雫井脩介の最新刊・新作情報、『犯人に告ぐ』シリーズ完結編から映画化された『検察側の罪人』『望み』、入門におすすめの代表作までこの1ページで完結。エンタメ・サスペンスの名手にして”映像化される作家”の全体像を、ヨムマップ編集部が整理しました。
最終更新日: 2026年6月14日
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- デビュー25周年記念作『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』(2025年10月・完結編)
- Kindle・単行本・文庫・中古までまとめて横断検索
- 著者ページでシリーズ別・発売日順にチェック可能
雫井脩介とは|”映像化される名手”と呼ばれるエンタメ・サスペンスの旗手
雫井脩介は、「読み出したら止まらないリーダビリティ」と「映像が見えるストーリーテリング」で知られる、現代エンタメ・サスペンスの第一人者です。
1968年愛知県生まれ。2000年に『栄光一途』(第4回新潮ミステリー倶楽部賞)でデビューし、2004年の『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞して一躍ブレイクしました。
雫井作品の最大の特徴は、「もし自分の家族が事件に巻き込まれたら」という普遍的な恐怖を、警察小説・法廷もの・家族ドラマと多彩な舞台で描き分けること。読者の倫理観を揺さぶる”答えの出ない問い”を物語の中心に据えるため、映像化の依頼が後を絶ちません。『検察側の罪人』(木村拓哉主演)、『望み』(堤真一主演)、『クローズド・ノート』(沢尻エリカ主演)と、主演級の俳優が並ぶ映画・ドラマ化作品の多さは、現役作家のなかでも屈指です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年 | 1968年11月14日(愛知県出身) |
| デビュー作 | 『栄光一途』(2000年・第4回新潮ミステリー倶楽部賞) |
| 主な受賞歴 | 第7回大藪春彦賞(2005・『犯人に告ぐ』) |
| 主なノミネート | 直木賞候補(2022・『クロコダイル・ティアーズ』)/山田風太郎賞候補(2016・『望み』) |
| 主な活動領域 | 警察小説・法廷ミステリ・社会派サスペンス・家族小説 |
ヨムマップ編集部の注目ポイント|雫井脩介の新刊を最大限に味わうなら

雫井脩介を「警察小説の人」とだけ捉えると、この作家の本当の凄みを半分しか味わえません。編集部が推したいのは、“事件もの”と”家族もの”を一作ずつ読み比べる入り方です。
というのも、雫井作品は同じ作者とは思えないほど「視点の置き方」が違うから。『犯人に告ぐ』の、テレビ公開捜査という派手な舞台で犯人を炙り出す警察小説のうねりと、『望み』の、わが子が加害者か被害者か分からないまま追い詰められていく一家の静かな地獄を続けて読むと、雫井脩介が”スリル”だけでなく”人間の選択”を書く作家だと一気に腑に落ちます。
そしてもうひとつ。雫井作品は先に映画・ドラマを観た人ほど原作で得をするタイプです。映像はどうしても尺の都合で心理描写が削られますが、原作は登場人物が「なぜその一線を越えたのか」を丁寧に積み上げる。『検察側の罪人』の木村拓哉・二宮和也の対決に痺れた人ほど、原作の検事二人の論理の食い違いに鳥肌が立つはずです。気になった映像化作品の原作から手に取るのが、いちばん失敗しない入口です。
【2026年】雫井脩介の最新刊・新作情報
最新刊: 犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目(2025年10月22日発売・シリーズ完結)
- 出版社: 双葉社(単行本)
- シリーズ: 犯人に告ぐシリーズ第4作・完結編
- 価格 / 判型: 2,420円(税込)・552ページの単行本
- 位置づけ: 雫井脩介デビュー25周年記念作品
作品要点(編集部執筆):
神奈川県警の特別捜査官・巻島史彦が、天才詐欺師・淡野を追う第4作。包囲網から淡野が消え、本物を名乗る人物が出頭するなか、巻島は再びネット番組「ネッテレ」に出演し、本物の淡野へ呼びかけていきます。2004年の第1作から20年を経て堂々完結、シリーズ累計190万部を突破した警察小説の金字塔の到達点です。
シリーズ累計190万部・”テレビ公開捜査”という発明
『犯人に告ぐ』シリーズの核は、刑事が顔出しでテレビに出演し、犯人へ直接語りかける「劇場型公開捜査」という設定の妙にあります。第1作は大藪春彦賞を受賞し、豊川悦司主演で映画化。本完結編まで一気に読み通すなら、まず第1作の文庫(上・下巻)から入るのが王道です。
2026年6月時点の刊行動向
雫井脩介は近年も『霧をはらう』(2021)、直木賞候補となった『クロコダイル・ティアーズ』(2022)、『互換性の王子』(2023)と精力的に発表を続けています。2026年6月時点での最新の単独著作は『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』で、次回作の刊行予定は本記事更新時点で未公表です。最新情報は双葉社・幻冬舎・文藝春秋・KADOKAWAなど各出版社の公式サイトでご確認ください。
雫井脩介の新刊に関するよくある質問(FAQ)

