MENU
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
次に読む一冊、ちゃんと地図にします。
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
ヨムマップ
  • 人気作家
  • シリーズ順番
  • 新刊レーダー
  • ジャンル別
  • 文学賞
  1. ホーム
  2. ジャンル別
  3. ファンタジー
  4. 鴨川ホルモー 万城目学 レビュー|京大生が「オニ」を率いて戦う京都青春ファンタジー あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

鴨川ホルモー 万城目学 レビュー|京大生が「オニ」を率いて戦う京都青春ファンタジー あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 7/14
ジャンル別 ファンタジー
2026年7月14日
鴨川ホルモー(万城目学・京都を舞台にオニを率いて戦う青春ファンタジー)レビュー記事のアイキャッチ画像

『鴨川ホルモー』は、万城目学が2006年に産業編集センターから刊行したデビュー長編です。二浪してようやく京都大学に入った主人公・安倍が、謎のサークル「京大青竜会」に勧誘され、体長20センチの「オニ」1000匹を率いて戦う競技〈ホルモー〉に巻き込まれていきます。第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した一作で、京都の街を舞台にした奇想と、どうしようもなく等身大の青春が同居するファンタジーです。この記事では、あらすじ・読みどころ・受賞と候補の正確な線引き・角川文庫版のISBNまで、結末に触れずに紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

『鴨川ホルモー』をAmazonでチェック
  • 第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞のデビュー作
  • 京都×オニ×青春ファンタジーの代表格
  • 角川文庫・電子書籍・中古版すべてチェック可能

Amazonで鴨川ホルモーを見る →

目次

鴨川ホルモーとは|万城目学のデビュー作にして京都青春ファンタジー

項目 内容
著者 万城目学
ジャンル ファンタジー/青春・京都
単行本 2006年4月(産業編集センター)
文庫 角川文庫(2009年2月25日)
文庫ISBN 978-4-04-393901-5
受賞 第4回ボイルドエッグズ新人賞
主な舞台 京都(京都大学・葵祭・祇園祭ほか)
鍵になる存在 体長20センチの「オニ」1000匹

『鴨川ホルモー』は、万城目学が2006年4月に産業編集センターから刊行したデビュー長編です。

第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、著者はこの一作で作家デビューを果たしました。

2009年2月には角川文庫版が刊行され、現在もっとも入手しやすいのはこの文庫版です。

※本屋大賞は2007年の第4回でノミネート(最終順位6位)にとどまり、受賞ではありません(大賞は佐藤多佳子『一瞬の風になれ』)。

※本作は直木賞の候補にもなっていません。著者が直木賞候補となったのは第2作『鹿男あをによし』が最初で、受賞は2024年の第170回『八月の御所グラウンド』です。

鴨川ホルモーのあらすじ|二浪の京大生が「オニ」を操る競技に挑む

鴨川ホルモー 二浪の京大生が青竜会に勧誘され恋心をきっかけにオニ1000匹を率いてホルモーに挑むまでのあらすじの流れ

物語の舞台は、大学生の日常がそのまま奇想へ地続きになった京都です。

二浪の末に京大へ、そして謎のサークルへ

主人公・安倍は、二浪の末にようやく京都大学へ入学します。

新歓の時期、彼は「京大青竜会」という得体の知れないサークルに勧誘されます。

決め手になったのは、サークルにいた早良京子という女性への淡い恋心でした。

「ホルモー」という競技の正体

入会後に明かされるのは、青竜会が〈ホルモー〉という競技に参加する集団だという事実です。

選手が率いるのは、その姿が使役者にしか見えない、体長20センチほどの「オニ」1000匹。

彼らを「オニ語」で指揮し、京都の街を舞台に他大学と勝敗を競います。

京都の四大学がぶつかる

ホルモーを戦うのは、作中では京都大学青竜会・龍谷大学フェニックス・立命館大学白虎隊・京都産業大学玄武組の4団体。

安倍は、同期の高村、才覚に恵まれた芦屋満、無口な楠木ふみらとともに、

恋も友情もこじれさせながら、この馬鹿げて壮大な戦いへ足を踏み入れていきます。

鴨川ホルモーの3つの読みどころ

鴨川ホルモー 3つの読みどころ(奇想と地続きになる京都・等身大の青春・声に出したくなる文章のリズム)

