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嘘つきは人間のはじまり 真梨幸子 レビュー|特殊詐欺を描く全8編のイヤミス短編集 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 8/10
ジャンル別 ミステリー
2026年8月10日
嘘つきは人間のはじまり(真梨幸子が特殊詐欺を題材に書いた全8編の短編集。2026年8月19日に光文社から刊行)レビュー記事のアイキャッチ画像

『嘘つきは人間のはじまり』は、真梨幸子が特殊詐欺を題材に書いた全8編の短編集です。2026年8月19日に光文社から四六判276ページで刊行され、光文社は「イヤミスの女王が描く、めくるめく特殊詐欺の世界」と打ち出しています。この記事では、収録作・あらすじ・読みどころまで、発売前に公表されている情報にもとづいて紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

※本記事は発売前に公表された情報にもとづいています。

『嘘つきは人間のはじまり』をAmazonでチェック
  • 特殊詐欺を題材にした全8編の短編集
  • 2026年8月19日に光文社から刊行
  • 紙・電子書籍版どちらもチェック可能

Amazonで嘘つきは人間のはじまりを見る →

目次

嘘つきは人間のはじまりとは|真梨幸子が特殊詐欺を書いた短編集

項目 内容
著者 真梨幸子
ジャンル ミステリー短編集(特殊詐欺)
出版社 光文社(単行本・文芸)
書店発売日 2026年8月19日
出版年月日 2026年8月30日
判型・ページ数 四六判・276ページ
定価 1,980円(税込)
ISBN 978-4-334-11089-5
収録 全8編(うち7編の題名が公表)
関連作 殺人鬼フジコの衝動/真梨幸子の作品ガイド

『嘘つきは人間のはじまり』は、真梨幸子が特殊詐欺という題材に正面から取り組んだ短編集です。

光文社は内容紹介を「イヤミスの女王が描く、めくるめく特殊詐欺の世界全8編。」という一文で締めくくっています。

2026年8月19日が書店発売日で、四六判276ページ・1,980円(税込)という体裁です。

「特殊詐欺」は、対面せずに相手をだまして金銭を交付させる犯罪の総称です。

本作はその手口ごとに1編を割り当てるかたちで、詐欺の世界を多角的に見せる構成になっています。

嘘つきは人間のはじまり - 真梨幸子

嘘つきは人間のはじまり

真梨幸子|光文社

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嘘つきは人間のはじまりのあらすじ|公表されている2編から

嘘つきは人間のはじまり 収録作ロイヤルロマンスの熱愛報道から婚約指輪の費用工面へ、百万円の負動産の相続した土地から原野商法の指摘へと進む2編の入り口

光文社の内容紹介では、収録作のうち2編のあらすじが具体的に紹介されています。

「ロイヤルロマンス」——プリンセスの熱愛報道から始まる

我が国のプリンセス、X子さまの熱愛が発覚します。

お相手とされる男性は、▲▲大学に通う自分の息子に違いないと浮かれ、周囲に自慢する早苗。

メガバンクへの就職が内定している息子は、X子さまに婚約指輪を贈りたいと費用の工面をお願いしてくる——というところから物語が動き出します。

母親の見栄と期待が、そのまま金銭の要求に接続されていく入り口です。

「百万円の負動産」——三回忌の席で持ち出される土地の話

小説家の蓉子は、二年前に亡くなった母の死を受け入れられずにいます。

三回忌の席で、母が百万円で買わされた下田の三十坪の土地(現在は蓉子が相続)の話題になります。

そこで、大手不動産会社勤務の甥・アキラが「おばさんは原野商法にひっかかっていた」と言いはじめます。

原野商法は、価値のない土地を高値で売りつける手口を指す言葉です。

相続した土地が「負動産」だったと知らされるところから、この一編は転がっていきます。

残る6編は題名のみが公表

上記2編のほか、「嘘つきは人間のはじまり」「キアッソスキーム」「インクリボン」「金蚕蠱」「嘘つきは人間の終わり」が収録されています。

公表されているのは全8編のうち7編の題名までで、残り1編の題名と、各編の詳しい内容は発売までは分かりません。

嘘つきは人間のはじまりの3つの読みどころ

嘘つきは人間のはじまり 3つの読みどころ(対になる2編が短編集の枠になる構成・複数の詐欺手口を1冊で横断できる点・欲と見栄を転落の起点に据える題材選び)

