『青天(あおてん)』は、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が初めて書いた小説です。舞台は総大三高のアメフト部。万年2回戦どまりのチームで、主人公「アリ」こと中村昴が、自分の不甲斐なさにもがきながら再びアメフトと向き合っていく青春小説。2026年2月の発売直後から書店で売り切れが続出し、累計29万部を突破。そして2026年の第175回直木賞候補に選出され、お笑い芸人として史上初の快挙となりました。本記事では、あらすじ・読みどころを紹介します。
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青天とは|若林正恭の初小説・第175回直木賞候補作
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 若林正恭(オードリー) |
| ジャンル | 青春小説/スポーツ |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2026年2月20日 |
| ISBN | 978-4-16-392066-5 |
| 発行部数 | 累計29万部突破 |
| 候補 | 第175回直木賞(2026年上半期) |
| 特記 | お笑い芸人として史上初の直木賞候補 |
『青天』は、オードリーの若林正恭が初めて手がけた小説です。
高校アメフトを舞台にした青春小説で、2026年2月の発売直後から話題を呼び、累計29万部を突破するベストセラーとなりました。
そして2026年の第175回直木賞候補に選出。お笑い芸人が直木賞候補になるのは史上初という快挙で、大きなニュースになりました。
著者本人は「選ばれるとは思ってもいませんでした」と、候補入りに驚きのコメントを寄せています。
青天のあらすじ|万年2回戦どまりのアメフト部

物語は、「人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる」という印象的な一文から始まります。
総大三高、負け続けのアメフト部
舞台は総大三高。主人公「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまりの弱小チームです。
相手校の練習を隠し撮りして臨んだ高3の引退大会でも、強豪・遼西学園にあえなく打ち破られてしまいます。
勝てないまま、アリの高校競技生活は終わりを迎えます。
引退後の宙ぶらりんな日々
引退後、みなが受験へと向かうなか、アリは勉強にも身が入りません。
かといって不良になる覚悟もない――そんな宙ぶらりんの日々を過ごします。
「自分は何者にもなれないのではないか」という不甲斐なさが、じわじわとアリを追い詰めていきます。
再びアメフトと向き合う決意
もがき続けるなかで、アリはもう一度アメフトと向き合う決意を固めていきます。
勝ち負けの先にある、「自分が生きている実感」とは何なのか――本作は、その問いを不器用な主人公の姿を通して描き出します。
青天の3つの読みどころ

1. 「負け続ける側」から描くリアルな青春
多くのスポーツ小説が勝利を目指すなか、本作は「万年2回戦どまり」という負け続けの視点から描かれます。
華々しい勝利ではなく、うまくいかない現実にもがく等身大の姿にこそ、多くの読者が共感します。
2. 若林正恭ならではの内面描写
エッセイでも自身の葛藤を率直に綴ってきた若林正恭の持ち味が、小説でも生きています。
「生きている実感」への渇望という、著者が繰り返し向き合ってきたテーマが、アリという少年に託されています。
3. 史上初の快挙が示す作品の完成度
お笑い芸人の余技ではなく、純粋に小説として第175回直木賞候補に選ばれたことが、本作の完成度を物語っています。
話題性だけでは文学賞の最高峰の候補にはならない――その事実が、作品の力を裏づけています。
青天のタイトルの意味|「青天」に込められた思い
| 表記 | 読み・意味 |
|---|---|
| 青天 | 「あおてん」と読む作品タイトル |
| イメージ | 何者でもない若者が見上げる、開けた空 |
タイトルの「青天」は「あおてん」と読みます。
勝てないまま宙ぶらりんになった主人公が、それでも見上げる開けた空を思わせる言葉です。
うまくいかない現実のなかで、それでも前を向こうとする――本作のまなざしを象徴しています。
青天と第175回直木賞の候補作
『青天』は、第175回直木賞の候補5作のなかで、唯一の青春スポーツ小説として異彩を放ちました。
| 候補作 | 著者 | レビュー |
|---|---|---|
| けんぐゎい ★受賞 | 朝倉かすみ | 「圏外」に置かれた女たちの時代小説 |
| 見えるか保己一 | 蝉谷めぐ実 | 江戸の全盲の学者・塙保己一の一代記 |
| 多類婚姻譚 | 凪良ゆう | 現代の愛と結婚を描く連作短編集 |
| #台所のあるところ | 原田ひ香 | 深夜ドラマが人生を交差させる物語 |
| 青天 | 若林正恭 | 本記事 |
青天の読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約4〜6時間(長編)
- 難易度: ★★☆☆☆(読みやすく一気に読める)
- おすすめタイプ: オードリー若林のファン/青春・スポーツ小説が好きな人/うまくいかない現実を描く物語に惹かれる人
小説を読み慣れていない方でも、若者の心の揺れに引き込まれる一作です。
青天に関するよくある質問
Q. 『青天』は誰が書いた小説?
A. お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんの初小説です。
2026年の第175回直木賞候補に選ばれ、お笑い芸人として史上初の快挙となりました。
Q. どんなジャンルの小説?
A. 高校アメフトを舞台にした青春小説です。
勝てないチームで、主人公が自分の不甲斐なさと向き合っていく物語です。
Q. タイトル「青天」の読み方は?
A. 「あおてん」と読みます。
Q. 電子書籍でも読める?
A. 単行本のほか電子書籍版でも読めます。上のボタンから在庫を確認できます。
まとめ|青天はお笑い芸人初の直木賞候補となった青春小説
『青天』は、オードリーの若林正恭が初めて書いた小説であり、お笑い芸人として史上初めて第175回直木賞候補に選ばれた青春スポーツ小説です。
万年2回戦どまりのアメフト部で、うまくいかない現実にもがく主人公アリの姿には、勝ち負けを超えた「生きている実感」への渇望が込められています。
オードリー若林のファン・青春やスポーツを描く物語が好きな方におすすめの1冊。累計29万部を突破した話題作を、ぜひ手に取ってみてください。
- オードリー若林の初小説・累計29万部突破
- 単行本・電子書籍版あり
- 受賞作『けんぐゎい』もあわせてチェック
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青天・関連作品の読書ガイド
出典・参考情報
- 文藝春秋『青天』公式製品情報・プレスリリース
- 公益財団法人 日本文学振興会(直木賞・第175回)
- openBD 書誌データ(ISBN 978-4-16-392066-5)
- 各社報道(最終確認: 2026年7月16日)




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