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爆弾 呉勝浩 レビュー|このミス1位の取調室サスペンス あらすじ・読みどころ完全ガイド【2026年最新】

2026 10/11
ジャンル別 ミステリー
2026年8月17日2026年10月11日
爆弾(呉勝浩の警察ミステリー。このミステリーがすごい2023年版第1位)レビュー記事のアイキャッチ画像

『爆弾』は、呉勝浩が書いたミステリーで、2022年4月に講談社から単行本、2024年7月に講談社文庫として刊行されました。『このミステリーがすごい! 2023年版』第1位をはじめ各種ランキングを制し、第167回直木賞候補作にもなっています。取調室に捕らわれた冴えない男が「十時に爆発があります」と予言するという物語です。この記事では、あらすじ・読みどころ・続編・映画版まで紹介します。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 『このミステリーがすごい! 2023年版』第1位
  • 講談社文庫で1,067円・500ページ
  • 単行本・文庫・電子書籍版すべてチェック可能

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目次

爆弾とは|各種ミステリランキングを制した呉勝浩の長編

項目 内容
著者 呉勝浩
ジャンル ミステリー・警察小説
単行本 2022年4月(講談社・本体1,800円)
単行本ISBN 978-4-06-527347-0
文庫 2024年7月12日(講談社文庫・1,067円税込・500ページ)
文庫ISBN 978-4-06-536370-6
ランキング 『このミステリーがすごい! 2023年版』第1位/『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇第1位/2023年本屋大賞第4位
候補 第167回直木賞候補作
続編 『法廷占拠 爆弾2』(2024年7月・講談社)
主な登場人物 自称・スズキタゴサク/警視庁特殊犯係の類家

『爆弾』は、呉勝浩が取調室を主戦場に書いたミステリーです。

講談社は本作を「東京中に爆弾。怪物級ミステリー!」と紹介しています。

『このミステリーがすごい! 2023年版』と『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇の両方で第1位を獲得し、

2023年本屋大賞第4位、第167回直木賞候補作にもなりました。

なお直木賞は候補であり、受賞ではありません。

爆弾 - 呉勝浩

爆弾

呉勝浩|講談社文庫

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爆弾のあらすじ|「十時に爆発があります」

爆弾 取調室の自称スズキタゴサクが十時の爆発を予言し、秋葉原の廃ビルが爆発、爆破は三度続くと告げられて警視庁特殊犯係の類家が知能戦を挑むまでの物語の流れ

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。

取調室の冴えない男

自称・スズキタゴサク。

取調室に捕らわれた冴えない男が、突如「十時に爆発があります」と予言します。

予言のとおりに爆発する

直後、秋葉原の廃ビルが爆発しました。

タゴサクは、爆破は三度、続くと言います。

知能戦が始まる

タゴサクは自分の予言をただの”霊感”だと嘯きます。

警視庁特殊犯係の類家は、情報を引き出すべく知能戦を挑みます。

講談社は続く展開を「炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。」と紹介しています。

この先がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。

爆弾の3つの読みどころ

爆弾 3つの読みどころ(拡散する悪意という社会の反応まで射程に入れている点・霊感だと嘯いて説明を拒む相手から情報を引き出す難しさ・現場に行けず取調室の言葉だけで爆弾を止めようとする構図)

1. 舞台が取調室であること

爆破事件を扱いながら、物語の主戦場は取調室です。

現場に行けない登場人物が、言葉だけで爆弾を止めようとするという制約が、

そのまま緊張を生み出します。

制約 生まれる緊張
情報源がタゴサク一人 嘘か本当か確かめられない
予言が当たってしまう 無視するという選択肢が消える
残り時間が区切られている 会話の一往復に重みが出る

2. 「霊感だ」と嘯く相手から情報を取る難しさ

タゴサクは自分の予言をただの”霊感”だと嘯きます。

説明を拒む相手から、説明を引き出さなければならないという状況が、

類家の側の知能戦を成立させています。

3. 「拡散する悪意」という射程

講談社の紹介にある「拡散する悪意」という言葉が示すとおり、

本作が扱うのは爆弾そのものより、それを見ている社会の反応でもあります。

各種ランキングで1位を取った理由は、この射程の広さにあると紹介されることが多いです。

爆弾の単行本と文庫の違い

爆弾 2022年刊の講談社単行本と2024年刊の講談社文庫版の価格と体裁の対比

本作には単行本と講談社文庫の2つの版があります。

版 刊行 定価 ISBN
単行本 2022年4月(講談社) 本体1,800円 978-4-06-527347-0
講談社文庫 2024年7月12日 1,067円(本体970円) 978-4-06-536370-6

