『終着駅殺人事件』は、西村京太郎が書いたミステリー小説で、十津川警部と亀井刑事が捜査にあたる長編です。光文社は本作を「累計160万部の栄光! 第34回日本推理作家協会賞に輝く、愛と郷愁の国民的ミステリー!」と案内しています。1980年の刊行以来、版を変えて3度読める形になっており、現在の入手先は2009年10月刊の光文社文庫です。この記事では、あらすじ・読みどころ・どの版を買えばいいのかまで紹介します。
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- 第34回日本推理作家協会賞を受賞した累計160万部の長編
- 現行版は光文社文庫ミリオンセラー・シリーズ(456ページ)
- 文庫版・電子書籍版のどちらもチェック可能
終着駅殺人事件とは|第34回日本推理作家協会賞を受賞した国民的ミステリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 西村京太郎(1930-2022) |
| ジャンル | ミステリー小説・トラベルミステリー |
| 探偵役 | 十津川警部・亀井刑事 |
| 受賞 | 第34回日本推理作家協会賞 |
| 発行部数 | 累計160万部(光文社の惹句) |
| 現行版 | 光文社文庫 ミリオンセラー・シリーズ |
| 現行版の刊行 | 2009年10月20日(書店発売日 2009年10月8日) |
| 現行版のページ数 | 456ページ |
| 定価 | 924円(税込) |
| ISBN | 978-4-334-74675-9 |
| 整理番号 | に1-108 |
| 電子書籍 | 2012年10月25日配信 |
| 初刊 | 光文社カッパ・ノベルス・1980年7月(263ページ) |
『終着駅殺人事件』は、西村京太郎が十津川警部と亀井刑事を捜査役に据えて書いたミステリー小説です。
光文社は本作を「愛と郷愁の国民的ミステリー」と紹介し、累計160万部という数字を挙げています。
第34回日本推理作家協会賞を受賞した作品で、歴代の受賞作は日本推理作家協会賞 歴代受賞作完全ガイドにまとめています。
初刊は1980年7月の光文社カッパ・ノベルスで、現在入手しやすいのは2009年10月刊の光文社文庫(ミリオンセラー・シリーズ・456ページ)です。
終着駅殺人事件のあらすじ|上野発「ゆうづる7号」で始まる連続殺人

版元が公表しているあらすじの範囲で、物語の入り口を整理します。
青森県F高校の同窓生、男女七人
物語の中心にいるのは、青森県F高校の男女七人の同窓生です。
光文社の紹介では、この七人が同じ列車で郷里へ向かおうとするところから話が動き出します。
上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で七年ぶりの帰郷
七人が乗ろうとしていたのは、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」でした。
卒業後七年ぶりに郷里へ向かおうとしていた——これが光文社による導入の紹介です。
なお、「ゆうづる7号」について光文社の公式ページが記しているのは「上野発の寝台特急」という点までです。
実在の列車としての運行区間などは版元公式に記載が無いため、本記事では触れません。
上野駅構内で、第一の殺人
しかし上野駅構内で第一の殺人が起きます。
出発の前に、すでに事件が始まっているという入り方です。
次々に仲間が殺されていく
その後、次々に仲間が殺されていくと光文社は書いています。
七年ぶりの帰郷が、そのまま連続殺人へと変わっていきます。
亀井刑事と十津川警部が捜査を開始
上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事が、十津川警部とともに捜査を開始します。
捜査の担当として割り当てられたのではなく、たまたま居合わせたという始まり方です。
この先がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。
終着駅殺人事件の3つの読みどころ

1. 旅立つ前の「上野駅構内」で第一の殺人が起きること
列車に乗り込むより先に、上野駅構内で第一の殺人が起きます。
| 場面 | 起きること |
|---|---|
| 上野駅構内 | 第一の殺人 |
| 帰郷の道中 | 次々に仲間が殺されていく |
| 捜査 | 亀井刑事と十津川警部が動き出す |
移動の途中ではなく出発地点で最初の事件が起きるという配置が、物語の緊張感の起点になっています。
2. 「愛と郷愁」という光文社の位置づけ
光文社は本作を「愛と郷愁の国民的ミステリー」と紹介しています。
同窓生七人が卒業後七年ぶりに郷里へ向かおうとしていたという設定は、
単なる移動ではなく故郷に帰るという行為そのものが物語の土台になっていることを示しています。
本作がトラベルミステリーとして読まれてきた理由も、この「移動」と「郷里」の重なりにあります。
3. 亀井刑事が「偶然」事件に出会うこと
捜査の始まり方が印象的です。
光文社の紹介によれば、上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事が、十津川警部とともに捜査を開始します。
十津川警部と亀井刑事のコンビが動く長編であり、
西村京太郎の作品を初めて読む人にとっても入りやすい構図です。
なお、本作が十津川警部シリーズの第何作にあたるかは光文社の公式ページに記載が無いため、本記事では書きません。
終着駅殺人事件はどの版を買えばいい?|現行版は2009年の光文社文庫

