加納朋子の最新刊・代表作、〈駒子〉シリーズの読む順番、入門におすすめの作品までこの1ページで完結。殺人より「人の心の機微」を描く”日常の謎”系ミステリの名手の魅力を、あらすじ付きでガイドします。
最終更新日: 2026年6月15日
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加納朋子とは|プロフィール
加納朋子(かのう ともこ)は、1966年生まれ・福岡県出身のミステリ作家。1992年に『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞してデビューしました。殺人事件ではなく、日常に潜む小さな「謎」を温かな筆致で解き明かす”日常の謎”系ミステリの名手として知られ、連作短編の構成の巧みさに定評があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年 | 1966年 |
| 出身 | 福岡県(北九州市) |
| デビュー作 | 『ななつのこ』(1992・第3回鮎川哲也賞) |
| 主な受賞歴 | 第3回鮎川哲也賞、第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門) |
| 作風 | “日常の謎”系ミステリ、連作短編、心の機微を描く物語 |
加納朋子の最新刊・近作
1(ONE)(2024年1月)
加納朋子の単独著作として最新にあたる、〈駒子〉シリーズ20年ぶりの新作(シリーズ第4作)。『ななつのこ』から続く駒子の物語が、再び動き出す本格ミステリ連作です。デビューシリーズのファンには見逃せない一冊。
※2025年に出た『コッペリア』(創元推理文庫)はかつて講談社で刊行された長編の新装版、『空をこえて七星のかなた』集英社文庫版は単行本(2022年)の文庫化です。書き下ろしの単独最新作は『1(ONE)』(2024年)になります。
加納朋子の代表作

ななつのこ(デビュー作・1992年)
第3回鮎川哲也賞を受賞したデビュー作にして、〈駒子〉シリーズ第1作。短編集に感想を綴った女子大生・駒子と、その本の作者との文通を通じて、日常の小さな謎が解かれていく連作短編。”日常の謎”系ミステリの代表作として、今なお愛され続ける名作です。加納朋子を初めて読むなら、まずこの1冊から。
ガラスの麒麟(日本推理作家協会賞・1997年)
第48回日本推理作家協会賞を受賞した連作ミステリ。通り魔に殺された女子高生・安藤麻衣子を軸に、彼女に関わった少女たちの心の揺らぎを繊細に描きます。受賞作にふさわしい完成度で、加納作品の到達点のひとつ。
掌の中の小鳥
カクテルバーを舞台にした連作ミステリ。恋愛模様とささやかな謎が織り込まれた、加納朋子らしい上品で温かな一冊です。
スペース(〈駒子〉シリーズ第3作)
『ななつのこ』『魔法飛行』に続く〈駒子〉シリーズ第3作。駒子をめぐる日常の謎が、シリーズならではの仕掛けとともに描かれます。
七人の敵がいる
働く母・陽子が、PTA・学校・ご近所など「七つの敵」に立ち向かうユーモラスな連作。”日常の謎”とは趣を変えた、痛快で共感度の高いお仕事&家庭エンタメです。
カーテンコール!
閉校が決まった女子校の補習合宿に集う、生きるのが少し不器用な少女たちを描く連作青春小説。ミステリの枠を超えて、加納朋子の人間描写の温かさが光る一冊です。
空をこえて七星のかなた
宇宙への憧れをテーマに、北斗七星になぞらえた全7話で構成された連作短編集。童話調からSF調まで、多彩な味わいが楽しめます。
- “日常の謎”の入門にうってつけのデビュー作
- 創元推理文庫でシリーズをまとめ買い可
- 読了後は20年ぶりの最新作『1(ONE)』へ
加納朋子の〈駒子〉シリーズを読む順番

加納朋子の代表シリーズが、デビュー作から続く〈駒子〉シリーズです。刊行順に読むのがおすすめで、20年ぶりの最新作『1(ONE)』まで駒子の物語を追えます。
| # | タイトル | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | ななつのこ | デビュー作(1992・鮎川哲也賞) |
| 2 | 魔法飛行 | 〈駒子〉シリーズ第2作 |
| 3 | スペース | 〈駒子〉シリーズ第3作 |
| 4 | 1(ONE) | 20年ぶりの最新作(2024) |
加納朋子のよくある質問(FAQ)
Q. 加納朋子を初めて読むなら何がおすすめ?
A. デビュー作『ななつのこ』が最もおすすめです。”日常の謎”系ミステリの入門にぴったりで、加納朋子の温かな作風がよく表れています。受賞作の完成度を味わいたいなら『ガラスの麒麟』も好適です。
Q. 加納朋子の最新刊は?
A. 単独著作としての最新作は、〈駒子〉シリーズ20年ぶりの新作『1(ONE)』(2024年1月・東京創元社)です。2025年に話題になった『コッペリア』は旧作の新装版、『空をこえて七星のかなた』文庫版は文庫化なので、書き下ろしの最新作は『1(ONE)』になります。
Q. 加納朋子の〈駒子〉シリーズはどの順番で読む?
A. 『ななつのこ』→『魔法飛行』→『スペース』→『1(ONE)』の刊行順がおすすめです。デビュー作から読むと、駒子の物語と作風の変化を自然に追えます。
Q. 加納朋子の作風の特徴は?
A. 殺人などの凶悪犯罪ではなく、日常に潜む小さな謎を温かく解き明かす”日常の謎”系ミステリが真骨頂。連作短編の構成の巧みさと、人の心の機微を描く筆致に定評があります。
まとめ|加納朋子は”日常の謎”の温かさを味わえる名手
加納朋子は、デビュー作『ななつのこ』以来、日常の小さな謎を温かく描き続けてきた”日常の謎”系ミステリの名手。
- 初めて読むなら デビュー作『ななつのこ』から
- 受賞作の完成度を 日本推理作家協会賞『ガラスの麒麟』
- 最新の物語を追うなら 〈駒子〉シリーズ20年ぶりの『1(ONE)』
- 趣の違う一作も 痛快エンタメ『七人の敵がいる』
殺伐としない優しいミステリを読みたい方に、強くおすすめできる作家です。
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出典・参考情報
- 東京創元社 加納朋子 著者ページ(最終確認: 2026年6月15日)
- openBD(各作品書誌・最終確認: 2026年6月15日)
- Wikipedia「加納朋子」項目(最終確認: 2026年6月15日)










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