原田マハの最新刊・新作情報、『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などアート小説代表作の読む順番、入門におすすめの一冊までこの1ページで完結。
最終更新日: 2026年6月11日
※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。
- 最新刊『すべてが円くなるように』(2026年3月)含む全作品をワンクリック
- Kindle・単行本・新潮文庫・幻冬舎文庫までまとめて検索
- アート小説の代表作を発売日順・シリーズ別にチェック可能
原田マハとは|“アート小説の第一人者”と呼ばれる元キュレーターのプロフィール
原田マハは「アート小説の第一人者」と呼ばれる作家です。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)で実際にキュレーターとして働いた経歴を持ち、その専門知識を物語に注ぎ込むのが最大の武器。ルソー、ピカソ、ゴッホ、モネ、俵屋宗達——実在の画家と名画を題材にしながら、史実の隙間に大胆なフィクションを織り込み、「美術館の壁の向こう側」に眠るドラマを蘇らせます。アートに詳しくない読者でも、一枚の絵をめぐるミステリやサスペンスとして夢中で読めるのが原田作品の懐の深さです。
1962年東京都生まれ。馬里邑美術館・伊藤忠商事・森ビル森美術館設立準備室・ニューヨーク近代美術館を経て、2002年にフリーのキュレーターとして独立しました。2005年に『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞してデビューし、2012年には『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。兄は作家・エッセイストの原田宗典です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年 | 1962年7月14日(東京都生まれ・小平市育ち) |
| デビュー作 | 『カフーを待ちわびて』(2006年・第1回日本ラブストーリー大賞) |
| 主な受賞歴 | 山本周五郎賞(2012『楽園のカンヴァス』)/新田次郎文学賞(2017『リーチ先生』)/日本ラブストーリー大賞(2005) |
| 累計発行部数 | 公式総部数は2026年6月時点で未公表 |
| 主な活動領域 | アート小説(美術史小説)・純文学・エッセイ |
ヨムマップ編集部の注目ポイント|原田マハの新刊・新作を読むなら

原田マハは「とりあえず代表作から」で間違いのない作家ですが、編集部のおすすめはまず“アート小説”から入ることです。
というのも、原田マハには大きく2つの顔があるから。ひとつは『カフーを待ちわびて』『本日は、お日柄もよく』のような心温まる人間ドラマ、もうひとつが実在の名画と画家を題材にした美術史ミステリです。この作家の真骨頂は後者にあり、なかでもデビュー作群を一気に有名にした第25回山本周五郎賞受賞作『楽園のカンヴァス』は、アートに興味がない人ほど驚く“絵をめぐる真贋ミステリ”として完成度が抜群です。
『楽園のカンヴァス』(ルソー)→『暗幕のゲルニカ』(ピカソ)→『たゆたえども沈まず』(ゴッホ)と読み進めれば、一枚の絵の背後に流れる人間の業と情熱という原田マハの一貫したテーマがくっきり見えてきます。短編から軽く試したい人は『ジヴェルニーの食卓』『常設展示室』が入口に最適。気になった画家・名画の一冊から、安心して飛び込んでください。
【2026年】原田マハの新刊・新作情報
最新刊: すべてが円くなるように(2026年3月18日発売)
- 出版社: 幻冬舎(単行本)
- ジャンル: アート・人間ドラマ短編集
- ページ数: 144ページ
作品要点(編集部執筆):
真珠ブランド「ミキモト」の公式サイト連載をまとめた、真珠をモチーフにした珠玉の短編集。祖母と孫、母と娘、女友達——真珠がつなぐ人生と夢を、原田マハならではの上質な筆致で描きます。フェルメール「真珠の耳飾りの少女」をめぐる「フェルメールとの約束」、鳥羽を舞台にした「海からの贈り物」など、アートと女性たちの物語が交差する一冊。2026年6月時点で最新の書き下ろし作品です。
直近の話題作: 風のマジム 映画化・無用の人 原田マハ初監督作
書籍と並行して、原田マハ作品の映像化ラッシュも2026年の大きなトピックです。2025年9月に『風のマジム』が伊藤沙莉主演で映画化されたほか、原田マハ自身が初めてメガホンを取る監督作『無用の人』(主演:蒼井優)が2027年1月公開予定として進行中。原作小説とあわせて注目が集まっています。
今後の刊行予定: 多数の新装版・文庫化が進行中
原田マハは単行本の書き下ろしに加え、新潮文庫・幻冬舎文庫・講談社文庫など各社での文庫化/新装版化が活発です。2025〜2026年にも『黒い絵』(講談社文庫・2025年11月)、『晴れの日の木馬たち』(新潮社・2025年12月)、『原田マハ、アートの達人に会いにいく』(新潮文庫・2026年3月)、『翼をください 新装版』(毎日文庫・2026年6月予定)などが続いています。最新の刊行予定は、出版社公式サイト・原田マハ公式ウェブサイトでご確認ください。
原田マハの新刊・新作に関するよくある質問