Q. 雫井脩介の次の新刊・新作はいつ?
A. 2026年6月時点での最新刊は、2025年10月22日発売の『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』(犯人に告ぐシリーズ完結編)です。次回作の刊行予定は同時点で未公表のため、双葉社・幻冬舎・文藝春秋など各出版社公式サイトの新刊情報をご確認ください。
Q. 雫井脩介の新作はどこで読める?
A. 全国書店・Amazon Kindle・楽天Kobo・honto電子書籍で発売日と同時に入手できます。最新刊『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』は以下のリンクから購入できます。
Q. 雫井脩介のおすすめは?
A. 初めて読むなら映画化もされた家族サスペンス『望み』、警察小説好きなら大藪春彦賞受賞の『犯人に告ぐ』、法廷・社会派が好きなら木村拓哉主演で映画化された『検察側の罪人』がおすすめです。詳しくは下記の代表作TOP10をご覧ください。
Q. 雫井脩介の作品はなぜ映像化が多いの?
A. 「家族が事件に巻き込まれたら」という誰もが共感できる恐怖を、主演級の俳優が演じがいのある重い葛藤として描くためです。『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』『検察側の罪人』『望み』など映画化作品が多く、『火の粉』『ビター・ブラッド』はドラマ化されています。
Q. 雫井脩介の受賞歴は?
A. デビュー作『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞、『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。『望み』が山田風太郎賞候補、『クロコダイル・ティアーズ』が第168回直木賞候補に選ばれています。
雫井脩介の新刊を生んだ主要作品・犯人に告ぐシリーズ

犯人に告ぐシリーズ(全4作・完結)
神奈川県警の刑事・巻島史彦を主人公にした警察小説シリーズ。テレビ公開捜査という斬新な手法で世間と犯人を巻き込んでいく、雫井脩介の代表シリーズです。第1作は大藪春彦賞を受賞し、豊川悦司主演で映画化されました。
刊行順:
1. 犯人に告ぐ(2004)
2. 犯人に告ぐ2 闇に香る噓(2011)
3. 犯人に告ぐ3 紅の影(2021)
4. 犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目(2025・完結)
家族サスペンスの系譜|望み・火の粉・クローズド・ノート
シリーズ外の独立作にも名作が揃います。『望み』はわが子が加害者か被害者かに揺れる一家を描き、堤真一主演で映画化。『火の粉』は無罪判決を勝ち取った隣人への疑念が膨らむサスペンスで、二度ドラマ化。『クローズド・ノート』は一冊のノートを巡る恋愛ミステリで、沢尻エリカ主演で映画化されました。
法廷・社会派の到達点|検察側の罪人
『検察側の罪人』は、時効事件を巡って正義の在り方が食い違うベテラン検事と若手検事を描いた社会派ミステリ。木村拓哉・二宮和也のW主演で2018年に映画化され、雫井脩介の名を一般層へ広く知らしめた一作です。
雫井脩介のおすすめ代表作TOP10|新刊と並んで読みたい名作
| 順位 | タイトル | 発売年 | ジャンル | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 望み | 2016 | 家族サスペンス(映画化) | ★★★ |
| 2 | 犯人に告ぐ | 2004 | 警察小説(大藪春彦賞・映画化) | ★★★ |
| 3 | 検察側の罪人 | 2013 | 法廷・社会派(映画化) | ★★★ |
| 4 | 火の粉 | 2003 | サスペンス(ドラマ化) | ★★★ |
| 5 | クローズド・ノート | 2006 | 恋愛ミステリ(映画化) | ★★ |
| 6 | 虚貌 | 2001 | 復讐ミステリ | ★★ |
| 7 | ビター・ブラッド | 2007 | 警察小説(ドラマ化) | ★★ |
| 8 | クロコダイル・ティアーズ | 2022 | 家族サスペンス(直木賞候補) | ★★ |
| 9 | 犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目 | 2025 | 警察小説(シリーズ完結) | ★★ |
| 10 | 霧をはらう | 2021 | 医療・法廷ミステリ | ★★ |
1位: 望み(2016)
雫井脩介の入門に編集部が真っ先に推す家族サスペンス。息子が事件後に消息を絶ち、「加害者の親」か「被害者の親」かのどちらかであるという残酷な二択の前で、家族の絆が静かに軋んでいく。山田風太郎賞候補作で、2020年に堤真一・石田ゆり子主演で映画化。
