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巷説百物語シリーズを読む順番完全ガイド|全7作完結【2026年最新】

2026 9/29
シリーズ順番
2026年5月18日2026年9月29日
巷説百物語シリーズ全7作完結・読む順番ガイドのアイキャッチ画像(直木賞受賞シリーズ)

京極夏彦の妖怪時代小説・巷説百物語シリーズ全7作(完結)の読む順番を、刊行順・時系列順で完全網羅。直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞を制したシリーズの全貌。

※本ページはアフィリエイトリンクを含みます。

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  • 第1作『巷説百物語』から完結編『了巷説百物語』まで全7作
  • 直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞を制したシリーズ
  • 2026年4月文庫化の完結編・特装版BOXもチェック

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目次

巷説百物語シリーズとは

項目 内容
著者 京極夏彦
ジャンル 妖怪時代小説・仕掛けものがたり
巻数 全7作(完結)
連載期間 1997〜2023年(連載開始から27年で完結)
第1作 巷説百物語(1999年)
完結編 了巷説百物語(2024年刊行)
出版社 KADOKAWA(角川書店)

江戸末期から幕末・明治を舞台に、御行(おんぎょう)の又市が率いる「仕掛けの一党」が、妖怪の噂を仕掛けに使って悪人を裁く伝奇時代小説の金字塔。直木賞受賞作『後巷説百物語』を含む、連載開始から27年に及ぶシリーズが2024年刊行の『了巷説百物語』で完結しました。

巷説百物語シリーズの読む順番(刊行順=推奨順)

巷説百物語シリーズ刊行年表(1999年〜2023年完結・主要3賞受賞)

巷説百物語シリーズは刊行順での読書を推奨します。ただし作中の時系列は前後しており、特に『前巷説百物語』は又市たちの若かりし頃を描く前日譚です。

順番 タイトル 発売年 受賞
1 巷説百物語 1999 シリーズ第1作
2 続巷説百物語 2001 –
3 後巷説百物語 2003 第130回直木賞受賞
4 前巷説百物語 2007 又市の前日譚
5 西巷説百物語 2010 第24回柴田錬三郎賞受賞
6 遠巷説百物語 2021 第56回吉川英治文学賞受賞
7 了巷説百物語 2024 シリーズ完結編

時系列順で読みたい方へ

作中時系列順だと以下のようになります:

  1. 前巷説百物語(江戸後期・又市20代)
  2. 巷説百物語(江戸末期)
  3. 続巷説百物語
  4. 西巷説百物語(同時期)
  5. 遠巷説百物語(同時期)
  6. 後巷説百物語(明治期・百介の老境からの回想)
  7. 了巷説百物語(完結編)

ただし刊行順での読書を強く推奨します。著者が物語を順に積み上げる構成で書いているため、刊行順の方が情報の解釈が自然です。

各作品のあらすじと読みどころ(全7作)

巷説百物語シリーズ主要4作(巷説百物語・後巷説百物語・西巷説百物語・了巷説百物語)

第1作:巷説百物語(1999年)

巷説百物語 - 京極夏彦

巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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「商売は仕掛け、仕掛けは妖怪」——御行の又市と「仕掛けの一党」(おぎん、長耳、山猫廻し、考物の百介)が、妖怪の噂を巧みに使って悪人を裁く7話連作。語り手は若き戯作者・百介で、後の『後巷説百物語』への伏線が散りばめられている。

第2作:続巷説百物語(2001年)

続巷説百物語 - 京極夏彦

続巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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前作に続く又市たちの仕掛け譚6話。今作では新たな仲間も加わり、より大掛かりな仕掛けが展開される。シリーズ世界観が一層広がる重要な続編。

第3作:後巷説百物語(2003年)★直木賞受賞作

後巷説百物語 - 京極夏彦

後巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第130回直木賞受賞作。明治の世になり、老境に至った百介が、又市たちの過去の仕掛けを若い読本作家・小一郎と山岡百介の孫・東雲三郎に語る7話連作。シリーズ前作までで描かれた事件の真相と、又市たちのその後が次第に明らかになる。シリーズ屈指の傑作。

第4作:前巷説百物語(2007年)

前巷説百物語 - 京極夏彦

前巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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時間を遡り、若き又市が「仕掛けの一党」を結成するまでの前日譚。若き又市・林蔵・山猫廻しの治平・おぎん・考物の百介がいかに出会い、なぜ仕掛けの道に入ったのか、シリーズの起源が明らかになる重要作。

