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よるのばけもの 住野よる レビュー|夜になると化け物になる僕と矢野さつき あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 9/29
ジャンル別 青春
2026年8月27日2026年9月29日
よるのばけもの(住野よるが夜になると化け物になる「僕」を描いた青春小説。双葉社刊)レビュー記事のアイキャッチ画像

『よるのばけもの』は、住野よるが書いた青春小説で、夜になると化け物になってしまう「僕」を主人公にした長編です。双葉社は本作を『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く、住野よる待望の最新作と案内しています。単行本は2016年12月9日、双葉文庫は2019年4月11日に刊行されました。この記事では、あらすじ・読みどころ・「昼の僕」と「夜の僕」の二層構造まで紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く住野よるの長編
  • 双葉文庫は283ページ・713円(税込)で読める
  • 単行本・文庫・電子書籍・オーディオブック版が選べる

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目次

よるのばけものとは|夜になると化け物になる「僕」の青春小説

項目 内容
著者 住野よる
ジャンル 青春小説
主人公 夜になると化け物になる「僕」
単行本 2016年12月9日・双葉社・四六判・1,540円(本体1,400円)
単行本ISBN 978-4-575-24007-8
単行本ページ数 245ページ(国立国会図書館サーチ)
双葉文庫 2019年4月11日・A6判・713円(本体648円)
文庫ISBN 978-4-575-52209-9
文庫ページ数 283ページ(国立国会図書館サーチ)
電子版 単行本 2016年12月9日配信/文庫 2019年5月24日配信
位置づけ 『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く作品(双葉社公式)
受賞 版元公式に記載なし

『よるのばけもの』は、住野よるが「夜になると化け物になる僕」を主人公に書いた青春小説です。

双葉社は本作を「ベストセラー『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く、住野よる待望の最新作」と紹介しています。

単行本は2016年12月9日に四六判で刊行され、2019年4月11日に双葉文庫へ収録されました。

単行本245ページに対して文庫は283ページで、これは判型の違いによるものです。

読む順番に決まりはありません。『君の膵臓をたべたい』とも『また、同じ夢を見ていた』とも物語はつながっていないため、本作から読み始めても問題ありません。

よるのばけもの - 住野よる

よるのばけもの

住野よる|双葉文庫

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よるのばけもののあらすじ|夜の教室にいたクラスメイト

よるのばけもの 夜になると化け物になる僕が深夜に突然変身し、忘れ物をとりに夜の学校へ忍びこむと、誰もいないはずの教室にクラスメイトの矢野さつきがいたという物語の入り口の流れ

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。

夜になると、僕は化け物になる

双葉社の紹介は、この一文から始まります。

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。

「僕」は自分の意思とは無関係に化け物になります。

寝ているときも、座っているときも、立っているときも関係ありません。

深夜に突然やってくるものとして描かれています。

忘れ物をとりに、夜の学校へ

ある日、化け物になった「僕」は忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこみます。

化け物の姿だからこそ夜の学校に入っていける、という状況です。

誰もいない、と思っていた夜の教室——ここまでが物語の前提です。

だけどそこには、矢野さつきがいて

だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

版元の紹介はここで途切れます。

夜の教室で、化け物の「僕」とクラスメイトの矢野さつきが出会う。

物語はこの一点から動き出します。

なぜ矢野さつきが夜の教室にいるのか、二人がどんな関係になるのかは、双葉社公式が意図的に伏せている部分です。本記事でも踏み込みません。

よるのばけものの3つの読みどころ

よるのばけもの 3つの読みどころ(舞台が深夜の校舎に絞られている点・出会う相手が昼も顔を合わせるクラスメイトの矢野さつきである点・同じ人物が昼と夜で別の姿になる二層構造)

1. 「昼の僕」と「夜の僕」が別人であること

本作の構造上の核は、主人公が一日のうちで二つの状態を行き来することにあります。

夜の「僕」は化け物です。

昼の「僕」はクラスメイトたちのなかにいる一人の生徒です。

同じ人物なのに、置かれる場所も、できることも違う——ここが物語を動かします。

2. 出会う相手が「クラスメイト」であること

夜の教室で出会うのが見知らぬ誰かではなく、クラスメイトの矢野さつきだという設定が効いています。

昼も顔を合わせる相手と、夜に化け物の姿で会ってしまう。

昼と夜、二つの場所で同じ相手と向き合う構図が生まれます。

3. 舞台がほぼ「夜の学校」に絞られていること

版元の紹介から分かるとおり、物語の中心は深夜の校舎です。

誰もいないはずの教室という限定された空間が、そのまま物語の器になっています。

よるのばけものの「昼」と「夜」の二層構造

よるのばけもの 夜の僕は化け物の姿で深夜に突然変身し誰もいないはずの夜の教室で矢野さつきと出会うのに対し、昼の僕はふつうの生徒として教室でクラスメイトと過ごすという二層構造の対比