文庫版は500ページです。

今から手に取るなら、価格と入手しやすさの両面で講談社文庫版が選びやすいです。

なお文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。

⚠ 同じ『爆弾』という書名でヤンマガKCのコミカライズも刊行されています。

小説版を探すときは講談社文庫(ISBN 978-4-06-536370-6)か単行本(ISBN 978-4-06-527347-0)で確認してください。

爆弾の続編と映画版

続編『法廷占拠 爆弾2』

2024年7月に講談社から続編『法廷占拠 爆弾2』が刊行されています(ISBN 978-4-06-536304-1)。

爆弾 法廷占拠 爆弾2
刊行 2022年4月(講談社) 2024年7月(講談社)
舞台 取調室 法廷
時点 連続爆破事件 事件の一年後、スズキタゴサクの裁判中

講談社は続編を、スズキタゴサクの裁判中に、銃を持った青年が法廷を占拠し、100人を自らの”ゲーム”に参加させ、

その様子が全国に中継されるという内容で紹介しています。

3作目の刊行予定は公表されていません。

映画版

映画『爆弾』が2025年10月31日に公開されました。

項目 内容
公開 2025年10月31日
監督 永井聡
出演 山田裕貴/伊藤沙莉/染谷将太/渡部篤郎
配給 ワーナー・ブラザース映画

映画版と原作の異同は公表されていません。 原作を読んでから観ても、逆でも成立します。

爆弾の読了時間と難易度

  • 読了時間目安: 約7〜8時間(講談社文庫・500ページ)
  • 難易度: ★★★☆☆(会話の応酬を追う集中力が要る)
  • おすすめタイプ: ミステリーランキング上位作を追いたい人/警察小説が好きな人/会話中心のサスペンスが好きな人

シリーズ知識は不要で、この1冊から読めます。 続編は本作のあとに読む構成です。

爆弾に関するよくある質問

Q. 爆弾は何のランキングで1位を取った?

A. 『このミステリーがすごい! 2023年版』と『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇の両方で第1位です。

さらに2023年本屋大賞第4位、第167回直木賞候補作にもなりました。

直木賞は候補であり受賞ではありません。

Q. 爆弾に続編はある?

A. あります。 『法廷占拠 爆弾2』(2024年7月・講談社・ISBN 978-4-06-536304-1)です。

連続爆破事件の一年後、スズキタゴサクの裁判中に法廷が占拠されるという内容です。

3作目の刊行予定は公表されていません。

Q. 爆弾の映画はいつ公開された?

A. 2025年10月31日です。

監督は永井聡、出演は山田裕貴・伊藤沙莉・染谷将太・渡部篤郎、配給はワーナー・ブラザース映画です。

Q. 爆弾の単行本と文庫はどちらを選べばいい?

A. 今から手に取るなら講談社文庫版(2024年7月12日刊・1,067円・500ページ)が選びやすいです。

単行本は2022年4月刊(本体1,800円)でした。

文庫化にあたっての加筆の有無は公表されていません。

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まとめ|爆弾は取調室だけで東京を揺らす知能戦

『爆弾』は、呉勝浩が取調室を主戦場に書いたミステリーです。

自称・スズキタゴサクが「十時に爆発があります」と予言し、

警視庁特殊犯係の類家が情報を引き出すべく知能戦を挑みます。

『このミステリーがすごい! 2023年版』第1位・『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇第1位・

2023年本屋大賞第4位・第167回直木賞候補作という評価を受けました。

2022年4月に単行本、2024年7月に講談社文庫で読めます。

続編『法廷占拠 爆弾2』(2024年7月)、映画版は2025年10月31日公開です。

爆弾 - 呉勝浩

爆弾

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爆弾・関連作品の読書ガイド

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  • 本屋大賞の受賞作ガイド
  • 『蒼羽さん事件』レビュー|あらすじ・読みどころ
  • 『悪逆』レビュー|あらすじ・読みどころ

出典・参考情報

  • 講談社『爆弾』製品詳細(講談社文庫・2024年7月12日発売・1,067円/本体970円・500ページ・ISBN 978-4-06-536370-6・内容紹介/『このミステリーがすごい! 2023年版』第1位・『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇第1位・第167回直木賞候補作・2023年本屋大賞第4位・映画化の記載)
  • 講談社『法廷占拠 爆弾2』製品詳細(2024年7月刊・ISBN 978-4-06-536304-1・内容紹介)
  • ワーナー・ブラザース映画『爆弾』作品情報(2025年10月31日公開・監督 永井聡・出演 山田裕貴/伊藤沙莉/染谷将太/渡部篤郎)
  • openBD 書誌データ(ISBN 9784065273470/9784065363706/9784065363041・書名・著者・出版社・シリーズ名・刊行年月)
  • 最終確認: 2026年8月17日


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