第5作:西巷説百物語(2010年)★柴田錬三郎賞受賞

西巷説百物語 - 京極夏彦

西巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第24回柴田錬三郎賞受賞作。又市と縁深い大坂を舞台にした番外編的位置づけの連作短編集。京・大坂・西国を舞台に、関西を拠点とする仕掛師「上方の靄船の林蔵」を主役として展開する。

第6作:遠巷説百物語(2021年)★吉川英治文学賞受賞

遠巷説百物語 - 京極夏彦

遠巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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第56回吉川英治文学賞受賞作。陸奥国遠野郷を舞台にした連作短編集。遠野民話と又市たちの仕掛けが交錯する、シリーズ晩年期の傑作。京極夏彦は2016年に遠野文化賞も受賞している。

第7作:了巷説百物語(2024年)★シリーズ完結編

了巷説百物語 - 京極夏彦

了巷説百物語

京極夏彦|角川文庫

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連載開始から27年に及ぶシリーズの完結編。又市と仕掛けの一党を巡る物語の最終的な顛末が明らかになる。シリーズ前6作までで残されていた謎が回収され、又市たちの「終わり」が描かれる感動の集大成。2024年6月19日に単行本(四六判・約1,150ページ)として刊行され、2026年4月24日に角川文庫より文庫化、特装版BOXも同時発売。

御行の又市と仲間たち|主要キャラクター

巷説百物語シリーズ主要登場人物(御行の又市・山猫廻しの治平・考物の百介・おぎん)
人物 役割 特徴
御行の又市 仕掛けの一党のリーダー 御行という浮浪僧の姿を借りた仕掛け師
山猫廻しの治平 一党の古参・知恵袋 元・山猫廻しの芸人
考物の百介 戯作者・記録者 一党の活動を後世に語り伝える役割
おぎん 仕掛けの一党の紅一点 大柄で力強い女性
長耳の伊三次 情報屋 諸国の噂を集める
事触れの治平 (前巷説)若き仕掛師 治平の若き日
小股潜りの又市 (前巷説)若き又市 又市の若き日

その一冊、“耳”で読むという手もあります

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巷説百物語シリーズに関するよくある質問

Q. 「巷説百物語シリーズ 読む順」で検索しましたが、読む順番と同じ意味ですか?

A. はい、「読む順」も「読む順番」も同じ意味で、どの巻・どの作品から読み始めればよいかを指します。巷説百物語シリーズの読む順は、本記事で解説している読む順番のとおりです。詳しくは上の「読む順番」の章をご覧ください。

Q. 巷説百物語シリーズはどこから読めばいい?

A. 第1作『巷説百物語』から刊行順に読むことを推奨します。直木賞受賞作『後巷説百物語』から入って遡るのも一つの方法ですが、伏線回収の感動を最大化するなら刊行順がベストです。

Q. 百鬼夜行シリーズとどう違う?

A. 同じ京極夏彦の作品ですが世界観は独立しています。百鬼夜行は昭和初期の現代ミステリ、巷説百物語は江戸〜明治の妖怪時代小説です。共通点は「妖怪を媒介に事件を解決/引き起こす」という構造のみ。

Q. シリーズ完結作『了巷説百物語』だけ読んでも理解できる?

A. 完結編なので過去6作の伏線が一気に回収される構成です。シリーズ未読の方は理解が難しいので、必ず第1作から順に読むことを推奨します。

Q. 1冊あたりの分量は?

A. 百鬼夜行シリーズと比べると比較的読みやすい分量で、文庫版で400〜600ページが平均。連作短編集形式なので途中で休憩しやすい構成です。

Q. 映像化作品は?

A. テレビアニメ『京極夏彦 巷説百物語』(2003年・WOWOW放送)、NHKラジオドラマ版が制作されています。

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まとめ|巷説百物語シリーズで何を読むべきか

巷説百物語シリーズは京極夏彦が連載開始から27年をかけて完成させた妖怪時代小説の最高傑作。直木賞・柴田錬三郎賞・吉川英治文学賞という主要文学賞3冠を達成し、2024年刊行の完結編『了巷説百物語』で堂々完結しました。

読む順番のおすすめ:

1. 第1作『巷説百物語』から刊行順

2. 直木賞受賞作『後巷説百物語』までを一区切りに

3. 前日譚『前巷説百物語』で又市の過去を知る

4. 関西編『西巷説百物語』・遠野編『遠巷説百物語』で世界が広がる

5. 完結編『了巷説百物語』で全てが収束する

百鬼夜行シリーズと比べて1冊が読みやすく、連作短編集形式なので時代小説初心者にもおすすめです。

関連ガイド:京極夏彦の新刊・代表作完全ガイド | 百鬼夜行シリーズを読む順番完全ガイド | 後巷説百物語のあらすじ・感想レビュー

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