『魔女の宅急便』で世界に知られる児童文学作家・角野栄子の代表作を完全ガイド。シリーズ全6巻の読む順番、戦争児童文学『トンネルの森1945』、2018年に受賞した国際アンデルセン賞作家賞まで、あらすじ付きで1ページに整理しました。
最終更新日: 2026年6月15日
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角野栄子とは|プロフィール
角野栄子(かどの えいこ)は1935年生まれ、東京・深川出身の児童文学作家。代表作『魔女の宅急便』で世界的に知られ、2018年には児童文学の世界最高峰とされる国際アンデルセン賞・作家賞を受賞しました。25歳で自費移民としてブラジルに2年間滞在した経験が創作の原点で、童話から絵本、エッセイ、戦争文学まで幅広い作品を手がけています。2023年には東京都江戸川区に「魔法の文学館(角野栄子児童文学館)」が開館し、その館長を務めています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年 | 1935年 |
| 出身 | 東京都(深川) |
| デビュー作 | 『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(1970・ポプラ社) |
| 主な受賞歴 | 野間児童文芸賞・小学館文学賞(『魔女の宅急便』)、産経児童出版文化賞大賞、紫綬褒章、旭日小綬章、国際アンデルセン賞作家賞(2018) |
| 作風 | 童話・絵本・戦争児童文学・エッセイ |
角野栄子の代表作
魔女の宅急便(1985年・代表作)
13歳の魔女キキが、相棒の黒猫ジジとともに見知らぬ街コリコへ。たったひとつの魔法「空を飛ぶこと」を生かして宅配屋を始め、人々とのふれあいの中で自立していく——角野栄子の代表作にして、世界中で愛される児童文学の名作です。1989年にスタジオジブリ・宮崎駿監督によって映画化されたことでも知られます。角野栄子を初めて読むなら、まずこの1冊から。
トンネルの森 1945(2015年)
太平洋戦争末期、母を亡くし疎開した少女イコが、家の近くにある暗い森と向き合いながら過ごす日々を描いた物語。作者自身の戦争体験に基づく自伝的な児童文学で、『魔女の宅急便』とはまた違う角野栄子の深みを味わえる一冊です。
『魔女の宅急便』シリーズ完結巻(その6)
1985年の第1巻から約24年をかけて紡がれた『魔女の宅急便』シリーズの完結巻。少女だったキキが成長し、それぞれの旅立ちを迎えるまでを描きます。シリーズを読み通した読者にとって感慨深い最終巻です。
『魔女の宅急便』シリーズを読む順番|全6巻

アニメ映画で有名な『魔女の宅急便』ですが、原作は全6巻からなる長いシリーズです。第1巻でのキキの旅立ちから、成長して大人になるまでが描かれます。刊行順に読むのがおすすめです。
| # | タイトル | 刊行年 |
|---|---|---|
| 1 | 魔女の宅急便 | 1985年 |
| 2 | 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法 | 1993年 |
| 3 | 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女 | 2000年 |
| 4 | 魔女の宅急便 その4 キキの恋 | 2004年 |
| 5 | 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木 | 2007年 |
| 6 | 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち | 2009年 |
アニメ映画で描かれたのは主に第1巻の物語。原作では、その後のキキの恋や成長、そして旅立ちまでが丁寧に描かれていきます。
角野栄子の映像化作品

| 作品 | 公開年 | 制作・監督 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アニメ映画『魔女の宅急便』 | 1989年 | スタジオジブリ/宮崎駿監督 | 原作第1巻が原案。興行収入43億円、89年邦画No.1の大ヒット |
| 実写映画『魔女の宅急便』 | 2014年 | 清水崇監督/主演・小芝風花 | 原作1〜2巻を映像化(ジブリ版のリメイクではない) |
| ドキュメンタリー『カラフルな魔女』 | 2024年 | — | 角野栄子の半生に迫る |
角野栄子のよくある質問(FAQ)
Q. 角野栄子を初めて読むなら何がおすすめ?
A. 代表作『魔女の宅急便』が最もおすすめです。アニメ映画でおなじみの物語ですが、原作には映画では描かれなかったキキのその後の成長が綴られています。大人の読者には自伝的な戦争児童文学『トンネルの森1945』も好適です。
Q. 『魔女の宅急便』シリーズは何巻ある?
A. 原作は全6巻です。1985年の第1巻から2009年の第6巻まで、約24年をかけて完結しました。アニメ映画は主に第1巻が原案になっています。
Q. 『魔女の宅急便』はどの順番で読む?
A. 刊行順(第1巻 → その6)で読むのがおすすめです。キキの旅立ちから恋、成長、旅立ちまでを順を追って楽しめます。
Q. 角野栄子の受賞歴は?
A. 『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞・小学館文学賞を受賞したほか、産経児童出版文化賞大賞、紫綬褒章、旭日小綬章などを受賞。2018年には児童文学の世界最高峰とされる国際アンデルセン賞・作家賞を受賞しています。
まとめ|角野栄子は世界に認められた児童文学の巨匠
角野栄子は、『魔女の宅急便』で世界中の読者を魅了し、2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した児童文学の巨匠。
- 初めて読むなら 代表作『魔女の宅急便』(全6巻)
- 大人にも響く一作 自伝的戦争児童文学『トンネルの森1945』
- シリーズを完走 その後のキキの成長を描く全6巻
子どもから大人まで、世代を超えて読み継がれる名作の数々を、ぜひ手に取ってみてください。
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出典・参考情報
- 福音館書店『魔女の宅急便』シリーズ公式ページ(最終確認: 2026年6月15日)
- openBD(各作品書誌・最終確認: 2026年6月15日)
- 国際児童図書評議会(IBBY)国際アンデルセン賞 受賞情報
- Wikipedia「角野栄子」項目(最終確認: 2026年6月15日)





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