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巷説百物語シリーズを読む順番完全ガイド|全7作完結【2026年最新】

2026 6/16
シリーズ順番
2026年5月18日2026年6月16日
巷説百物語シリーズ全7作完結・読む順番ガイドのアイキャッチ画像(直木賞受賞シリーズ)

京極夏彦の妖怪時代小説・巷説百物語シリーズ全7作(完結)の読む順番を、刊行順・時系列順で完全網羅。直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞を制したシリーズの全貌。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 第1作『巷説百物語』から完結編『了巷説百物語』まで全7作
  • 直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞を制したシリーズ
  • 2026年4月文庫化の完結編・特装版BOXもチェック

Amazonで巷説百物語シリーズを見る →

目次

巷説百物語シリーズとは

項目 内容
著者 京極夏彦
ジャンル 妖怪時代小説・仕掛けものがたり
巻数 全7作(完結)
連載期間 1997〜2023年(連載開始から27年で完結)
第1作 巷説百物語(1999年)
完結編 了巷説百物語(2024年刊行)
出版社 KADOKAWA(角川書店)

江戸末期から幕末・明治を舞台に、御行(おんぎょう)の又市が率いる「仕掛けの一党」が、妖怪の噂を仕掛けに使って悪人を裁く伝奇時代小説の金字塔。直木賞受賞作『後巷説百物語』を含む、連載開始から27年に及ぶシリーズが2024年刊行の『了巷説百物語』で完結しました。

巷説百物語シリーズの読む順番(刊行順=推奨順)

巷説百物語シリーズ刊行年表(1999年〜2023年完結・主要3賞受賞)

巷説百物語シリーズは刊行順での読書を推奨します。ただし作中の時系列は前後しており、特に『前巷説百物語』は又市たちの若かりし頃を描く前日譚です。

順番 タイトル 発売年 受賞
1 巷説百物語 1999 シリーズ第1作
2 続巷説百物語 2001 –
3 後巷説百物語 2003 第130回直木賞受賞
4 前巷説百物語 2007 又市の前日譚
5 西巷説百物語 2010 第24回柴田錬三郎賞受賞
6 遠巷説百物語 2021 第56回吉川英治文学賞受賞
7 了巷説百物語 2024 シリーズ完結編

時系列順で読みたい方へ

作中時系列順だと以下のようになります:

  1. 前巷説百物語(江戸後期・又市20代)
  2. 巷説百物語(江戸末期)
  3. 続巷説百物語
  4. 西巷説百物語(同時期)
  5. 遠巷説百物語(同時期)
  6. 後巷説百物語(明治期・百介の老境からの回想)
  7. 了巷説百物語(完結編)

ただし刊行順での読書を強く推奨します。著者が物語を順に積み上げる構成で書いているため、刊行順の方が情報の解釈が自然です。

各作品のあらすじと読みどころ(全7作)

巷説百物語シリーズ主要4作(巷説百物語・後巷説百物語・西巷説百物語・了巷説百物語)

第1作:巷説百物語(1999年)

巷説百物語 - 京極夏彦

巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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「商売は仕掛け、仕掛けは妖怪」——御行の又市と「仕掛けの一党」(おぎん、長耳、山猫廻し、考物の百介)が、妖怪の噂を巧みに使って悪人を裁く7話連作。語り手は若き戯作者・百介で、後の『後巷説百物語』への伏線が散りばめられている。

第2作:続巷説百物語(2001年)

続巷説百物語 - 京極夏彦

続巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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前作に続く又市たちの仕掛け譚6話。今作では新たな仲間も加わり、より大掛かりな仕掛けが展開される。シリーズ世界観が一層広がる重要な続編。

第3作:後巷説百物語(2003年)★直木賞受賞作

後巷説百物語 - 京極夏彦

後巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第130回直木賞受賞作。明治の世になり、老境に至った百介が、又市たちの過去の仕掛けを若い読本作家・小一郎と山岡百介の孫・東雲三郎に語る7話連作。シリーズ前作までで描かれた事件の真相と、又市たちのその後が次第に明らかになる。シリーズ屈指の傑作。

第4作:前巷説百物語(2007年)

前巷説百物語 - 京極夏彦

前巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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時間を遡り、若き又市が「仕掛けの一党」を結成するまでの前日譚。若き又市・林蔵・山猫廻しの治平・おぎん・考物の百介がいかに出会い、なぜ仕掛けの道に入ったのか、シリーズの起源が明らかになる重要作。