1. 奇想と日常が地続きになる「京都」の使い方

葵祭や祇園祭が続く現実の京都に、オニという異物が何のためらいもなく置かれる——この配合が本作の核です。

荒唐無稽なのに、街の描写がやたら具体的だから、読者はいつの間にか信じ込まされてしまいます。

ファンタジー入門としても入りやすい、生活感のある異世界感です。

2. どうしようもなく等身大の青春

ホルモーという壮大な設定を用意しておきながら、主人公を動かしているのは終始「恋」と「見栄」と「意地」です。

格好悪さを隠さない一人称が、この作品を「変な話」ではなく「自分の話」に変えます。

勝敗よりも、こじれていく人間関係のほうがずっと痛い、という配分が絶妙です。

3. 声に出したくなる文章のリズム

「ホルモー」という叫び、オニ語、大真面目に語られる会の作法——語り口そのものが娯楽になっています。

読んでいる最中に何度も吹き出すタイプの小説で、

デビュー作にして著者の芸風がすでに完成していることがわかります。

鴨川ホルモーの受賞歴と評価|「受賞」と「候補」を正しく区別する

鴨川ホルモー ボイルドエッグズ新人賞は受賞だが本屋大賞は6位のノミネートどまりで直木賞は候補にもなっていないことを示す比較図
賞・ランキング 年 結果
ボイルドエッグズ新人賞(第4回) 2005年 受賞(デビュー作)
本屋大賞(第4回) 2007年 ノミネート・6位(受賞ではない)
直木賞 — 本作は候補になっていない

本作が「受賞」したと言えるのは、第4回ボイルドエッグズ新人賞のみです。

本屋大賞は2007年(第4回)にノミネートされましたが、最終順位は6位で受賞ではありません。大賞は佐藤多佳子『一瞬の風になれ』でした。

また、本作は直木賞の候補作ではありません。著者が直木賞候補になったのは第2作『鹿男あをによし』が最初で、受賞は2024年1月・第170回の『八月の御所グラウンド』です(本作から数えて長い道のりでした)。

ネット上では「本屋大賞受賞作」「直木賞受賞作」と紹介されることがありますが、いずれも正確ではありません。作品選びの際はご注意ください。

鴨川ホルモーの映画版とシリーズ続編

関連 内容
映画版 2009年4月18日公開/監督:本木克英/主演:山田孝之(配給:松竹)
漫画版 『月刊少年エース』連載(2008〜2009年)・全3巻
続編1 『ホルモー六景』2007年11月刊行(のち角川文庫)
続編2 『ホルモー燦燦』2026年6月24日刊行(KADOKAWA・第3作にして完結編)

映画版は2009年4月18日に公開されました。監督は本木克英、主演は山田孝之で、栗山千明・濱田岳らが出演しています(配給:松竹)。

シリーズは2026年6月24日刊行の『ホルモー燦燦』(KADOKAWA)で完結しました。版元は同作を「『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』に続く第3作にして完結編」と位置づけています。

なお、2026年7月時点で、本作のアニメ化やドラマ化は公表されていません。

シリーズを追うなら、『鴨川ホルモー』→『ホルモー六景』→『ホルモー燦燦』の刊行順が素直です。著者の他作品は万城目学の全作品ガイドにまとめています。

鴨川ホルモーの読了時間と難易度

  • 読了時間目安: 約3〜4時間(角川文庫版)
  • 難易度: ★★☆☆☆(設定は奇抜だが文章は平易・京都の予備知識は不要)
  • おすすめタイプ: 京都が好きな人/大学生の青春が読みたい人/笑えるファンタジーを探している人