この作品を読むときにいちばん押さえておきたいのが、主人公が置かれる二つの状態の対比です。

双葉社公式が明かしている範囲で整理すると、次のようになります。

夜の「僕」 昼の「僕」
姿 化け物 ふつうの生徒
いつ 深夜に突然やってくる 日中
場所 夜の学校・誰もいないはずの教室 教室・クラスのなか
出会う相手 矢野さつき クラスメイトたち
意思 自分では選べない(寝ていても座っていても立っていても起きる) —

「寝ていても座っていても立っていても」という双葉社の言い回しが示すとおり、

変身は主人公が選んだことではありません。 ここが物語の出発点です。

なお、化け物になる理由・元に戻る条件・矢野さつきが夜の教室にいる理由は、双葉社公式に記載がありません。

本記事では触れないでおきます。

よるのばけものの読了時間と難易度

項目 目安
ページ数 双葉文庫 283ページ/単行本 245ページ
読了時間の目安 3〜4時間(1分あたり600字前後で読む場合)
難易度 ★☆☆☆☆(会話文が多く、一人称で語られます)
おすすめタイプ 住野よる作品を続けて読みたい人/学校を舞台にした青春小説が好きな人
巻数 1冊で完結(続編は版元公式に記載なし)

一人称で語られる長編で、分量としては住野よる作品のなかでも読みやすい部類です。

文庫は283ページなので、通勤・通学の数日分で読み切れます。

すでに『君の膵臓をたべたい』を読んでいる人であれば、

同じ著者の別の切り口として続けて手に取りやすい一冊です。

よるのばけものに関するよくある質問

よるのばけものは『君の膵臓をたべたい』の続編?

いいえ。物語のつながりはありません。

双葉社は本作を「『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く、住野よる待望の最新作」と案内していますが、これは刊行順の位置づけであって、物語が続いているという意味ではありません。どれから読んでも大丈夫です。

よるのばけものの主人公はなぜ化け物になる?

双葉社公式に理由の記載がありません。

公式が明かしているのは「夜になると、僕は化け物になる」「寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる」という状態の説明までです。本記事では推測を書かないでおきます。

よるのばけものは何冊ある?

1冊で完結です。単行本(2016年12月9日・双葉社)と双葉文庫(2019年4月11日)があり、内容は同じ作品です。続編は双葉社公式に記載がありません。

よるのばけものは単行本と文庫のどちらを買えばいい?

現在手に入りやすいのは双葉文庫版です。2019年4月11日刊行・283ページ・713円(税込)で、単行本の1,540円(税込)より手頃です。単行本は四六判245ページで、判型が大きい分だけ1ページあたりの文字数が多くなっています。内容は同じなので、価格と読みやすさで選んで問題ありません。

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まとめ|夜と昼、二つの顔で同じ相手と向き合う一冊

『よるのばけもの』は、夜になると化け物になってしまう「僕」を主人公にした住野よるの青春小説です。

化け物になった「僕」が忘れ物をとりに夜の学校へ忍びこむと、

誰もいないはずの教室にクラスメイトの矢野さつきがいた——物語はここから始まります。

双葉社は本作を『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く作品と位置づけていますが、

物語のつながりはないので、本作から読み始めても大丈夫です。

双葉文庫は283ページ・713円(税込)、単行本は四六判245ページ・1,540円(税込)。

電子書籍とオーディオブックも用意されています。

よるのばけもの - 住野よる

よるのばけもの

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よるのばけもの・関連作品の読書ガイド

  • 住野よるの新刊・新作ガイド
  • 住野よるのおすすめ小説ランキング
  • 君の膵臓をたべたい のあらすじ・レビュー
  • 青春小説のおすすめガイド

出典・参考情報

  • 双葉社 書誌ページ『よるのばけもの』単行本(内容紹介・2016年12月9日発売・四六判・定価1,540円(本体1,400円)・ISBN 9784575240078・電子版2016年12月9日配信)
  • 双葉社 書誌ページ『よるのばけもの』文庫(内容紹介・2019年4月11日発売・A6判・定価713円(本体648円)・ISBN 9784575522099・電子版2019年5月24日配信)
  • 双葉社 特設ページ『よるのばけもの』(『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く最新作という位置づけ)
  • 国立国会図書館サーチ 書誌データ(双葉社 2016年 245ページ/双葉社 2019年 283ページ)
  • openBD 書誌データ(ISBN 9784575240078/9784575522099・書名・著者・出版社・刊行年月)
  • 最終確認: 2026年8月27日


ジャンル別 青春
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