1. 表題作と対になる「嘘つきは人間の終わり」

収録作には「嘘つきは人間のはじまり」と「嘘つきは人間の終わり」という、対になる題名の2編が並んでいます。

表題作を「はじまり」に据え、もう一方を「終わり」に置く構成そのものが、短編集全体の枠として機能していると読めます。

短編集をどの順で読むかで印象が変わるタイプの構成です。

2. 手口ごとに書き分けられた詐欺の見取り図

公表されている2編だけでも、結婚(皇族報道)を絡めた金銭の要求と原野商法による不動産という、

まったく違う手口が並んでいます。

編 題材
ロイヤルロマンス 皇族の熱愛報道と息子への送金
百万円の負動産 相続した土地と原野商法

1冊で複数の手口を横断できるのが、連作ではなく短編集というかたちを選んだ効果です。

3. 「イヤミスの女王」と紹介されてきた書き手の題材選び

真梨幸子は、読後感の重さから「イヤミスの女王」と紹介されることが多い書き手です。

デビュー作の系譜にある『殺人鬼フジコの衝動』が、平凡な人物が転落していく過程を追ったのに対し、

本作はだます側とだまされる側の関係そのものを短編で切り取ります。

題材は変わっても、人の欲や見栄が転落の起点になるという構図は共通しています。

嘘つきは人間のはじまりと殺人鬼フジコの衝動の違い

嘘つきは人間のはじまり(特殊詐欺を扱う全8編の短編集)と殺人鬼フジコの衝動(一家惨殺事件の生き残りを追う長編)の形式と題材の対比

同じ真梨幸子の作品でも、長編と短編集では読み方が変わります。

嘘つきは人間のはじまり 殺人鬼フジコの衝動
形式 短編集(全8編) 長編
題材 特殊詐欺 一家惨殺事件の生き残り
読み方 1編ずつ読み切れる 一気に読み通す構成
刊行 2026年8月19日(光文社) 既刊

細切れの時間で読むなら本作、腰を据えて1人の人生を追うならフジコ、という選び方ができます。

同じ作者の他の作品は真梨幸子の作品ガイドとおすすめランキングで確認できます。

嘘つきは人間のはじまりの読了時間と難易度

  • 読了時間目安: 約4〜5時間(四六判276ページ・全8編)
  • 難易度: ★★☆☆☆(短編集なので読みやすいが、読後感は軽くない)
  • おすすめタイプ: イヤミスが好きな人/特殊詐欺という題材に関心がある人/短編で読みたい人

1編ずつ独立しているので、通勤や休憩時間でも読み進められます。

ただし真梨幸子の作品は後味の重さが持ち味なので、寝る前の1編には向かないかもしれません。

嘘つきは人間のはじまりに関するよくある質問

Q. 嘘つきは人間のはじまりはいつ発売?

A. 2026年8月19日が書店発売日です(出版年月日は2026年8月30日)。

光文社から四六判276ページ、1,980円(税込)、ISBNは978-4-334-11089-5で刊行されます。

Q. 嘘つきは人間のはじまりには何編収録されている?

A. 全8編です。

公表されているのは「ロイヤルロマンス」「百万円の負動産」「嘘つきは人間のはじまり」「キアッソスキーム」「インクリボン」「金蚕蠱」「嘘つきは人間の終わり」の7編で、残り1編の題名は発売前時点では公表されていません。

Q. 嘘つきは人間のはじまりはシリーズもの?

A. シリーズものではなく、単独の短編集です。

前提知識なしに読めます。

Q. 真梨幸子を初めて読むけど大丈夫?

A. 短編集なので、作者を初めて読む場合の入り口としても選びやすい1冊です。

長編から入りたい方は『殺人鬼フジコの衝動』、作品全体を見渡したい方は真梨幸子のおすすめランキングをご覧ください。

まとめ|嘘つきは人間のはじまりは特殊詐欺を8編で描く短編集

『嘘つきは人間のはじまり』は、真梨幸子が特殊詐欺を題材に書いた全8編のミステリー短編集で、2026年8月19日に光文社から刊行されます。

「ロイヤルロマンス」では皇族の熱愛報道が、「百万円の負動産」では原野商法が、それぞれ金銭をめぐる崩壊の入り口になります。

「嘘つきは人間のはじまり」と「嘘つきは人間の終わり」という対になる2編を含む構成も見どころです。

イヤミスが好きな方・特殊詐欺という題材に関心がある方・短編で読みたい方におすすめ。

真梨幸子の作品ガイドもあわせてチェックしてみてください。

嘘つきは人間のはじまり - 真梨幸子

嘘つきは人間のはじまり

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出典・参考情報

  • 光文社『嘘つきは人間のはじまり』書誌情報(書店発売日2026年8月19日/出版年月日2026年8月30日/四六判276ページ/1,980円税込/ISBN 978-4-334-11089-5/内容紹介・収録作7編の題名)
  • openBD 書誌データ(ISBN 9784334110895/書名・著者・出版社)
  • 最終確認: 2026年8月10日


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