設定の突飛さに身構える必要はありません。

語り口が軽快なので、ファンタジーを普段読まない人ほど驚くタイプの一冊です。

鴨川ホルモーに関するよくある質問

Q. 鴨川ホルモーはどんな話?

A. 二浪して京都大学に入った安倍が、謎のサークル「京大青竜会」に勧誘され、体長20センチの「オニ」1000匹を率いる競技〈ホルモー〉に挑む青春ファンタジーです。

京都の街を舞台に、京大・龍谷大・立命館大・京都産業大の4サークルが戦います。

壮大な設定の裏で描かれるのは、恋と友情がこじれていく等身大の学生生活です。

Q. 鴨川ホルモーは何かの賞を受賞していますか?

A. 第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した、万城目学のデビュー作です。

一方で本屋大賞は2007年(第4回)のノミネート・6位どまりで、受賞ではありません。

直木賞については本作は候補にもなっていません(著者の直木賞受賞は2024年・第170回『八月の御所グラウンド』)。

Q. 映画化されていますか?

A. 2009年4月18日に映画が公開されています。監督は本木克英、主演は山田孝之、配給は松竹です。

栗山千明・濱田岳らが出演しました。

漫画版も『月刊少年エース』で連載され全3巻が刊行済みですが、2026年7月時点でアニメ化・ドラマ化は公表されていません。

Q. 続編はありますか?

A. 『ホルモー六景』(2007年11月)と『ホルモー燦燦』(2026年6月24日・KADOKAWA)があります。

版元は『ホルモー燦燦』を第3作にして完結編と位置づけています。

読む順番は刊行順(鴨川ホルモー → ホルモー六景 → ホルモー燦燦)が素直です。

Q. 文庫版はどこから出ている?

A. 角川文庫から2009年2月25日に刊行されています(ISBN 978-4-04-393901-5)。

単行本は2006年4月に産業編集センターから刊行されました。

現在もっとも手に取りやすいのは角川文庫版です。

まとめ|鴨川ホルモーは京都で「オニ」を率いて恋にこじれる青春ファンタジー

『鴨川ホルモー』は、万城目学が第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞してデビューした、京都を舞台の青春ファンタジーです。

1000匹のオニを率いる荒唐無稽な競技と、恋と見栄でこじれる等身大の学生たち——その落差が、20年近く読み継がれてきた理由です。

京都が好きな方・笑えるファンタジーを探している方にまず薦めたい一冊。

万城目学の全作品ガイドや、ファンタジー小説おすすめ20選もあわせてご覧ください。

鴨川ホルモー - 万城目学

鴨川ホルモー

万城目学|角川文庫

Amazonで見る →

今すぐ『鴨川ホルモー』を読み始めるなら
  • 角川文庫版が入手しやすくおすすめ
  • 京都×オニ×青春、笑えるファンタジー
  • 続編『ホルモー六景』『ホルモー燦燦』もチェック可

Amazonで鴨川ホルモーを見る →

ヨムマップは小説情報を実体験ベースで継続更新しています

鴨川ホルモー・関連作品の読書ガイド

  • 万城目学の全作品ガイド
  • ファンタジー小説おすすめ20選
  • 直木賞 歴代受賞作一覧
  • 本屋大賞 歴代受賞作一覧

出典・参考情報

  • KADOKAWA/版元ドットコム『鴨川ホルモー』角川文庫 製品情報(ISBN 978-4-04-393901-5・2009年2月25日)https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784043939015
  • 本屋大賞 公式サイト「2007年 第4回本屋大賞」結果(『鴨川ホルモー』6位) https://www.hontai.or.jp/history/hontai2007.html
  • KADOKAWA 公式トピックス『ホルモー燦燦』2026年6月24日発売 https://www.kadokawa.co.jp/topics/16714/
  • 松竹 映画『鴨川ホルモー』作品データベース(2009年公開・監督 本木克英) https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04699/
  • 京都大学 公式ニュース「本学卒業生の万城目学さんが、第170回 直木賞を受賞されました」 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2024-01-18-0
  • Wikipedia「鴨川ホルモー」 https://ja.wikipedia.org/wiki/鴨川ホルモー
  • openBD 書誌情報(ISBN 9784043939015)(最終確認: 2026年7月14日)


