『マーダーハウス』は、五十嵐貴久がシェアハウスを舞台に書いたサイコミステリーです。2019年3月に実業之日本社から単行本、2022年4月に実業之日本社文庫として刊行されました。好条件ばかりの物件に入居した理佐のまわりで、同居人が立て続けに死んでいくという物語です。この記事では、あらすじ・読みどころ・版の違いまで、ネタバレを最小限にして紹介します。
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- シェアハウスを舞台にしたサイコミステリー
- 実業之日本社文庫で814円(税込)
- 単行本・文庫・電子書籍版すべてチェック可能
マーダーハウスとは|五十嵐貴久がシェアハウスを舞台に書いた長編
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 五十嵐貴久 |
| ジャンル | ミステリー・サイコサスペンス |
| 単行本 | 2019年3月(実業之日本社・1,760円税込) |
| 単行本ISBN | 978-4-408-53739-9 |
| 文庫 | 2022年4月(実業之日本社文庫・814円税込) |
| 文庫ISBN | 978-4-408-55722-9 |
| 主人公 | 理佐(大学合格を機に住まいを探す) |
| 舞台 | シェアハウス「サニーハウス鎌倉」 |
| 関連作 | マーダースクール/五十嵐貴久の作品ガイド |
『マーダーハウス』は、五十嵐貴久がシェアハウスという現代的な住まいの形を舞台に書いたサイコミステリーです。
2019年3月に実業之日本社から単行本として刊行され、2022年4月に実業之日本社文庫で文庫化されました。
シェアハウス「サニーハウス鎌倉」という具体的な舞台が設定され、
そこに入居した学生の目線で物語が進みます。
マーダーハウスのあらすじ|条件が良すぎる物件

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。
大学合格を機に見つけたシェアハウス
大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つけます。
好条件ばかりが並ぶ
そこはセレブの別荘のような豪華な外見と設備を備えながら、格安な家賃という、
好条件ばかりが並ぶ物件でした。
理佐はすぐに住むことを決め、充実した日々を送りはじめます。
同居人が立て続けに死ぬ
ところが、同居人が立て続けに死亡します。
不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談しますが——というところから物語が動き出します。
この先がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。
マーダーハウスの3つの読みどころ

1. 「条件が良すぎる」という違和感
物件探しをしたことがある人なら、豪華な設備と格安家賃が両立しないことは分かります。
本作は、その誰でも気づけるはずの違和感を、主人公が見過ごしてしまうところから始まります。
| 提示される条件 | 読者が抱く疑問 |
|---|---|
| セレブの別荘のような外見と設備 | なぜその家賃で貸せるのか |
| 格安な家賃 | 誰が費用を負担しているのか |
説明されないまま話が進むことが、そのまま緊張の源になります。
2. シェアハウスという「半分だけ他人」の距離
シェアハウスは、同じ家に住みながら、互いの素性を知らないという特殊な距離感の場所です。
同居人が死んでも、その人が何者だったか分からない——という状況が成立してしまいます。
本作はその距離感を舞台装置として使っています。
3. 相談相手が「外部」にいる構造
理佐は不安を抱いたとき、シェアハウスの中ではなく高校時代の友人に相談します。
中にいる人間を誰も信用できないという前提が、この一行から伝わります。
マーダーハウスの単行本と文庫の違い

本作には単行本と文庫の2つの版があります。
| 版 | 刊行 | 定価 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 単行本 | 2019年3月(実業之日本社) | 1,760円(税込) | 978-4-408-53739-9 |
| 文庫 | 2022年4月(実業之日本社文庫) | 814円(税込) | 978-4-408-55722-9 |
今から手に取るなら、価格と入手しやすさの両面で文庫版が選びやすいです。
なお文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。
マーダーハウスとマーダースクールの関係
五十嵐貴久は、2026年9月28日に同じ実業之日本社から『マーダースクール』を刊行します。
| マーダーハウス | マーダースクール | |
|---|---|---|
| 舞台 | シェアハウス「サニーハウス鎌倉」 | 聖愛学園小学校(東京郊外の山中) |
| 主人公 | 理佐(大学生) | 葉月真由(教師志望) |
| 入り口 | 好条件の物件を見つける | 内定取り消し後に招かれる |
| 刊行 | 2019年3月/2022年4月文庫 | 2026年9月28日 |
続編関係にあるとは公表されていません。
題名を共有する2冊として並べて読む、という楽しみ方になります。
マーダーハウスの読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約6〜7時間(実業之日本社文庫)
- 難易度: ★★☆☆☆(読みやすいサイコサスペンス)
- おすすめタイプ: 閉じた舞台のミステリーが好きな人/サイコサスペンスが好きな人/五十嵐貴久を初めて読む人
シリーズ知識は不要で、この1冊から読めます。
五十嵐貴久の代表作であるリカシリーズが気になった方は、順番ガイドもご覧ください。
マーダーハウスに関するよくある質問
Q. マーダーハウスの主人公は誰?
A. 理佐です。
大学合格を機に住居を探していたところ、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つけて入居します。
Q. マーダーハウスの単行本と文庫はどちらを選べばいい?
A. 今から手に取るなら文庫版(2022年4月・実業之日本社文庫・814円税込)が選びやすいです。
単行本は2019年3月刊で1,760円(税込)でした。文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。
Q. マーダーハウスはマーダースクールとつながっている?
A. つながりは公表されていません。
どちらも五十嵐貴久が実業之日本社から出した〈マーダー〉を冠する作品ですが、
『マーダースクール』(2026年9月28日刊)が続編であるという発表はありません。
Q. マーダーハウスはシリーズもの?
A. シリーズものではなく、単独の長編です。前提知識なしに読めます。
まとめ|マーダーハウスは好条件の物件から始まるサイコミステリー
『マーダーハウス』は、五十嵐貴久がシェアハウス「サニーハウス鎌倉」を舞台に書いたサイコミステリーです。
セレブの別荘のような設備と格安な家賃という好条件に惹かれて入居した理佐のまわりで、
同居人が立て続けに死亡していきます。
2019年3月に単行本、2022年4月に実業之日本社文庫で読めます。
閉じた舞台のミステリーが好きな方・サイコサスペンスが好きな方におすすめ。
2026年9月28日刊の『マーダースクール』とあわせてどうぞ。
- 実業之日本社文庫版は814円(税込)
- シェアハウスを舞台にしたサイコミステリー
- 単行本・文庫・電子書籍版が選べる
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マーダーハウス・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 実業之日本社『マーダーハウス』書誌情報(単行本2019年3月刊・本体1,600円+税・ISBN 978-4-408-53739-9/実業之日本社文庫2022年4月刊・本体740円+税・ISBN 978-4-408-55722-9/内容紹介)
- openBD 書誌データ(ISBN 9784408557226/9784408537399・書名・著者・出版社・刊行年月・価格)
- 最終確認: 2026年8月10日




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