『終着駅殺人事件』には版が3つあります。
書名が同じで刊行年もページ数も違うため、書店やネット書店で迷いやすいポイントです。
| 刊行 | 版 | ページ数 | ISBN | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 1980年7月 | 光文社カッパ・ノベルス | 263ページ | — | 初刊 |
| 1984年11月 | 光文社文庫 | 390ページ | 4-334-70058-6 | 旧文庫版 |
| 2009年10月 | 光文社文庫 ミリオンセラー・シリーズ | 456ページ | 978-4-334-74675-9 | 現行版 |
いま買うなら2009年10月刊の光文社文庫(ミリオンセラー・シリーズ)です。
ISBN 978-4-334-74675-9、456ページ、924円(税込)、整理番号はに1-108です。
1980年7月の光文社カッパ・ノベルスが初刊で、263ページでした。
1984年11月には光文社文庫版(390ページ)が出ています。
古書で見かけるのはこの2つで、書名は同じでも判型とページ数が異なります。
電子書籍は2012年10月25日に配信が始まっています。かさばらせたくない人はこちらも選べます。
なお、3つの版のあいだで本文に異同があるかどうかは光文社の公式ページに記載が無いため、本記事では触れません。
ページ数の違いは判型・組版の違いによるものとして扱っています。
終着駅殺人事件の読了時間と難易度
- 読了時間目安: 約5〜7時間(光文社文庫 現行版・456ページ)
- 難易度: ★★☆☆☆(鉄道の予備知識がなくても読める)
- おすすめタイプ: ミステリー小説の定番を読みたい人/十津川警部ものを初めて読む人/日本推理作家協会賞の受賞作を追いたい人
456ページの長編ですが、上野駅構内での第一の殺人から連続殺人へという流れがはっきりしているため、
出来事の順番そのものは追いやすい構成です。
十津川警部と亀井刑事のコンビが捜査にあたる長編なので、
シリーズの前の巻を読んでいなくても、この1冊から入れます。
終着駅殺人事件に関するよくある質問
Q. 終着駅殺人事件のあらすじは?
A. 青森県F高校の男女七人の同窓生が、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で卒業後七年ぶりに郷里へ向かおうとしていたところ、上野駅構内で第一の殺人が起きます。
その後、次々に仲間が殺されていき、上野駅で偶然事件に遭遇した亀井刑事が十津川警部とともに捜査を開始します。
Q. 終着駅殺人事件は何か賞を受賞している?
A. 第34回日本推理作家協会賞を受賞しています。
光文社は本作を「第34回日本推理作家協会賞に輝く、愛と郷愁の国民的ミステリー!」と紹介しています。
Q. 終着駅殺人事件はどの版を買えばいい?
A. 2009年10月刊の光文社文庫(ミリオンセラー・シリーズ/456ページ/ISBN 978-4-334-74675-9)が現行版です。
初刊は1980年7月の光文社カッパ・ノベルス(263ページ)、1984年11月には光文社文庫版(390ページ)も出ていますが、いま新刊で買えるのは2009年版です。電子書籍は2012年10月25日から配信されています。
Q. 終着駅殺人事件の探偵役は誰?
A. 十津川警部と亀井刑事です。
上野駅で偶然事件に遭遇した亀井刑事が、十津川警部とともに捜査を開始します。なお、本作がシリーズの第何作にあたるかは光文社の公式ページに記載が無いため、本記事では触れていません。
電子版はセールとポイント還元で実質の支払いが下がることがあります。紙と電子で価格が違うので、Amazonで確認してください。
まとめ|終着駅殺人事件は帰郷の列車が連続殺人に変わる長編
『終着駅殺人事件』は、西村京太郎が十津川警部と亀井刑事を捜査役に書いたミステリー小説です。
青森県F高校の男女七人の同窓生が、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で卒業後七年ぶりの帰郷に向かおうとしたところ、上野駅構内で第一の殺人が起き、次々に仲間が殺されていきます。
上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事が、十津川警部とともに捜査を開始します。
本作は第34回日本推理作家協会賞を受賞しており、光文社は「累計160万部の栄光! 愛と郷愁の国民的ミステリー!」と案内しています。
版は3つあり、初刊が1980年7月の光文社カッパ・ノベルス(263ページ)、1984年11月の光文社文庫(390ページ)、そして現行版が2009年10月刊の光文社文庫ミリオンセラー・シリーズ(456ページ・ISBN 978-4-334-74675-9)です。
いま買うなら2009年版、かさばらせたくないなら2012年10月25日配信の電子書籍という選び分けになります。
- 十津川警部と亀井刑事が捜査にあたる累計160万部の長編
- 現行版は2009年10月刊の光文社文庫(456ページ・924円税込)
- 文庫版・電子書籍版(2012年10月配信)が選べる
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出典・参考情報
- 光文社 書誌ページ『終着駅殺人事件』(内容紹介・キャッチコピー・第34回日本推理作家協会賞・累計160万部・2009年10月20日刊・456ページ・924円税込・ISBN 978-4-334-74675-9・ミリオンセラー・シリーズ・整理番号 に1-108・書店発売日 2009年10月8日・電子書籍 2012年10月25日配信)
- 国立国会図書館サーチ 書誌データ(光文社カッパ・ノベルス 1980年7月・263ページ/光文社文庫 1984年11月・ISBN 4-334-70058-6・390ページ)
- 国立国会図書館 典拠データ(著者 西村京太郎・生没年 1930-2022)
- openBD 書誌データ(ISBN 9784334746759・書名・著者・出版社・レーベル・刊行年月)
- 最終確認: 2026年8月26日




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