井原忠政の最新刊・新作情報、大ヒット時代小説『三河雑兵心得』シリーズの読む順番、北近江合戦心得・真田武士心得の「戦国三部作」、入門におすすめの代表作までこの1ページで完結。最新刊『退き口仁義』(2026年6月10日・第18巻)まで網羅。
最終更新日: 2026年6月14日
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- 最新刊『三河雑兵心得(十八)退き口仁義』(2026年6月10日)を網羅
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- 著者ページでシリーズ別・発売日順にチェック可能
井原忠政とは|“足軽の出世物語”で時代小説を席巻した遅咲きの語り部
井原忠政は、「下から目線の戦国時代小説」で時代小説ファンの心を一気につかんだ語り部です。
信長・秀吉・家康といった天下人ではなく、槍ひとつで戦場を生き延びる一介の足軽・植田茂兵衛を主人公に据え、出世も裏切りも泥臭く描く——その「庶民のリアル」が、堅苦しくなりがちな歴史小説の敷居を一気に下げました。代表作『三河雑兵心得』シリーズは「この時代小説がすごい!2022年版」文庫書き下ろしランキング第1位、日本ど真ん中書店大賞2023に輝き、シリーズ累計160万部超のベストセラーに育っています。
経歴も異色です。中央大学法学部を出たのち、2000年に脚本『連弾』が第25回城戸賞に入選し、脚本家・経塚丸雄(けいづか・まるお)名義で活動。2016年に同名義で小説家デビューし、2020年に井原忠政名義で『三河雑兵心得』を開始してブレイクしました。「井原忠政」という筆名は徳川四天王(酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政)から取ったとされ、徳川びいきの作風そのものを名前が体現しています。脚本家として培った場面転換の巧みさとテンポの良さが、合戦シーンの臨場感に直結しているのが井原作品の強みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身 | 神奈川県(鎌倉市在住) |
| 学歴 | 中央大学法学部法律学科卒 |
| デビュー | 2016年『旗本金融道』(経塚丸雄名義/井原忠政名義は2020年『足軽仁義』) |
| 主な受賞歴 | 第25回城戸賞入選/第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞(2017)/日本ど真ん中書店大賞2023 |
| 累計部数 | 三河雑兵心得シリーズ累計160万部超(2026年6月時点・推計) |
| 主な活動領域 | 戦国時代小説・歴史時代小説 |
ヨムマップ編集部の注目ポイント|井原忠政を読むなら

井原忠政の入口は、まず『三河雑兵心得』第1巻『足軽仁義』の一択で構いません。ですが、編集部が本当におすすめしたいのは「戦国三部作」を同じ合戦で読み比べる」という贅沢な読み方です。
井原忠政はいま、徳川視点の『三河雑兵心得』(双葉文庫)・豊臣視点の『北近江合戦心得』(小学館文庫)・真田視点の『真田武士心得』(文春文庫)という3シリーズを同時並行で書き続けています。これがただの量産ではないのが面白いところ。たとえば同じ「関ヶ原」「上田合戦」という戦を、徳川方の足軽・豊臣方の侍・真田方の武士というまったく違う立場から描き分けるので、片方で「敵」だった人物が、もう片方では「味方の英雄」になる。歴史を多角的に立体視できる仕掛けになっているのです。
とはいえ、最初から3シリーズを追う必要はありません。まずは『三河雑兵心得』を茂兵衛の出世とともに楽しみ、ハマったら北近江・真田へ横展開する——これがいちばん挫折しにくいルートです。「天下人サイドの物語に食傷気味」という時代小説ファンほど、足軽目線の井原作品は新鮮に刺さります。
【2026年】井原忠政の新刊・新作情報
三河雑兵心得シリーズ最新刊: 退き口仁義(2026年6月10日発売・第18巻)
- 出版社: 双葉社(双葉文庫)
- シリーズ: 三河雑兵心得 第18巻
- 発売日: 2026年6月10日
作品要点(編集部執筆):
関ヶ原を描いた第15〜17巻『関ケ原仁義』(上・中・下)を受けての最新刊。天下分け目の決戦を生き延びた植田茂兵衛の「その後」を描く戦国群像劇です。足軽から叩き上げてきた茂兵衛が、関ヶ原という大舞台の余韻のなかで何を見るのか——シリーズの大きな転換点となる一冊。なお続巻となる第19巻は2026年12月に刊行が予定されており、シリーズはなお継続中です。
※最新刊『退き口仁義』のISBN-10は本記事執筆時点で書誌確定情報が取得できなかったため、上記カードでタイトル・著者から最新版をご確認ください。
戦国三部作の他シリーズ最新刊
井原忠政は『三河雑兵心得』と並行して、「戦国三部作」の残り2シリーズも精力的に刊行中です。
- 北近江合戦心得(小学館文庫): 豊臣方の視点で戦国を描く。最新は『上月城忠義〈七〉』(2026年3月)で、第8巻は2026年8月刊行予定。
- 真田武士心得(文春文庫): 真田家の視点で描く。最新は『柳生純情〈三〉』(2026年5月)で、第4巻は2026年10月刊行予定。
「三河雑兵心得をひと通り読んだら次は何を?」という方の横展開先として最適です。
井原忠政の新刊に関するよくある質問

