芥川龍之介賞(芥川賞)の最新受賞作と、これまでの代表的な傑作を完全網羅。2026年第174回の受賞内容から、純文学の名作の読みどころまでこの1ページで確認できます。
最終更新日: 2026年6月1日
※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。
- 最新受賞作・歴代の名作をまとめて検索
- Kindle・文庫・単行本・中古までセット購入可
- 純文学入門の1冊を受賞作から選べる
芥川賞とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 芥川龍之介賞 |
| 主催 | 公益財団法人 日本文学振興会 |
| 創設 | 1935年(菊池寛が直木賞とともに創設) |
| 開催頻度 | 年2回(上半期=7月/下半期=翌1月発表) |
| 対象 | 新人作家による純文学の短編・中編 |
芥川賞は、直木賞と並ぶ日本最高峰の文学賞のひとつ。新聞・雑誌(同人誌含む)に発表された、新人作家による純文学作品に贈られます。直木賞(大衆文芸・中堅向け)と同時に選考・発表され、受賞をきっかけに作家が一躍注目される登竜門。又吉直樹『火花』のように社会現象になる受賞作もあります。
【2026年】最新受賞作(第174回)

2026年1月14日発表の第174回芥川賞は、鳥山まこと『時の家』(講談社)と畠山丑雄『叫び』(新潮社)のダブル受賞となりました。
なお、ひとつ前の第173回(2025年上半期)は芥川賞・直木賞ともに「該当作なし」で、両賞同時の該当作なしは約27年ぶりの出来事として話題になりました。
芥川賞 近年の受賞作一覧

| 回 | 年・期 | 受賞作 | 著者 |
|---|---|---|---|
| 167 | 2022上 | おいしいごはんが食べられますように | 高瀬隼子 |
| 168 | 2022下 | この世の喜びよ | 井戸川射子 |
| 168 | 2022下 | 荒地の家族 | 佐藤厚志 |
| 169 | 2023上 | ハンチバック | 市川沙央 |
| 170 | 2023下 | 東京都同情塔 | 九段理江 |
| 171 | 2024上 | サンショウウオの四十九日 | 朝比奈秋 |
| 171 | 2024上 | バリ山行 | 松永K三蔵 |
| 172 | 2024下 | DTOPIA | 安堂ホセ |
| 172 | 2024下 | ゲーテはすべてを言った | 鈴木結生 |
| 173 | 2025上 | 該当作なし | — |
| 174 | 2025下 | 時の家 | 鳥山まこと |
| 174 | 2025下 | 叫び | 畠山丑雄 |
過去の傑作・芥川賞受賞の名作
コンビニ人間(村田沙耶香・第155回)
18年間コンビニでアルバイトを続ける36歳の女性を通して、「普通」とは何かを鋭く問う一作。芥川賞受賞作の中でも特に広く読まれ、海外でもベストセラーになりました。
火花(又吉直樹・第153回)
お笑い芸人でもある著者が、売れない芸人の青春と師弟関係を描いたデビュー作。発行部数200万部超の社会現象となり、ドラマ・映画化もされました。
推し、燃ゆ(宇佐見りん・第164回)
「推し」が炎上した日から、生きる軸を失っていく女子高生を描く一作。SNS世代の「推し活」と生きづらさを言語化し、若い読者から圧倒的支持を得ました。
ハンチバック(市川沙央・第169回)
重度障害を持つ女性の視点から、健常者中心社会の前提を問い直す問題作。当事者性に裏打ちされた切実さで大きな反響を呼びました。
東京都同情塔(九段理江・第170回)
もうひとつの東京を舞台に、犯罪者を「同情されるべき人々」として処遇する高層施設を巡る物語。著者が一部に生成AI(ChatGPT等)を活用したことでも話題になりました。
よくある質問(FAQ)
Q. 芥川賞の2026年(最新)受賞作は?
A. 第174回(2026年1月14日発表)は鳥山まこと『時の家』(講談社)と畠山丑雄『叫び』(新潮社)のダブル受賞でした。
Q. 芥川賞の選考はどのように行われる?
A. 日本文学振興会が委嘱した選考委員(作家)が、半期ごとに候補作を選考し、上半期分は7月、下半期分は翌1月に直木賞と同時に発表します。
Q. 芥川賞と直木賞の違いは?
A. 芥川賞は新人作家による純文学が対象、直木賞は新人〜中堅作家による大衆文芸が対象です。両賞は同時に選考・発表されます。
Q. 芥川賞で「該当作なし」になることはある?
A. あります。直近では第173回(2025年上半期)が該当作なしでした。
Q. 初めて芥川賞作品を読むなら?
A. 読みやすさと話題性から『コンビニ人間』(村田沙耶香)や『火花』(又吉直樹)が入門におすすめです。
まとめ
芥川賞は、新しい才能と現代を映す純文学を世に送り出してきた登竜門。2026年の『時の家』『叫び』をはじめ、コンビニ人間や火花など、受賞作は「いま読むべき1冊」の宝庫です。純文学を読んでみたい方は、まず芥川賞の受賞作から手に取ってみてください。
こんな記事も読まれています
出典・参考情報
- 日本文学振興会 公式サイト(芥川賞)
- 各出版社 公式商品ページ
- Wikipedia「芥川龍之介賞」項目(最終確認: 2026年6月1日)







コメント