伊吹有喜(いぶき・ゆき)は、2008年に『夏の終わりのトラヴィアータ』で第3回ポプラ社小説大賞の特別賞を受けてデビューした作家です。2021年には『雲を紡ぐ』で第8回高校生直木賞を受賞しました。
直木賞には3度候補になっており、家族の再生を描く作風で読者を集めています。本ページでは入口を整理します。
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- 映画化された『四十九日のレシピ』をワンクリック
- Kindle・文庫・中古もまとめてチェック可能
- 主要作はポプラ文庫・文春文庫などで入手できます
伊吹有喜のおすすめ|まず結論(初心者はこの3冊から)
- はじめての1冊は『四十九日のレシピ』 … 亡くなった母が遺したレシピカードをめぐる長編。ドラマ化・映画化され、伊吹有喜の名前を広げました。
- 高校生直木賞から入るなら『雲を紡ぐ』 … 不登校の少女と、盛岡でホームスパンを織る祖父の物語。
- 青春小説が読みたいなら『犬がいた季節』 … 高校に迷い込んだ犬と、11年分の生徒たちを描いた連作。
伊吹有喜のおすすめ 人気ランキングTOP10

順位は、①代表作としての定着度、②入門しやすさ、③現在も文庫で入手しやすいかから、ヨムマップ編集部が整理しました。
| 順位 | タイトル | 文庫 | 受賞・実績 | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 四十九日のレシピ | ポプラ文庫 | 小説すばる新人賞候補・ドラマ化/映画化 | ★★★ |
| 2 | 雲を紡ぐ | 文春文庫 | 第8回高校生直木賞・第163回直木賞候補 | ★★★ |
| 3 | 犬がいた季節 | 双葉文庫 | 本屋大賞ランクイン・連作 | ★★★ |
| 4 | ミッドナイト・バス | 文春文庫 | 第27回山本周五郎賞候補・第151回直木賞候補 | ★★ |
| 5 | 彼方の友へ | 実業之日本社文庫 | 第158回直木賞候補 | ★★ |
| 6 | なでしこ物語 | — | シリーズ作品 | ★★ |
| 7 | 夏の終わりのトラヴィアータ | — | 第3回ポプラ社小説大賞特別賞(デビュー作) | ★★ |
| 8 | 地の星 なでしこ物語 | — | シリーズ続編 | ★★ |
| 9 | 天の花 なでしこ物語 | — | シリーズ続編 | ★★ |
| 10 | BAR追分 | — | シリーズ作品 | ★★ |
1位. 四十九日のレシピ(ポプラ文庫)
亡くなった継母・乙美が遺した大量のレシピカードをきっかけに、壊れかけた家族が立て直されていく長編です。2010年2月にポプラ社から刊行され、2011年11月にポプラ文庫に収録されました。
2011年にNHKでドラマ化、2013年に永作博美・石橋蓮司で映画化され、伊吹有喜の名前を広げた作品です。最初の1冊として最も確実です。
2位. 雲を紡ぐ(文春文庫)
いじめで不登校になった少女が、盛岡でホームスパン(羊毛の手織物)を営む祖父のもとを訪ねる長編です。2021年5月に第8回高校生直木賞を受賞し、2020年7月には第163回直木賞の候補にもなりました。
高校生が選んだ賞というのが、この作品の性格をよく表しています。
3位. 犬がいた季節(双葉文庫)
高校に迷い込んだ一匹の犬コーシローと、11年分の生徒たちを描いた連作長編です。昭和から平成への時代の空気が各編に刻まれています。本屋大賞にもランクインしました。
1編ずつ主人公が替わるので読みやすく、青春小説として人に薦めやすい1冊です。
4位. ミッドナイト・バス(文春文庫)
新潟と東京を結ぶ夜行バスの運転手と、その家族を描いた長編です。2014年5月に第27回山本周五郎賞、同年7月に第151回直木賞の候補になりました。映画化もされています。
5位. 彼方の友へ(実業之日本社文庫)
戦前の少女雑誌の編集部を舞台にした長編です。2018年1月に第158回直木賞の候補になりました。
6〜10位|さらに読みたい作品
- 6位 なでしこ物語 … 旧家を舞台にしたシリーズ作品。
- 7位 夏の終わりのトラヴィアータ … 2008年に第3回ポプラ社小説大賞の特別賞を受けたデビュー作。
- 8位 地の星 なでしこ物語 … シリーズの続編。
- 9位 天の花 なでしこ物語 … シリーズの続編。
- 10位 BAR追分 … シリーズ作品。
※6〜10位は版が複数あるかシリーズ作品です。シリーズは第1作からお読みください。書影カードは掲載していません。
直木賞に3度候補になっている
伊吹有喜は直木賞の候補に3度なっています。
| 年 | 回 | 作品 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2014年7月 | 第151回 | ミッドナイト・バス | 候補 |
| 2018年1月 | 第158回 | 彼方の友へ | 候補 |
| 2020年7月 | 第163回 | 雲を紡ぐ | 候補 |
2026年10月時点で直木賞の受賞はありませんが、代わりに2021年に高校生直木賞(高校生が選考する賞)を『雲を紡ぐ』で受賞しました。
伊吹有喜のおすすめをタイプ別に
| こんな人に | おすすめ |
|---|---|
| まず代表作から | 四十九日のレシピ |
| 家族の再生を描いた話が読みたい | 四十九日のレシピ/雲を紡ぐ |
| 青春小説が読みたい | 犬がいた季節 |
| 映画・ドラマから入りたい | 四十九日のレシピ/ミッドナイト・バス |
| 戦前を舞台にした話が読みたい | 彼方の友へ |
よくある質問
Q. 伊吹有喜は何から読むのがおすすめ?
A. 『四十九日のレシピ』(ポプラ文庫)です。ドラマ化・映画化もされた代表作で、伊吹有喜の「家族の再生」という主題がもっとも分かりやすく出ています。
Q. 直木賞は受賞していますか?
A. 2026年10月時点で受賞はありません。候補に3度(第151回・第158回・第163回)なっています。ただし2021年に高校生直木賞を『雲を紡ぐ』で受賞しました。
Q. 高校生直木賞とはどんな賞ですか?
A. 高校生が選考委員となって選ぶ賞です。伊吹有喜は2021年5月に第8回を『雲を紡ぐ』で受賞しました。
Q. 映像化された作品は?
A. 『四十九日のレシピ』(NHKドラマ・映画)、『ミッドナイト・バス』(映画)が映像化されています。最新の配信状況は各公式サイトをご確認ください。
Q. シリーズものはありますか?
A. あります。「なでしこ物語」シリーズと「BAR追分」シリーズです。シリーズは第1作からお読みください。
まとめ|まずは『四十九日のレシピ』から
伊吹有喜は、家族の再生を描き続け、直木賞に3度候補になっている作家です。入口に迷ったら『四十九日のレシピ』。高校生が選んだ『雲を紡ぐ』、青春小説の『犬がいた季節』へと広げてください。
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出典・参考情報
- ポプラ社 公式製品情報『四十九日のレシピ』/文藝春秋 公式製品情報『雲を紡ぐ』『ミッドナイト・バス』/双葉社 公式製品情報『犬がいた季節』/実業之日本社 公式製品情報『彼方の友へ』
- 「文学賞の世界」伊吹有喜の受賞・候補記録(高校生直木賞・直木賞候補3回・山本周五郎賞候補・小説すばる新人賞候補・ポプラ社小説大賞特別賞ほか)
- 国立国会図書館サーチおよびopenBD(書誌・ISBNの確認)








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