2位: 犯人に告ぐ(2004)
第7回大藪春彦賞を受賞した出世作。連続児童殺害事件の捜査が暗礁に乗り上げるなか、刑事・巻島史彦がテレビに顔出しで出演し、犯人「バッドマン」へ呼びかける劇場型公開捜査を描く警察小説の傑作。2007年に豊川悦司主演で映画化。
3位: 検察側の罪人(2013)
時効事件の容疑者を巡り、正義の形が食い違うベテラン検事と若手検事の対決を描く社会派ミステリ。「法で裁けない悪をどうするか」という重い問いが胸に残る。2018年に木村拓哉・二宮和也のW主演で映画化された代表作。
4位: 火の粉(2003)
自らが無罪判決を出した男が隣家に越してくる——元判事の一家を、好青年の顔をした隣人がじわじわと侵食していくサスペンス。じわじわ広がる恐怖の描写が秀逸で、2005年・2016年と二度ドラマ化された人気作。
5位: クローズド・ノート(2006)
部屋に残されていた一冊のノートを通じて、見知らぬ女性教師の想いに触れていく恋愛ミステリ。雫井作品のなかでは異色の繊細な筆致が光る。2007年に沢尻エリカ主演で映画化。
6位以降の代表作
『虚貌』(復讐をテーマにした初期長編)、『ビター・ブラッド』(佐藤健主演でドラマ化された刑事もの)、直木賞候補の『クロコダイル・ティアーズ』、医療と法廷をかけ合わせた『霧をはらう』など、ジャンルを越えた名作が揃います。
- 完結編『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』(2025年10月・双葉社)
- 入門の決定版『望み』『検察側の罪人』も同時にチェック
- 本記事のリンクから単行本・文庫・Kindleを比較
雫井脩介の新刊・代表作の映像化作品一覧(映像化多数)
雫井脩介は現役作家のなかでも映像化が非常に多い書き手です。主演級の俳優が並ぶのも特徴です。
実写映画
- クローズド・ノート(2007) — 沢尻エリカ主演
- 犯人に告ぐ(2007) — 豊川悦司主演
- 検察側の罪人(2018) — 木村拓哉・二宮和也W主演
- 望み(2020) — 堤真一・石田ゆり子主演
テレビドラマ
- 虚貌(2005) — 渡瀬恒彦主演(テレビ朝日)
- 火の粉(2005 / 2016) — 原沙知絵主演(2005)/ユースケ・サンタマリア主演(2016)
- ビター・ブラッド(2014) — 佐藤健・渡部篤郎主演(フジテレビ)
まとめ|雫井脩介の新刊で何を読むべきか
雫井脩介は、「家族が事件に巻き込まれる恐怖」を多彩な舞台で描き、映画・ドラマ化が後を絶たないエンタメ・サスペンスの名手です。2025年10月にはデビュー25周年記念作にして『犯人に告ぐ』シリーズ完結編『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』が刊行され、20年続いた代表シリーズが堂々と幕を下ろしました。
初めての方には:
– 家族サスペンスの決定版『望み』(映画化)
– 大藪春彦賞受賞の警察小説『犯人に告ぐ』(映画化)
– 社会派法廷ミステリ『検察側の罪人』(映画化)
シリーズ・最新作を追いたい方には:
– 犯人に告ぐシリーズ全4作 → 第1作から完結編まで一気読み推奨
– 直木賞候補『クロコダイル・ティアーズ』など近年作
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出典・参考情報(雫井脩介 新刊情報の確認元)
- 双葉社 プレスリリース「雫井脩介デビュー25周年記念作品『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』本日発売!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000848.000014531.html)
- 双葉社文芸総合サイトCOLORFUL「犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目」(https://colorful.futabanet.jp/list/series/novels/novel-87)
- KADOKAWA「望み」角川文庫 商品ページ(https://www.kadokawa.co.jp/product/321901000155/)
- 文藝春秋 本の話「検察側の罪人 上」文春文庫(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167907846)
- Wikipedia「雫井脩介」項目(最終確認: 2026年6月14日)








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