小野不由美「ゴーストハント」の読む順番を、刊行順(=第1巻『旧校舎怪談』から)で完全網羅。「全何巻?」「完結してる?」「最新刊は?」「2006年のアニメや漫画とどう違う?」「旧『悪霊シリーズ』とは別物?」まで、この1ページで全部解決します。渋谷サイキックリサーチ(SPR)の麻衣とナルが心霊現象に挑む、本格オカルトミステリの読み方を整理しました。
最終更新日: 2026年6月12日
※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。
まず結論|ゴーストハントの順番・全巻数・完結・アニメとの関係に即答
「ゴーストハント」の順番を探している人が知りたいことに、先に短く答えます。
- 読む順番=刊行順でOK →
1.旧校舎怪談 → 2.人形の檻 → 3.乙女ノ祈リ → 4.死霊遊戯 → 5.鮮血の迷宮 → 6.海からくるもの → 7.扉を開けて(全7巻)。各巻が独立した事件を扱いつつ、麻衣とナルの関係や「ナルの正体」という縦軸が刊行順に進むため、1巻から順に読むのが唯一の正解です。 - 全何巻・完結してる? → 全7巻で完結済み。第7巻『扉を開けて』が最終巻で、第1巻からの謎がすべて回収されます。
- 最新刊は? → 角川文庫版の第7巻『扉を開けて』(2021年6月)が最後の巻。以降の続刊はありません(2026年6月時点)。
- アニメ・旧『悪霊シリーズ』との関係は? → 「ゴーストハント」は1989〜92年刊行の旧『悪霊シリーズ』(小野不由美)を大幅改稿・改題したもの。2006年のアニメ(全25話)はこの物語の映像化です。詳しくは下の「ゴーストハントのアニメ・漫画化」の章へ。
- 第1巻『旧校舎怪談』から最終巻『扉を開けて』まで網羅
- Kindle・角川文庫・中古までまとめてチェック可能
- 小野不由美の『十二国記』などの関連作も探せる
ゴーストハントシリーズとは|順番を知る前に押さえる基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 小野不由美 |
| 出版社(現行) | KADOKAWA(角川文庫) |
| 原型 | 旧『悪霊シリーズ』(講談社X文庫ティーンズハート、1989〜1992年) |
| 改稿・改題 | 2010〜2011年に幽BOOKS(メディアファクトリー)で『ゴーストハント』として全7巻刊行 |
| 巻数 | 全7巻(2026年6月時点) |
| 完結状況 | 完結済み(第7巻『扉を開けて』が最終巻) |
| 映像化 | アニメ全25話(2006〜2007年・J.C.STAFF制作) |
| 漫画化 | いなだ詩穂作画・講談社(単行本全12巻) |
| ジャンル | ホラー・オカルトミステリ |
ゴーストハントは、心霊現象調査事務所「渋谷サイキックリサーチ(SPR)」を舞台にしたオカルトミステリ。女子高生・谷山麻衣が、17歳ながら冷静沈着な所長・渋谷一也(通称ナル)のもとでアルバイトを始め、密教僧の滝川(ぼーさん)、巫女の松崎綾子、神父のジョン、タレント霊能者の原真砂子といった個性的な霊能者たちとチームを組んで、学校や洋館で起こる怪異を一件ずつ解き明かしていきます。心霊現象を科学機材で計測する「調査もの」の枠組みと、麻衣の霊感の覚醒・ナルの正体をめぐる縦軸が組み合わさった構成が特徴です。
もともとは小野不由美が1989年から発表した『悪霊シリーズ』で、2010〜2011年に作者自身が大幅改稿し『ゴーストハント』へ改題・再刊しました。つまり「ゴーストハント」と「悪霊シリーズ」は同じ物語の新旧バージョンです。
ゴーストハントを読む順番|結論は「刊行順」一択
初心者向け推奨順=刊行順
ゴーストハントは刊行順(第1巻『旧校舎怪談』から)で読むのが唯一の正解です。理由は次の3点です。
- 各巻は独立した心霊事件を扱う「一話完結」に近い構成だが、麻衣の霊能力の覚醒とSPRメンバーの加入が巻ごとに進むため、登場人物の関係を取りこぼさず追える
- シリーズ全体を貫く「ナル(渋谷一也)の正体」という最大の謎が少しずつ提示され、第6巻『海からくるもの』〜第7巻『扉を開けて』で一気に回収される構成のため、順番を飛ばすと核心のカタルシスが薄れる