Q. 原田マハの次の新刊はいつ?
A. 2026年6月時点での最新刊は、2026年3月18日に幻冬舎から刊行された短編集『すべてが円くなるように』です。次回の書き下ろし長編の具体的な刊行予定日は2026年6月時点で未公表ですが、文庫化・新装版は各社で継続中。最新情報は新潮社・幻冬舎・集英社などの出版社公式サイトでご確認ください。
Q. 原田マハの新作はどこで読める?
A. 全国書店・Amazon Kindle・楽天Kobo・honto電子書籍で発売日と同時に入手可能です。最新刊『すべてが円くなるように』は以下のリンクから購入できます。
Q. 原田マハのおすすめは?
A. 初めて読むなら山本周五郎賞受賞のアート真贋ミステリ『楽園のカンヴァス』、ゴッホが好きなら『たゆたえども沈まず』、短編から軽く試したいなら印象派の巨匠を描く『ジヴェルニーの食卓』がおすすめです。詳しくは下記の代表作TOP10をご確認ください。
Q. 原田マハは何冊くらい本を出している?
A. 2005年デビュー以来、小説・エッセイあわせて多数の作品を発表しており、20年以上にわたり文芸の第一線で活躍しています。とくに実在の画家・名画を題材にした美術史小説(アート小説)が代表的な作風です。
Q. 原田マハのアート小説はどれから読めばいい?
A. 『楽園のカンヴァス』(ルソー)→『暗幕のゲルニカ』(ピカソ)→『たゆたえども沈まず』(ゴッホ) の順がおすすめ。一枚の名画の背後に流れる人間ドラマという共通テーマが見えてきます。短編で試すなら『ジヴェルニーの食卓』『常設展示室』が入口に最適です。
原田マハの新刊と並んで読みたい主要シリーズ・作品群

1. アート小説(美術史ミステリ)— 原田マハの真骨頂
実在の画家と名画を題材に、史実の隙間にフィクションを織り込んだ美術史ミステリ/サスペンス。原田マハの代名詞であり、入門にも最適なジャンルです。
代表的なアート長編:
1. 楽園のカンヴァス(2012・ルソー)※山本周五郎賞
2. ジヴェルニーの食卓(2013・印象派の巨匠たち)
3. 暗幕のゲルニカ(2016・ピカソ)
4. リーチ先生(2016・バーナード・リーチと民藝)※新田次郎文学賞
5. たゆたえども沈まず(2017・ゴッホと弟テオ)
6. 常設展示室(2018・名画6枚の短編集)
7. 風神雷神(2019・俵屋宗達)
8. リボルバー(2021・ゴッホの死の謎)
2. 人間ドラマ・エンタメ長編
デビュー作『カフーを待ちわびて』や、衆議院議員の妻が総理になる『総理の夫』、選挙のスピーチライターを描く『本日は、お日柄もよく』など、心温まる人間ドラマや社会派エンタメも原田マハの大きな柱。映像化作品もこの系統から多く生まれています。
3. エッセイ・対談・新装版
『原田マハ、アートの達人に会いにいく』のようなアートをめぐるエッセイ・対談や、過去作の新装版・文庫化も継続的に刊行。アート小説のファンが作家の視点をさらに深掘りできるラインナップです。
原田マハのおすすめ代表作TOP10|新刊と並んで読みたい名作
| 順位 | タイトル | 発売年 | ジャンル | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 楽園のカンヴァス | 2012 | アート真贋ミステリ(ルソー) | ★★★ |
| 2 | たゆたえども沈まず | 2017 | アート小説(ゴッホ) | ★★★ |
| 3 | 暗幕のゲルニカ | 2016 | アートサスペンス(ピカソ) | ★★★ |
| 4 | ジヴェルニーの食卓 | 2013 | アート短編集(印象派) | ★★★ |
| 5 | リーチ先生 | 2016 | アート小説(民藝) | ★★ |
| 6 | 常設展示室 | 2018 | アート短編集(名画6枚) | ★★★ |
| 7 | 風神雷神 | 2019 | 歴史アート長編(俵屋宗達) | ★★ |
| 8 | カフーを待ちわびて | 2006 | 人間ドラマ(デビュー作) | ★★ |
| 9 | リボルバー | 2021 | アートミステリ(ゴッホ) | ★★ |
| 10 | すべてが円くなるように | 2026 | アート短編集(最新刊) | ★★ |
1位: 楽園のカンヴァス(2012)