第5作:西巷説百物語(2010年)★柴田錬三郎賞受賞

西巷説百物語 - 京極夏彦

西巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第24回柴田錬三郎賞受賞作。又市と縁深い大坂を舞台にした番外編的位置づけの連作短編集。京・大坂・西国を舞台に、関西を拠点とする仕掛師「上方の靄船の林蔵」を主役として展開する。

第6作:遠巷説百物語(2021年)★吉川英治文学賞受賞

遠巷説百物語 - 京極夏彦

遠巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第56回吉川英治文学賞受賞作。陸奥国遠野郷を舞台にした連作短編集。遠野民話と又市たちの仕掛けが交錯する、シリーズ晩年期の傑作。京極夏彦は2016年に遠野文化賞も受賞している。

第7作:了巷説百物語(2024年)★シリーズ完結編

了巷説百物語 - 京極夏彦

了巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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連載開始から27年に及ぶシリーズの完結編。又市と仕掛けの一党を巡る物語の最終的な顛末が明らかになる。シリーズ前6作までで残されていた謎が回収され、又市たちの「終わり」が描かれる感動の集大成。2024年6月19日に単行本(四六判・約1,150ページ)として刊行され、2026年4月24日に角川文庫より文庫化、特装版BOXも同時発売。

御行の又市と仲間たち|主要キャラクター

巷説百物語シリーズ主要登場人物(御行の又市・山猫廻しの治平・考物の百介・おぎん)
人物 役割 特徴
御行の又市 仕掛けの一党のリーダー 御行という浮浪僧の姿を借りた仕掛け師
山猫廻しの治平 一党の古参・知恵袋 元・山猫廻しの芸人
考物の百介 戯作者・記録者 一党の活動を後世に語り伝える役割
おぎん 仕掛けの一党の紅一点 大柄で力強い女性
長耳の伊三次 情報屋 諸国の噂を集める
事触れの治平 (前巷説)若き仕掛師 治平の若き日
小股潜りの又市 (前巷説)若き又市 又市の若き日

巷説百物語シリーズに関するよくある質問

Q. 巷説百物語シリーズはどこから読めばいい?

A. 第1作『巷説百物語』から刊行順に読むことを推奨します。直木賞受賞作『後巷説百物語』から入って遡るのも一つの方法ですが、伏線回収の感動を最大化するなら刊行順がベストです。

Q. 百鬼夜行シリーズとどう違う?

A. 同じ京極夏彦の作品ですが世界観は独立しています。百鬼夜行は昭和初期の現代ミステリ、巷説百物語は江戸〜明治の妖怪時代小説です。共通点は「妖怪を媒介に事件を解決/引き起こす」という構造のみ。

Q. シリーズ完結作『了巷説百物語』だけ読んでも理解できる?

A. 完結編なので過去6作の伏線が一気に回収される構成です。シリーズ未読の方は理解が難しいので、必ず第1作から順に読むことを推奨します。

Q. 1冊あたりの分量は?

A. 百鬼夜行シリーズと比べると比較的読みやすい分量で、文庫版で400〜600ページが平均。連作短編集形式なので途中で休憩しやすい構成です。

Q. 映像化作品は?

A. テレビアニメ『京極夏彦 巷説百物語』(2003年・WOWOW放送)、NHKラジオドラマ版が制作されています。

まとめ|巷説百物語シリーズで何を読むべきか

巷説百物語シリーズは京極夏彦が連載開始から27年をかけて完成させた妖怪時代小説の最高傑作。直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞という主要文学賞3冠を達成し、2024年刊行の完結編『了巷説百物語』で堂々完結しました。

読む順番のおすすめ:

1. 第1作『巷説百物語』から刊行順

2. 直木賞受賞作『後巷説百物語』までを一区切りに

3. 前日譚『前巷説百物語』で又市の過去を知る

4. 関西編『西巷説百物語』・遠野編『遠巷説百物語』で世界が広がる

5. 完結編『了巷説百物語』で全てが収束する

百鬼夜行シリーズと比べて1冊が読みやすく、連作短編集形式なので時代小説初心者にもおすすめです。

関連ガイド:京極夏彦の新刊・代表作完全ガイド | 百鬼夜行シリーズを読む順番完全ガイド | 後巷説百物語のあらすじ・感想レビュー

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