- 文庫が角川文庫で全7巻そろっているため、刊行順=巻数順にそのまま集めて読める
時系列順は気にしなくてよい
ゴーストハントは前日譚や時系列の入れ替えがある作品ではなく、刊行順=物語の時系列順です。第1巻から順番に読めば、麻衣がSPRに関わり始めてからの出来事をそのまま追体験できます。マスカレードシリーズのような「前日譚から読むか問題」は発生しないので、迷わず1巻からどうぞ。
ゴーストハント全7巻の読む順番リスト|刊行順(角川文庫)

| # | タイトル | 角川文庫 発売 | 扱う事件の舞台 |
|---|---|---|---|
| 1 | 旧校舎怪談 | 2020年6月 | 麻衣の高校の旧校舎 |
| 2 | 人形の檻 | 2020年6月 | 人形に憑かれた洋館 |
| 3 | 乙女ノ祈リ | 2020年9月 | 超能力少女が絡む高校 |
| 4 | 死霊遊戯 | 2020年12月 | 占い「ヲリキリさま」の高校 |
| 5 | 鮮血の迷宮 | 2021年3月 | 長野の迷宮状の洋館 |
| 6 | 海からくるもの | 2021年6月 | 呪われた一族・吉見家 |
| 7 | 扉を開けて | 2021年6月 | ダム湖畔の廃校(完結編) |
角川文庫版は2020〜2021年にかけて全7巻が刊行され、現在は角川文庫だけでシリーズをそろえられます。旧『悪霊シリーズ』(講談社X文庫)や幽BOOKS版(メディアファクトリー)も同じ物語ですが、新たに集めるなら入手しやすい角川文庫が便利です。
ゴーストハント各巻のあらすじ|全7巻ネタバレ控えめ要約
第1巻: 旧校舎怪談(角川文庫 2020年6月発売)
シリーズの原点。「取り壊そうとすると事故が起きる」「夜になると窓に人影が浮かぶ」と噂される、麻衣の高校の旧校舎。そこへ調査にやって来たのが、渋谷サイキックリサーチ(SPR)の所長を名乗る17歳の少年・渋谷一也だった。ひょんなことから機材を壊してしまった麻衣は、弁償代わりにアルバイトとして調査を手伝うことに。麻衣とナルの出会い、そして個性的な霊能者たちが一堂に会する第1幕です。
第2巻: 人形の檻(角川文庫 2020年6月発売)
ポルターガイスト現象が頻発する洋館の調査依頼。屋敷に置かれたアンティークドールに憑いた霊の謎を、SPRチームが科学機材と霊能の両面から追う。麻衣の霊感がさらに研ぎ澄まされていく、シリーズ第2弾。
第3巻: 乙女ノ祈リ(角川文庫 2020年9月発売)
ある高校で続発する怪現象。超能力を持つとされる少女が事件の中心にいるとみられ、麻衣たちは超常現象とミステリの境界に踏み込んでいく。論理的な謎解きの要素が濃い一篇です。
第4巻: 死霊遊戯(角川文庫 2020年12月発売)
緑陵高校の生徒会長・安原の依頼でSPRが調査に向かう。校内では「ヲリキリさま」と呼ばれる占い遊びが流行し、飛び降り事件まで起きていた。集団心理と心霊現象が交錯する、緊張感の高い学園ホラー。
第5巻: 鮮血の迷宮(角川文庫 2021年3月発売)
長野にある迷宮のような構造の洋館に、SPR以外の霊能者たちも集結。館内で人が次々と消えていくという、シリーズ最大級の難事件に挑む。複数の霊能者の力がぶつかり合う、スケールの大きな長編です。
第6巻: 海からくるもの(角川文庫 2021年6月発売)
呪われた一族・吉見家をめぐる祟りの調査。シリーズを貫いてきた「ナルの正体」に大きく踏み込む巻でもあり、チームに最大級の危機が訪れる。第7巻へ向けて物語が一気に加速します。
第7巻: 扉を開けて(角川文庫 2021年6月発売・最終巻)
シリーズ最終巻。ダム湖畔で受けた廃校の調査依頼を通じて、第1巻から積み重ねられてきた謎がすべて明らかになる完結編。麻衣とナル、そしてSPRの面々の物語が一つの結末を迎えます。ここまで読んで、シリーズ全体の構成の見事さが腑に落ちる一冊です。
- 第1巻『旧校舎怪談』から最終巻『扉を開けて』まで7冊
- 角川文庫で全巻文庫化済み・まとめ買いがお得
- Kindle版にも対応・一気読みに最適
ゴーストハントのアニメ・漫画化|原作小説との関係

