
2026年9月– date –
-
エッセイ
夢をかなえるゾウ 水野敬也 レビュー|関西弁の神ガネーシャが出す課題 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
水野敬也『夢をかなえるゾウ』を完全ガイド。冴えないサラリーマンの前に現れた関西弁の象の神ガネーシャが、「靴をみがく」「募金する」といった地味な課題を毎日ひとつずつ出してくる自己啓発小説です。2007年に飛鳥新社から刊行され、現在は文響社から文庫・単行本が出ています。 -
このミステリーがすごい
失われた貌 櫻田智也 レビュー|このミス2026国内1位・著者初の長編 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
櫻田智也『失われた貌』を完全ガイド。顔を潰され歯を抜かれ両手を切断された男性の死体が山中で見つかる。報道の直後、10年前に失踪し死亡認定された父ではないかと小学生が警察を訪ねてくる。「このミステリーがすごい!2026年版」国内編第1位ほか主要3ランキングを制した著者初の長編です。 -
ミステリー
雪煙チェイス 東野圭吾 レビュー|雪山シリーズ第3作 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
東野圭吾『雪煙チェイス』を完全ガイド。殺人の容疑をかけられた大学生・竜実のアリバイを証明できるのは、スキー場で一度会っただけの女性スノーボーダーただ一人。2016年12月に実業之日本社文庫から文庫書き下ろしで刊行された雪山シリーズ第3作です。2023年10月に新装版が出ています。 -
純文学
にぎやかな落日 朝倉かすみ レビュー|直木賞作家が描く83歳の日常 あらすじ・読みどころ・どの版を買うか完全ガイド【2026年最新】
朝倉かすみ『にぎやかな落日』を完全ガイド。北海道で独り暮らしをする83歳のおもちさんが、持病の悪化で入院することになり、東京の娘と近くに住む嫁に支えられて過ごす人生最晩年を描く長編です。第175回直木賞『けんぐゎい』の著者による作品。2021年4月に光文社、2023年11月に光文社文庫。 -
純文学
アンチ・グッドモーニング 八木詠美 レビュー|第175回芥川賞候補・『空芯手帳』の著者 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
八木詠美『アンチ・グッドモーニング』を完全ガイド。仕事のチャット通知に追い立てられ眠りを奪われた「わたし」が、ウェルビーイングを強要する会社と丁寧な暮らしを推奨する夫のあいだで安眠を求めて奔走する不眠アドベンチャー長篇です。第175回芥川賞候補。2026年6月29日に河出書房新社から刊行。 -
純文学
ソリティアおじさんがいた頃 村司侑 レビュー|第131回文學界新人賞・第175回芥川賞候補 あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】
村司侑『ソリティアおじさんがいた頃』を完全ガイド。京都の味噌製造会社に勤める女性が、かつて「ソリティアおじさん」と呼んでいた人の訃報をきっかけに人生の決断を下すまでを描く作品です。第131回文學界新人賞受賞作にして第175回芥川賞候補。2026年7月7日に文藝春秋から136ページで刊行。 -
純文学
丹心 仁科斂 レビュー|第175回芥川賞候補・新潮新人賞作家 あらすじ・読みどころ・併録作完全ガイド【2026年最新】
仁科斂『丹心(まごころ)』を完全ガイド。中国・寧波の廃墟マンション「爛尾楼」を美術館に変えるプロジェクトで、建築助手のレンが住民の立ち退きと人間関係に奔走する作品です。第56回新潮新人賞受賞作家による第175回芥川賞候補作。奄美のリゾート開発を描く「さびしさは一個の廃墟」を併録。 -
純文学
悪い血 鈴木涼美 レビュー|第175回芥川賞候補作 あらすじ・読みどころ・3度目の候補まで完全ガイド【2026年最新】
鈴木涼美『悪い血』を完全ガイド。奔放に生きてきた主人公が突然の衝撃をつきつけられ、採取された血を取り戻すため病院へ向かう道中で過去の行いが蘇る「罪と罰」の物語です。第175回芥川賞候補作。2026年7月7日に文藝春秋から128ページで刊行。著者にとって3度目の芥川賞候補になります。 -
純文学
猿の戴冠式 小砂川チト レビュー|第170回芥川賞候補・三島賞候補作 あらすじ・読みどころ・合本文庫完全ガイド【2026年最新】
小砂川チト『猿の戴冠式』を完全ガイド。ある事件以降引きこもっていたしふみが、テレビ画面の中に「おねえちゃん」を見つけ、言葉を機械学習させられたボノボ「シネノ」と魂をシンクロさせていく作品です。第170回芥川賞・第37回三島由紀夫賞・第46回野間文芸新人賞の候補。2026年6月に合本文庫化。 -
純文学
家庭用安心坑夫 小砂川チト レビュー|第65回群像新人文学賞のデビュー作 あらすじ・読みどころ・どの版を買うか完全ガイド【2026年最新】
小砂川チト『家庭用安心坑夫』を完全ガイド。日本橋三越の柱に幼い頃のシールを見つけた専業主婦・小波の前に、父だと言い聞かされた廃坑テーマパークのマネキン「ツトム」が現れる幻想的な長編です。第65回群像新人文学賞受賞のデビュー作で第167回芥川賞候補。2026年6月に『猿の戴冠式』との合本文庫が出ました。