第25回山本周五郎賞を受賞した原田マハの出世作。ルソーの名画の真贋をめぐり、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーターと日本人研究者が、スイスの邸宅で7日間の真贋判定対決に挑むアート真贋ミステリの傑作。アートに詳しくない人ほど驚く、原田マハ入門の決定版です。
2位: たゆたえども沈まず(2017)
ゴッホと弟テオ、そして浮世絵商・林忠正を描く美術史小説。パリで奮闘する日本人画商の視点から、ゴッホ兄弟の知られざる絆と悲劇を浮かび上がらせます。ゴッホの「ひまわり」や「星月夜」が生まれた背景を物語として体感できる感動作。
3位: 暗幕のゲルニカ(2016)
ピカソの名画『ゲルニカ』を核にした長編。現代のMoMAキュレーター八神瑤子のパートと、ピカソの恋人で写真家ドラ・マールの視点が交錯し、「反戦の絵」誕生のドラマとその数奇な運命を描きます。『楽園のカンヴァス』の姉妹編としても楽しめる一冊。
4位: ジヴェルニーの食卓(2013)
モネ・マティス・ドガ・セザンヌら印象派の巨匠たちの、創作の秘密と人生を鮮やかに切り取った短編集。直木賞候補作。一編が短く読みやすいため、原田マハのアート小説を短編で試したい人の入口として最適です。
5位: リーチ先生(2016)
第36回新田次郎文学賞受賞作。日本を愛し日本に愛されたイギリス人陶芸家バーナード・リーチと、日本の民藝運動を描く感動のアート小説。柳宗悦・濱田庄司らとの友情を通じて、「美とは何か」を問いかける一冊です。
6位: 常設展示室 -Permanent Collection-(2018)
ピカソ・フェルメール・ラファエロ・ゴッホ・マティス・東山魁夷——実在する6枚の名画を巡る極上のアート短編集。人生の岐路に立つ人々が美術館で運命を変える一枚と出会う、6篇の連作。短く美しい原田マハの真髄が詰まっています。
(7〜10位の詳細は順次追記予定)
- 最新刊『すべてが円くなるように』(2026年3月・幻冬舎)
- 山本周五郎賞『楽園のカンヴァス』(新潮文庫)
- 本記事のリンクからKindle・文庫・単行本をまとめて比較
原田マハの新刊・代表作の映像化作品一覧
実写映画
- 総理の夫(2021) — 監督:河合勇人/主演:田中圭・中谷美紀
- 風のマジム(2025) — 監督:芳賀薫/主演:伊藤沙莉
- 無用の人(2027年1月公開予定) — 原田マハ初監督作/主演:蒼井優
テレビドラマ
- 本日は、お日柄もよく(2017) — WOWOW 連続ドラマW/主演:比嘉愛未
- 旅屋おかえり(2022・2023) — NHK BSプレミアム 特集ドラマ/主演:安藤サクラ
- まぐだら屋のマリア(2025) — NHK BSプレミアム4K 特集ドラマ/主演:尾野真千子・藤原季節
まとめ|原田マハの新刊で何を読むべきか
原田マハは2005年デビュー以来、アート小説の第一人者として20年以上文芸の第一線を走り続ける作家。2026年3月には真珠をモチーフにした最新刊『すべてが円くなるように』が刊行され、映像化も『風のマジム』『無用の人』と相次いでいます。
初めての方には:
– アート真贋ミステリの傑作『楽園のカンヴァス』(山本周五郎賞)
– ゴッホ兄弟を描く『たゆたえども沈まず』
– 短編で試すなら『ジヴェルニーの食卓』『常設展示室』
アート小説を読み進めたい方には:
– 『暗幕のゲルニカ』(ピカソ) → 反戦の名画をめぐるサスペンス
– 『リーチ先生』(民藝) → 新田次郎文学賞の感動作
– 『風神雷神』(俵屋宗達) → 日本美術を題材にした歴史アート長編
原田マハの新刊と合わせて読みたい関連記事
出典・参考情報(原田マハ 新刊情報の確認元)
- 原田マハ 公式ウェブサイト「WORKS / PROFILE」(https://haradamaha.com/)
- 新潮社「楽園のカンヴァス」(https://www.shinchosha.co.jp/book/125961/)・「暗幕のゲルニカ」(https://www.shinchosha.co.jp/book/331752/)・「常設展示室」(https://www.shinchosha.co.jp/book/331754/)
- 幻冬舎「たゆたえども沈まず」「すべてが円くなるように」(https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045590/)
- 集英社「ジヴェルニーの食卓」「リーチ先生」
- Wikipedia「原田マハ」項目(最終確認: 2026年6月11日)









コメント