高野和明の最新刊・新作情報、『ジェノサイド』『13階段』『幽霊人命救助隊』など全長編の刊行順と読みどころ、入門におすすめの代表作までこの1ページで完結。著者初の短編集『犯人と二人きり』(2025年11月)まで網羅。
最終更新日: 2026年6月11日
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- 最新刊『犯人と二人きり』(2025年11月・著者初の短編集)含む全作品をワンクリック
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高野和明とは|“1作入魂”で外さない寡作の本格エンタメ作家
高野和明を語るうえで欠かせないのが、その圧倒的な「打率の高さ」です。
年に何冊も世に送り出すタイプの作家ではありません。むしろ1作ごとに数年をかけて磨き上げる寡作家でありながら、放つ作品はことごとく文学賞や年間ミステリランキングの上位を射抜く——それが高野和明という書き手です。デビュー作『13階段』で江戸川乱歩賞を満場一致で射止め、代表作『ジェノサイド』では「このミステリーがすごい!」と週刊文春ミステリーベスト10の両方で第1位、さらに本屋大賞第2位という快挙を成し遂げました。
1964年東京都生まれ。脚本家としてキャリアをスタートさせた経歴を持ち、その物語構築力は緻密なプロットとスケール感の大きさに表れています。死刑制度を扱った社会派ミステリ、人類の進化を描く超大作SFサスペンス、自殺志願者を救う異色のファンタジー、そして都市の片隅の怪異を描く幽霊小説——作品ごとにまったく異なる顔を見せる引き出しの多さも、高野作品の大きな魅力です。「次に何を書くか読めない」のに「読めば必ず満足できる」。その信頼感こそが、寡作でありながら高野和明が第一線であり続ける理由です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年 | 1964年10月26日(東京都出身) |
| デビュー作 | 『13階段』(2001年・第47回江戸川乱歩賞) |
| 主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(2001)/山田風太郎賞・日本推理作家協会賞(2011-2012)/本屋大賞2位(2012) |
| 累計部数 | 『ジェノサイド』累計100万部超・『13階段』累計100万部超(2026年6月時点・各種報道より) |
| 主な活動領域 | 社会派ミステリ・SFサスペンス・ヒューマンドラマ・ホラー |
ヨムマップ編集部の注目ポイント|高野和明を読むなら

高野和明は長編が数えるほどしかない寡作家だからこそ、「どれから読んでも外れがない」のが最大の強みです。そのうえで編集部がおすすめするのは、最初に作風の振れ幅を体感できる2作を読み比べること。
具体的には、世界規模の超大作SFサスペンス『ジェノサイド』と、自殺志願者を救う異色のヒューマンファンタジー『幽霊人命救助隊』を続けて読んでみてください。片や全世界を巻き込む陰謀と人類進化の物語、片や笑いと涙の人命救助劇——同じ作家が書いたとは思えない振れ幅に、きっと驚くはずです。「重厚な社会派が読みたい」なら『13階段』、「とにかくページをめくる手が止まらない極上エンタメ」なら『ジェノサイド』、というように入口のジャンルがはっきり分かれているのも高野作品の親切なところ。気になった1作から、安心して飛び込んでください。
【2026年】高野和明の新刊・新作情報
最新刊: 犯人と二人きり(2025年11月12日発売)
- 出版社: 文藝春秋
- 判型: 四六判・320ページ
- 特徴: 著者初の短編集(全7編)・約3年ぶりの新刊
作品要点(編集部執筆):
高野和明にとって約3年ぶりの新刊にして、デビュー以来初の短編集。「ゼロ」「跫音」「死人に口あり」「二つの銃口」「ハードボイルドな小学生」「天城の山荘」「三人目の男」の全7編を収録します。ミステリーをベースに、ホラー・サスペンス・SF・ファンタジーまで、高野作品の魅力を凝縮した“傑作短編の豪華詰め合わせ”。「謎が謎を呼ぶ」7つの物語で、長編とは違う高野和明の手数の多さを存分に味わえる一冊です。
直近の長編: 踏切の幽霊(2022年12月13日発売/2025年11月文庫化)
- 出版社: 文藝春秋
- 特徴: 『ジェノサイド』から約11年ぶりの長編・第169回直木賞候補
- 文庫版: 文春文庫・2025年11月5日発売(ISBN 4167924374)
作品要点(編集部執筆):
東京・下北沢の踏切で繰り返される人身事故。そこで撮影された一枚の心霊写真をきっかけに、最愛の妻を亡くした雑誌記者・松田が怪異の調査に乗り出し、やがて思いもよらぬ真実にたどり着きます。ホラーの手触りを持ちながら、その芯にあるのは骨太な人間ドラマと社会派ミステリ。1994年冬の下北沢を舞台に展開する、第169回直木三十五賞候補の傑作です。
高野和明の刊行ペース: “数年に1作”の寡作家
高野和明は長編を数年に1作のペースで丁寧に発表する寡作家です。代表作『ジェノサイド』(2011)の次の長編『踏切の幽霊』(2022)までは約11年、そこから最新刊『犯人と二人きり』(2025)まで約3年——刊行の間隔が長いぶん、1作ごとの完成度の高さに定評があります。次回作の刊行予定は2026年6月時点で未公表。最新情報は文藝春秋・KADOKAWA・講談社の各出版社公式サイトでご確認ください。
高野和明の新刊に関するよくある質問