Q. 井原忠政の次の新刊はいつ?
A. 三河雑兵心得シリーズ第18巻『退き口仁義』が2026年6月10日に発売されました。続く第19巻は2026年12月に刊行が予定されています。並行する「北近江合戦心得」第8巻は2026年8月、「真田武士心得」第4巻は2026年10月の刊行予定で、年内に複数の新刊が控えています。最新の刊行予定は双葉社・小学館・文藝春秋の各公式サイトでご確認ください。
Q. 井原忠政の新作はどこで読める?
A. 全国書店・Amazon Kindle・楽天Kobo・honto電子書籍で発売日と同時に入手可能です。最新刊『三河雑兵心得(十八)退き口仁義』は以下のリンクから購入できます。
Q. 井原忠政のおすすめは?
A. 初めて読むならシリーズ第1作『三河雑兵心得(一)足軽仁義』が鉄板です。足軽・茂兵衛が戦場に放り込まれる第1巻から読むことで、その後の出世物語を最大限に楽しめます。「戦国三部作」を立体的に味わいたい方は、徳川視点の三河雑兵心得→豊臣視点の北近江合戦心得→真田視点の真田武士心得の順がおすすめです。
Q. 三河雑兵心得シリーズは完結している?
A. 2026年6月時点で完結していません。 最新刊は第18巻『退き口仁義』(2026年6月)で、第19巻が2026年12月に刊行予定です。主人公・植田茂兵衛の足軽からの立身出世を、徳川家康の天下取りと並走して描く長編シリーズとして、なお継続中です。
Q. 井原忠政は別名義(ペンネーム)で書いている?
A. はい。井原忠政は脚本家・小説家としての本来の名義が「経塚丸雄(けいづか・まるお)」で、2016年の小説家デビュー作『旗本金融道』もこの名義です。歴史時代小説では2020年から「井原忠政」名義を使い分けています。なお、別作家「幡大介」と同一人物とする情報がネット上に見られますが、これは確認できておらず、信頼できる出典はありません。
井原忠政の代表シリーズ|三河雑兵心得の刊行順を完全網羅

三河雑兵心得シリーズ(双葉文庫・刊行順)
『三河雑兵心得』は、永禄年間の三河に生まれた百姓の倅・植田茂兵衛が、足軽として徳川(松平)家康に仕え、戦場を生き延びながら旗指足軽・足軽小頭・足軽大将…と出世していく戦国立身出世譚です。刊行順=物語の時系列順なので、第1巻『足軽仁義』から順番に読むのが正解。下表が2026年6月時点の全刊行リストです。
| 巻 | サブタイトル | 発売日 |
|---|---|---|
| 第1巻 | 足軽仁義 | 2020年2月 |
| 第2巻 | 旗指足軽仁義 | 2020年4月 |
| 第3巻 | 足軽小頭仁義 | 2020年6月 |
| 第4巻 | 弓組寄騎仁義 | 2020年9月 |
| 第5巻 | 砦番仁義 | 2021年 |
| 第6巻 | 鉄砲大将仁義 | 2021年9月 |
| 第7巻 | 伊賀越仁義 | 2021年10月 |
| 第8巻 | 小牧長久手仁義 | 2022年2月 |
| 第9巻 | 上田合戦仁義 | 2022年7月 |
| 第10巻 | 馬廻役仁義 | 2022年11月 |
| 第11巻 | 百人組頭仁義 | 2023年3月 |
| 第12巻 | 小田原仁義 | 2023年9月 |
| 第13巻 | 奥州仁義 | 2023年12月 |
| 第14巻 | 豊臣仁義 | 2024年6月 |
| 第15巻 | 関ケ原仁義(上) | 2024年12月 |
| 第16巻 | 関ケ原仁義(中) | 2025年 |
| 第17巻 | 関ケ原仁義(下) | 2025年12月 |
| 第18巻 | 退き口仁義(最新刊) | 2026年6月 |
第15〜17巻の『関ケ原仁義』は上・中・下の三部構成で、シリーズ最大の見せ場である関ヶ原の戦いを丁寧に描き切っています。
戦国三部作の他2シリーズ
- 北近江合戦心得(小学館文庫・全7巻+継続中): 豊臣方視点。最新『上月城忠義〈七〉』(2026年3月)。
- 真田武士心得(文春文庫・全3巻+継続中): 真田家視点。最新『柳生純情〈三〉』(2026年5月)。
井原忠政の代表作TOP10|新刊と並んで読みたい名作
| 順位 | タイトル | 発売年 | ジャンル | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 三河雑兵心得(一)足軽仁義 | 2020 | 戦国時代小説(三河1) | ★★★ |
| 2 | 三河雑兵心得(八)小牧長久手仁義 | 2022 | 戦国時代小説(三河8) | ★★ |
| 3 | 三河雑兵心得(十五)関ケ原仁義(上) | 2024 | 戦国時代小説(三河15) | ★★ |
| 4 | 三河雑兵心得(十八)退き口仁義 | 2026 | 戦国時代小説(三河18・最新) | ★★ |