ジャンル別 ファンタジー
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 1Q84 村上春樹 レビュー|月が二つ浮かぶ1984年に迷い込んだ青豆と天吾 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 烏は主を選ばない 阿部智里 レビュー|才を隠す「ぼんくら次男」と、うつけと呼ばれる若宮 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

この記事を書いた人

ヨムマップ編集部のアバター ヨムマップ編集部

関連記事

  • ふがいない僕は空を見た(窪美澄・山本周五郎賞を受賞した連作短編集)レビュー記事のアイキャッチ画像
    ふがいない僕は空を見た 窪美澄 レビュー|生きる痛みと再生を描く連作短編 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 精霊の守り人(上橋菜穂子・女用心棒バルサが皇子チャグムを守る異世界ファンタジー)レビュー記事のアイキャッチ画像
    精霊の守り人 上橋菜穂子 レビュー|女用心棒バルサが皇子チャグムを守り抜く あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • テミスの剣(中山七里・冤罪と司法の暗部を描く社会派ミステリ)レビュー記事のアイキャッチ画像
    テミスの剣 中山七里 レビュー|死刑にした青年は冤罪だったのか あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 硝子の塔の殺人(知念実希人・雪の森に建つ硝子の塔を舞台にした本格ミステリ)レビュー記事のアイキャッチ画像
    硝子の塔の殺人 知念実希人 レビュー|雪の森の硝子の館で名探偵と医師が挑む本格ミステリ あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 烏は主を選ばない(阿部智里・異世界の山内を舞台にした和風宮廷ファンタジー)レビュー記事のアイキャッチ画像
    烏は主を選ばない 阿部智里 レビュー|才を隠す「ぼんくら次男」と、うつけと呼ばれる若宮 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 1Q84(村上春樹・月が二つ浮かぶ世界を描いた長編小説)レビュー記事のアイキャッチ画像
    1Q84 村上春樹 レビュー|月が二つ浮かぶ1984年に迷い込んだ青豆と天吾 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 殺人鬼フジコの衝動(真梨幸子・一人の少女の半生をたどるイヤミス長編)レビュー記事のアイキャッチ画像
    殺人鬼フジコの衝動 真梨幸子 レビュー|生き残りの少女はなぜ殺人鬼になったのか あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月14日
  • 楽園のカンヴァス(原田マハ・第25回山本周五郎賞受賞のアートミステリ)レビュー記事のアイキャッチ画像
    楽園のカンヴァス 原田マハ レビュー|ルソーの名画をめぐる山本周五郎賞受賞作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
    2026年7月13日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿

  • ふがいない僕は空を見た 窪美澄 レビュー|生きる痛みと再生を描く連作短編 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 精霊の守り人 上橋菜穂子 レビュー|女用心棒バルサが皇子チャグムを守り抜く あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • テミスの剣 中山七里 レビュー|死刑にした青年は冤罪だったのか あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 硝子の塔の殺人 知念実希人 レビュー|雪の森の硝子の館で名探偵と医師が挑む本格ミステリ あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
  • 烏は主を選ばない 阿部智里 レビュー|才を隠す「ぼんくら次男」と、うつけと呼ばれる若宮 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年7月
  • 2026年6月
  • 2026年5月

カテゴリー

  • SF
  • このミステリーがすごい
  • エッセイ
  • シリーズ順番
  • ジャンル別
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ミステリー
  • メフィスト賞
  • ライトノベル
  • 作者ハブ
  • 児童書・YA
  • 吉川英治文学賞
  • 大宅壮一NF賞
  • 山本周五郎賞
  • 恋愛
  • 文学賞
  • 新刊レーダー
  • 日本ファンタジーノベル大賞
  • 日本推理作家協会賞
  • 本屋大賞
  • 本格ミステリ大賞
  • 歴史時代
  • 江戸川乱歩賞
  • 直木賞
  • 純文学
  • 芥川賞
  • 青春

スポンサーリンク

Audible 30日間無料体験|聴く読書をはじめようKindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

Kindle Unlimited 30日間無料体験|読み放題でもっと読書を

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせ

© ヨムマップ.

目次