Q. 高野和明の次の新刊はいつ?
A. 高野和明は長編を数年に1作のペースで発表する寡作家です。2025年11月に著者初の短編集『犯人と二人きり』が刊行されました。それ以降の新刊・次回作の予定は2026年6月時点で未公表です。最新の刊行情報は文藝春秋・KADOKAWA・講談社の各出版社公式サイトでご確認ください。
Q. 高野和明の新作はどこで読める?
A. 全国書店・Amazon Kindle・楽天Kobo・honto電子書籍で発売日と同時に入手可能です。なお高野作品は2025年11月より初の電子書籍化が始まり、『ジェノサイド』『13階段』『踏切の幽霊』なども電子書籍で読めるようになりました。最新刊『犯人と二人きり』は以下のリンクから購入できます。
Q. 高野和明のおすすめは?
A. 初めて読むなら、極上のエンタメ性とスケール感を味わえる『ジェノサイド』、または社会派ミステリの傑作にしてデビュー作『13階段』がおすすめです。笑いと涙のヒューマンドラマが好きなら『幽霊人命救助隊』、ホラー×社会派の余韻を求めるなら直近長編『踏切の幽霊』が好適。詳しくは下記の代表作TOP6をご確認ください。
Q. 高野和明は何冊くらい本を出している?
A. 高野和明は寡作家として知られ、デビュー20年強で発表した長編は『13階段』『グレイヴディッガー』『K・Nの悲劇』『幽霊人命救助隊』『夢のカルテ』『6時間後に君は死ぬ』『ジェノサイド』『踏切の幽霊』の8作、加えて2025年に初の短編集『犯人と二人きり』を発表しています。冊数は多くありませんが、1作ごとの完成度の高さで第一線を走り続けています。
Q. 高野和明の代表作は?
A. 第2回山田風太郎賞・第65回日本推理作家協会賞を受賞し、本屋大賞第2位に輝いた超大作SFサスペンス『ジェノサイド』が最大の代表作です。続いて、第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞したデビュー作『13階段』、異色のヒューマンファンタジー『幽霊人命救助隊』が三本柱として挙げられます。
高野和明のおすすめ代表作TOP6|新刊と並んで読みたい名作

寡作家ゆえに長編は数えるほど。だからこそ、ここで紹介する代表作はどれも“ハズレなし”の精鋭ばかりです。入門度とあわせて、自分に合う1作を見つけてください。
| 順位 | タイトル | 発売年 | ジャンル | 入門度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジェノサイド | 2011 | SFサスペンス | ★★★ |
| 2 | 13階段 | 2001 | 社会派ミステリ(デビュー作) | ★★★ |
| 3 | 幽霊人命救助隊 | 2004 | ヒューマンファンタジー | ★★★ |
| 4 | グレイヴディッガー | 2002 | 逃亡サスペンス | ★★ |
| 5 | 6時間後に君は死ぬ | 2007 | 予知ミステリ | ★★ |
| 6 | 踏切の幽霊 | 2022 | ホラー×社会派 | ★★ |
1位: ジェノサイド(2011)
第2回山田風太郎賞・第65回日本推理作家協会賞を受賞し、「このミステリーがすごい!2012年版」国内編第1位、週刊文春ミステリーベスト10第1位、本屋大賞第2位に輝いた高野和明の最高傑作。アフリカの戦地で戦うアメリカ人傭兵と、創薬を専攻する日本人大学院生——まったく無関係なはずの2人の運命が交差し、人類そのものの存続を揺るがす壮大な物語が幕を開けます。累計100万部超を記録した現代エンタメ小説の金字塔です。
2位: 13階段(2001)
第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞したデビュー作にして、社会派ミステリの傑作。事件の記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすため、刑務官・南郷と、前科を持つ青年・三上が、執行までのタイムリミットの中で「階段」という曖昧な記憶だけを手がかりに真相に挑みます。死刑制度という重いテーマを緻密なミステリに昇華させ、乱歩賞史上屈指のベストセラーとなりました。
3位: 幽霊人命救助隊(2004)