「ゴーストハント」には小説のほかにアニメ版と漫画版があります。原作小説の読む順番とあわせて、メディアミックスの関係も整理しておきます。
アニメ版(2006〜2007年・全25話)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送 | 2006年10月〜2007年3月 |
| 話数 | 全25話 |
| 制作 | J.C.STAFF |
| 放送局 | テレビ東京系列ほか |
アニメ版は、原作小説(改稿前の『悪霊シリーズ』)のエピソードを映像化した全25話。旧校舎の事件から始まる主要エピソードがアニメで楽しめます。小説の各巻が複数話に分かれて描かれているため、アニメを先に見てから小説を刊行順に読むと、細部の描写や心理の機微をより深く味わえます。
漫画版(いなだ詩穂・講談社)
漫画版はいなだ詩穂による作画で講談社から刊行され、単行本は全12巻。原作小説をベースにコミカライズしたもので、キャラクターのビジュアルから入りたい人に向いています。小説・アニメ・漫画はいずれも同じ「ゴーストハント(旧・悪霊シリーズ)」の物語を扱っており、入口はどれを選んでも構いませんが、物語の謎を最も完全な形で味わえるのは小説(全7巻)です。
ゴーストハントの順番に関するよくある質問
Q. ゴーストハントはどの順番で読むのがおすすめ?
A. 刊行順(旧校舎怪談 → 人形の檻 → 乙女ノ祈リ → 死霊遊戯 → 鮮血の迷宮 → 海からくるもの → 扉を開けて)が唯一のおすすめです。各巻は独立した事件を扱いますが、麻衣の成長や「ナルの正体」という縦軸が刊行順に進むため、第1巻から順番に読むのが最適です。
Q. ゴーストハントは全何巻?
A. 全7巻です(2026年6月時点)。角川文庫版で第1巻『旧校舎怪談』から第7巻『扉を開けて』までそろっています。旧『悪霊シリーズ』や幽BOOKS版も同じ物語ですが、新たに集めるなら角川文庫が入手しやすくおすすめです。
Q. ゴーストハントは完結してる?
A. 完結しています。第7巻『扉を開けて』が最終巻で、第1巻から積み重ねられてきた謎がすべて回収されます。2026年6月時点で続刊の予定はありません。
Q. ゴーストハントはどこで読める?文庫で揃う?
A. 現行では角川文庫で全7巻が刊行されており、文庫でシリーズをそろえられます。Kindleなどの電子書籍にも対応しているため、紙でも電子でも一気読みが可能です。
Q. ゴーストハントと『悪霊シリーズ』は別物?
A. 同じ物語の新旧バージョンです。1989〜1992年に講談社X文庫ティーンズハートで刊行された『悪霊シリーズ』を、作者の小野不由美が2010〜2011年に大幅改稿・改題したのが『ゴーストハント』です。これから読むなら、改稿後の『ゴーストハント』(全7巻)で問題ありません。
まとめ|ゴーストハントは刊行順で全7巻を一気読み
小野不由美「ゴーストハント」は、渋谷サイキックリサーチ(SPR)の麻衣とナルが心霊現象に挑む全7巻・完結済みのオカルトミステリ。読む順番は刊行順(旧校舎怪談 → 人形の檻 → 乙女ノ祈リ → 死霊遊戯 → 鮮血の迷宮 → 海からくるもの → 扉を開けて)一択です。
- 初めての方はまず第1巻『旧校舎怪談』で麻衣とナルの出会いから
- 謎の縦軸である「ナルの正体」は第6〜7巻で一気に回収されるので、順番を飛ばさず通読を
- 完結済みなので、続きを待たずに最後まで一気読みできるのが大きな魅力
旧『悪霊シリーズ』を改稿した完成版として、角川文庫で全7巻そろえて、本格オカルトミステリの醍醐味を堪能してください。
ゴーストハントと合わせて読みたい関連記事
出典・参考情報
- KADOKAWA「小野不由美『ゴーストハント』シリーズ」特設ページ(カドブン)https://kadobun.jp/special/ghosthunt/
- KADOKAWA 各巻商品ページ(角川文庫『ゴーストハント』1〜7)
- Wikipedia「悪霊シリーズ」項目(最終確認: 2026年6月12日)
- Amazon.co.jp 各巻商品ページ(ISBN照合)









コメント