-44833-8 |
| 収録 | 全33篇 |
| 関連作 | ダイナー/平山夢明の代表作ガイド |
『つきあってはいけない』は、平山夢明が「関わってはいけない人間」を主題に書いた超短篇集です。
版元は内容紹介で「異常に嫉妬深い男、傷ついた女が好きな男、逆恨みしてくる元カノ、偏執狂的なストーカー」といった人物像を挙げています。
224ページに33篇という配分なので、1篇あたりは数ページの超短篇です。
2004年7月にハルキ・ホラー文庫として刊行されたものが、2026年8月10日にハルキ文庫の新装版として出直します。
つきあってはいけないの内容|「人間」がいちばん怖い

怪異ではなく人間を怖がらせる
本作に並ぶのは、幽霊でも怪物でもなく人間です。
版元が挙げる異常に嫉妬深い男/傷ついた女が好きな男/逆恨みしてくる元カノ/偏執狂的なストーカーは、
いずれも現実にいてもおかしくない人物像として書かれています。
「つきあってはいけない」という題名が、そのまま読者への警告になっている構成です。
題名が判明している3篇
収録33篇のうち、版元が公表しているのは「命の次に……」「ひき逃げ」「つきまとわれて……」の3篇です。
残り30篇の題名は公表されていません。
「ひき逃げ」のように状況をそのまま示す題もあれば、
「命の次に……」「つきまとわれて……」のように言い差しで終わる題もあり、
題名の段階からいやな余韻を残すつくりになっています。
33篇という分量の意味
1篇が短いということは、オチまでの距離が近いということです。
長い助走で怖がらせるのではなく、短い距離で不意に足元をすくうタイプの怖さが33回くり返されます。
つきあってはいけないの3つの読みどころ

1. 1篇が短く、どこからでも読める
224ページに33篇という配分は、平均7ページに満たない計算になります。
通勤の1駅ぶん、寝る前の数分といった細切れの時間でも1篇読み切れるのが本作の使いやすさです。
順番に読む必要もありません。
2. 「実在しそうな怖さ」に絞られている
平山夢明は、実話怪談の書き手としても知られる書き手です。
本作の人物像が超常的な存在ではなく生身の人間に振り切られているのは、その延長線上にあると読めます。
読み終えたあと、身のまわりの誰かの顔が浮かぶ——という種類の後味が持ち味です。
3. 平山夢明の入り口として選びやすい
平山夢明の代表作には、
第60回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した『独白するユニバーサル横メルカトル』や、
第28回日本冒険小説協会大賞・第13回大藪春彦賞を受賞した『ダイナー』があります。
いずれも読み応えのある作品ですが、まず作風を試したいなら超短篇集の本作が入りやすい選択肢です。
つきあってはいけないの初刊と新装版の違い

本作には初刊と新装版の2つの版があります。
| 版 | 刊行 | レーベル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初刊 | 2004年7月 | ハルキ・ホラー文庫 | 最初の刊行 |
| 新装版 | 2026年8月10日 | ハルキ文庫 ひ-3-2 | 224ページ・814円(税込)・ISBN 978-4-758-44833-8 |
レーベルがハルキ・ホラー文庫からハルキ文庫へ移るのが、版としての最大の違いです。
なお、新装版で本文が改稿されるかどうかは公表されていません。
同じハルキ文庫の新装版には『(新装版)メルキオールの惨劇』(ひ-3-1)もあり、番号が続く形で刊行されています。
つきあってはいけないの読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約2〜3時間(文庫224ページ・全33篇)
- 難易度: ★☆☆☆☆(1篇が短く、どこからでも読める)
- おすすめタイプ: ホラー短篇が好きな人/人間の怖さを描く作品が好きな人/平山夢明を初めて読む人
1篇が数ページなので、読書の合間の1冊としても置きやすい本です。
ただし後味の悪さは相応にあるので、明るい読後感を求める場面には向きません。
つきあってはいけないに関するよくある質問
Q. つきあってはいけないの新装版はいつ発売?
A. 2026年8月10日が書店発売日です(初版年月日は2026年8月18日)。
角川春樹事務所のハルキ文庫(ひ-3-2)から224ページ、814円(税込)、ISBNは978-4-758-44833-8で刊行されます。
Q. つきあってはいけないには何篇収録されている?
A. 全33篇です。
題名が公表されているのは「命の次に……」「ひき逃げ」「つきまとわれて……」の3篇で、残りは公表されていません。
Q. つきあってはいけないはホラー小説?
A. ホラーに分類される短篇集ですが、怪異ではなく人間の異常性を扱います。
版元は「異常に嫉妬深い男、傷ついた女が好きな男、逆恨みしてくる元カノ、偏執狂的なストーカー」といった人物像を挙げています。
Q. 平山夢明を初めて読むけど大丈夫?
A. 1篇が短い超短篇集なので、作風を試すには向いた1冊です。
長編から入りたい方は、大藪春彦賞を受賞した『ダイナー』のレビューもご覧ください。
まとめ|つきあってはいけないは人間の異常性を33篇に凝縮した超短篇集
『つきあってはいけない』は、平山夢明が「関わってはいけない人間」ばかりを集めた全33篇のホラー超短篇集です。
異常に嫉妬深い男、傷ついた女が好きな男、逆恨みしてくる元カノ、偏執狂的なストーカー——並ぶのは怪異ではなく生身の人間です。
2004年7月にハルキ・ホラー文庫として刊行されたものが、2026年8月10日にハルキ文庫から新装版として出直します。
ホラー短篇が好きな方・人間の怖さを描く作品が好きな方におすすめ。
平山夢明の代表作ガイドもあわせてチェックしてみてください。
- 2026年8月10日にハルキ文庫から新装版
- 全33篇・224ページの超短篇集
- 814円(税込)で手に取りやすい1冊
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つきあってはいけない・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 角川春樹事務所『(新装版)つきあってはいけない』書誌情報(ハルキ文庫 ひ-3-2/書店発売日2026年8月10日・初版年月日2026年8月18日/224ページ/本体740円+税/ISBN 978-4-758-44833-8/内容紹介・収録3篇の題名・全33篇の記載)
- openBD 書誌データ(ISBN 9784758448338/書名・著者・レーベル・価格)
- 初刊行情報: ハルキ・ホラー文庫『つきあってはいけない』2004年7月刊
- 最終確認: 2026年8月10日




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