| 5 | 三河雑兵心得(二)旗指足軽仁義 | 2020 | 戦国時代小説(三河2) | ★★★ |
| 6 | 三河雑兵心得(十一)百人組頭仁義 | 2023 | 戦国時代小説(三河11) | ★★ |
| 7 | 北近江合戦心得(一) | 2023 | 戦国時代小説(豊臣視点) | ★★ |
| 8 | 真田武士心得(一) | 2024 | 戦国時代小説(真田視点) | ★★ |
| 9 | 旗本金融道(一)銭が情けの新次郎 | 2016 | 時代小説(経塚丸雄名義) | ★ |
| 10 | 羆撃ちのサムライ | — | 時代小説(コミカライズあり) | ★ |
1位: 三河雑兵心得(一)足軽仁義(2020)
シリーズの原点にして最強の入口。百姓の倅・植田茂兵衛が一介の足軽として戦国の戦場に放り込まれる第1巻。槍働きで命をつなぐ庶民の視点から戦国を描き直した本作が、「この時代小説がすごい!2022年版」第1位の起点となりました。まず読むべき1冊です。
2位: 三河雑兵心得(八)小牧長久手仁義(2022)
秀吉と家康が直接ぶつかった小牧・長久手の戦いを舞台にした第8巻。出世を重ねた茂兵衛が、より大きな合戦の渦中で奮闘します。シリーズが中盤に向けてスケールを増していく勢いを象徴する一冊。
3位: 三河雑兵心得(十五)関ケ原仁義(上)(2024)
シリーズ最大のクライマックス「関ヶ原」を描く三部作の幕開け。第15〜17巻(上・中・下)で天下分け目の決戦を足軽目線から徹底的に描き切ります。長く茂兵衛を追ってきた読者にとっての集大成。
4位: 三河雑兵心得(二)旗指足軽仁義(2020)
第1巻からひと続きで読みたい第2巻。足軽から一歩出世した茂兵衛が「旗指足軽」として戦場を駆ける。第1巻でハマったら間髪入れず手に取りたい、シリーズの加速装置となる巻です。
5位: 三河雑兵心得(十一)百人組頭仁義(2023)
茂兵衛がついに「百人組頭」へと出世する節目の第11巻。一兵卒から指揮官へと立場が変わり、背負うものの重さも増していきます。立身出世譚としての醍醐味が最も濃く出る中盤の山場。
(6〜10位の詳細レビューは順次追記予定)
- 最新刊『三河雑兵心得(十八)退き口仁義』(2026年6月)
- 入門は第1巻『足軽仁義』から順番に
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井原忠政の新刊・代表作の映像化作品
2026年6月時点で、『三河雑兵心得』シリーズのドラマ化・映画化は確認できていません。一方、井原忠政の別作品『羆撃ちのサムライ』はコミカライズ(漫画化)されており、活字以外のメディア展開も始まっています。
足軽目線で戦国を描く『三河雑兵心得』は、群像劇としての厚みと合戦シーンの臨場感を備えており、映像化のポテンシャルが高い作品群です。今後の映像化・コミカライズの公式発表は、双葉社および著者公式サイトでの告知が一次情報となります。
まとめ|井原忠政の新刊で何を読むべきか
井原忠政は、足軽・植田茂兵衛の立身出世という「下から目線」で戦国を描き直した時代小説の旗手。代表作『三河雑兵心得』は累計160万部超のベストセラーで、2026年6月に第18巻『退き口仁義』が発売、第19巻も2026年12月に控える継続中の人気シリーズです。
初めての方には:
– まずは第1巻『三河雑兵心得(一)足軽仁義』から順番に
– 足軽から指揮官への出世が一気に加速する第2巻『旗指足軽仁義』へ
シリーズで読み進めたい方には:
– 三河雑兵心得(双葉文庫)を最新第18巻まで → 徳川視点の戦国立身出世譚
– 北近江合戦心得(小学館文庫) → 豊臣視点で同じ戦国を立体視
– 真田武士心得(文春文庫) → 真田視点で「戦国三部作」を制覇
井原忠政の新刊と合わせて読みたい関連記事
出典・参考情報(井原忠政 新刊情報の確認元)
- 双葉社「『三河雑兵心得』井原忠政 特設ページ」(https://fr.futabasha.co.jp/special/mikawa/)
- 井原忠政 公式サイト(https://www.ihara-kyozuka.com/)
- 文庫の発売日「井原忠政 著者別文庫発売予定」(https://bunko.sumikko.info/author-list/item/%E4%BA%95%E5%8E%9F%E5%BF%A0%E6%94%BF/)
- 時代小説SHOW「井原忠政|時代小説ガイド」(https://www.jidai-show.net/bookguide/ihara_tadamasa/)
- BOOK☆WALKER「三河雑兵心得(18)退き口仁義」(最終確認: 2026年6月14日)








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