奇妙な崖の上で出会った浪人生・高岡裕一ら4人は、自分たちが自殺者の幽霊であることを知ります。神から下された命令は「49日以内に100人の自殺志願者を救え」というもの——。笑いと涙が交錯する救命ミッションを描いた、高野作品きっての異色作にしてヒューマンファンタジーの傑作。重厚な社会派とはまた違う、高野和明の温かい筆致が光ります。
4位: グレイヴディッガー(2002)
改心した元犯罪者・八神が、白血病患者を救うための骨髄ドナーとなる——その移植当日、連続猟奇殺人事件に巻き込まれ、患者のもとへ命がけで逃走するノンストップ・サスペンス。中世の伝説の殺人鬼「墓掘り(グレイヴディッガー)」になぞらえた事件が、一夜の逃走劇を加速させます。デビュー2作目にしてエンタメの筆力を見せつけた快作。
5位: 6時間後に君は死ぬ(2007)
「あなたは6時間後に死ぬ」——人の未来が見える青年・圭史の予言から始まる、連作短編集。死の運命をめぐる切実な攻防を、サスペンスフルかつ感情豊かに描きます。長編とは異なるテンポで読める予知ミステリで、高野作品の入門としても親しまれている一冊です。
6位: 踏切の幽霊(2022)
『ジェノサイド』から約11年ぶりに放たれた長編にして、第169回直木賞候補作。下北沢の踏切で起きる怪異と、妻を亡くした記者の調査を軸に、ホラーの怖さと社会派ミステリの骨太さを両立させた佳品。寡作の高野和明が満を持して発表した“静かな傑作”です。
- 最新刊にして著者初の短編集『犯人と二人きり』(2025年11月)
- 本屋大賞2位・累計100万部超の代表作『ジェノサイド』
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高野和明の新刊・代表作の映像化作品
高野和明の長編は緻密なプロットとスケール感から映像化が期待される作品が多いものの、2026年6月時点で長編小説の主要な実写映像化は確認できていません。『ジェノサイド』『13階段』など映像映えする題材を多く持つ作家だけに、今後の映像化の動向が注目されます。最新の映像化情報は各出版社公式サイト・著者の公式発表でご確認ください(2026年6月時点で未公表)。
まとめ|高野和明の新刊で何を読むべきか
高野和明は2001年デビュー以来、長編を数年に1作のペースで磨き上げる寡作の本格エンタメ作家。少ない冊数ながら、デビュー作『13階段』で江戸川乱歩賞、『ジェノサイド』で山田風太郎賞・日本推理作家協会賞・本屋大賞2位と、放つ作品はことごとく高評価を獲得してきました。2025年11月には著者初の短編集『犯人と二人きり』が刊行され、約3年ぶりの新刊として話題を集めています。
初めての方には:
– 極上のエンタメ性とスケール感を味わうなら『ジェノサイド』(本屋大賞2位)
– 社会派ミステリの傑作にしてデビュー作『13階段』(江戸川乱歩賞)
– 笑いと涙のヒューマンドラマなら『幽霊人命救助隊』
最新の高野作品を追いたい方には:
– 著者初の短編集『犯人と二人きり』(2025年11月)
– 約11年ぶりの長編『踏切の幽霊』(直木賞候補)
寡作だからこそ、どこから読んでも“ハズレなし”。気になった1作から、高野和明の世界に飛び込んでみてください。
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出典・参考情報(高野和明 新刊情報の確認元)
- 文藝春秋「『犯人と二人きり』高野和明」単行本ページ(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163920375)
- 文藝春秋「『踏切の幽霊』高野和明」単行本ページ(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916330)
- 株式会社文藝春秋 プレスリリース「高野和明作品、初の電子書籍化!」(2025年11月)
- KADOKAWA「ジェノサイド」製品ページ(https://www.kadokawa.co.jp/product/201010000074/)
- 講談社「『13階段 新装版』」製品ページ(https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000419309)
- Wikipedia「高野和明」項目(最終確認: 2026年6月11日)










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